2008年夏に僕の手元にiPhone 3Gがやってきて、僕はすぐに紙の手帳を持つのを止めた。
スケジュールも連絡先もやるべきこともメモもノートも、基本的にはiPhoneで出来てしまうのだから、紙の手帳はいらなくなってしまう。
でも、実は紙の手帳を持たなくなって不便だと感じている点もあった。
いや、不便というより「寂しい」といったほうが正確か。
そんな僕の心の隙間を埋めてくれる素晴らしいiPhoneアプリがやってきた。その名は「手帳の付録」。そう、まさに僕はこれを待っていた。
毎年買い替えていた頃の手帳の時も、システム手帳になった時も、この手の雑学的便利情報はいつも身につけていた。
では、早速見てみよう。
まずは設定画面から。背景色と文字色をそれぞれ設定できるのだが、妙に選択肢が多い。白と黒ぐらいかと思って設定画面を開いて驚いた。
まだまだ終わらないカラー設定。誰がオレンジの背景とかを選ぶのだろう(^_^;)。
まずは背景を黒に、文字を白に設定してみた。
というわけでこちらがメインメニュー。いかにも「手帳の付録」に掲載されていそうな、ちょっとしたプチ情報が満載。嬉しいなあ。
というわけでまずは年齢早見表を。この辺りはベーシックな感じ。
そして次に「郵便料金」を表示させた時にバグを発見。黒ベースに白文字だと何も見えない!
というわけで急遽背景を白に、文字を黒に変更したところ無事読めた。
さらに面白いトピックが満載。長寿のお祝いなんて還暦と古希と喜寿くらいしか知らなかったぞ。
他にも「印紙税」や「手紙の書き方」、さらには花言葉だの六曜だの元素記号だの厄年だのウェブカラーコードだのと、もう盛り沢山。嬉しい〜(^-^)
これらの情報は基本的にブラウズするだけ。テキストをコピペしたりTwitterなどに飛ばしたりはできない模様。ここがちと残念だ。
というわけで、iPhoneがまた一つ豊かになった。もともとは便利を追求するためにアナログ手帳に追加されたこれらの「付録」。
今こうしてiPhoneにインストールされると、本来の目的とはちょっとだけずれた、軽いノスタルジーも感じてしまう。
でも実際郵便料金は早速今日活用させてもらった。極めて実用的なアプリなのだ。
これからは、徐々にこういうデジタルとアナログの狭間を繋ぐようなアプリが充実していくのかもしれない。
楽しみだ。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。