先週リリースされた、iPhoneやiPadなどの新OS、iOS 11。
普段なら速攻でアップデートして使ってみるのだが、今回はアップデートを見送ったまま。
アップデートしていない理由は、iOS 11では、32bitのアプリ、つまり長らくアップデートされていないまま放置されているアプリが動作しなくなるのだ。
そして、僕が昔から使い続けいてる習慣化アプリの多くが、アップデートされておらず、32bitのままなのだ。
iPhoneの習慣化アプリに32bit版が多くiOS 11にアップデートできていない件 [iPhone]
動かなくなる習慣化アプリが多くて辛い
▲ 僕のメインマシン、iPhone 7には、これだけの32bitアプリがインストールされている。
ほとんど使っていなくて問題ないアプリもあるのだが、習慣化のサポートアプリは今もバリバリ現役で使っていて、使えなくなると困るのだ。
▲ たとえばこちら、Calendar Trackerもその一つ。
「やったかやらなかったか」だけではなく、「どれだけやったか」も一緒に入力・管理できるのがポイントで、もう7年以上使っている。
蒸気のように、ランニングの距離や、ブログの記事数などのカウントに使ってきている。
新しいアプリに乗り換えることはできるが、過去の履歴が「閲覧」すらできなくなるのが辛い
▲ 習慣化アプリが動作しなくなる問題については、新しいアプリに乗り換えれば済む、とも言い切れないのが辛いところ。
たとえば僕は2009年9月1日から2,050日間、脚の疲労骨折まで走り続け、骨折から復活後昨日まで855日走り続けている、という履歴を持っている。
これは僕にとってもは本当にお宝なわけだが、上の画像のアプリStreaksも、iOS11にしてしまうと、動作しなくなる。
過去の履歴が「閲覧」すらできなくなるというのが、単にアプリを乗り換えれば良いというものではない、という点でまた辛いのだ。
選択肢は二つだが
僕にできる選択肢は二つ。
一つはiOS 10のままにして、今の習慣化アプリを使い続けること。
そしてもう一つは、履歴とお別れして、新しいアプリを探して乗り換えること。
一つ目の選択肢は、一見楽だが、日に日に最新技術から離れていき、時代遅れになっていく危険性を伴う。
なので、過去の履歴が見られなくなることは残念だが、新しい習慣化アプリに乗り換え、iOSを11にアップデートする方向で、アプリ探しをしようと思う。
年末の年次レビューのときに困らないよう、今年分くらいの履歴を書き出しておけば、混乱することはないだろう。
今月中をメドに新アプリを探して移行できるようにしようと思う。
まとめ
iPhoneの初期のアプリは個人開発者さんによる作品が多い。
リリースから年月が経つに連れ、廃業したのか飽きてしまったのか、アップデートされず放置されるアプリが増えていくのは、アップデートが無料である限り、仕方がない。
iPhoneが発売されて今年で10年(日本では9年)。
それだけの時間が流れたということなのだろう。
過去は過去で切り離して、ここからまた前に進んでいこう。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。