僕が住む鎌倉は春の暖かい陽気になり、桜も満開となり長かった冬も終わろうとしています。
でも今年はコロナウイルスの感染拡大防止のため、お花見も自粛、旅行もできず、会食も自粛。
そんな閉塞感が強い状況が続いていますね。
そんな中、僕のブログは全体的なアクセス数は増加傾向にあります。
2020年3月は117記事と過去最高の記事数の更新となったこともあるでしょう。
とはいえnoteの有料記事やYouTubeの更新の告知記事も結構あるため、まだまだ更新数は増やしたいと思っています。
コロナウイルスの影響で読まれる記事が変化している
アクセスアップは「健康」「運動」「ダイエット」「料理レシピ」など
そして、全体的にはアクセス数は増えていますが、読まれる記事は変化していることを実感します。
アクセス数が増加しているのは、まず健康や運動、ダイエットに関する記事。
もともと僕のブログの人気カテゴリーではあるのですが、このところさらにアクセスが増加しています。
コロナウイルスのせいで在宅勤務になったり外出自粛になったりして、運動不足の人が多いのかなと思いました。
SNSでは「コロナ太り」という言葉を時々見かけるようになっています。
会社員の人は通勤だけでも結構な運動になっていたのが、なくなってしまうわけですから。
何もしなければ運動不足になるのは当然ですね。
そういった背景もあってか、ランニングや筋トレなどの運動の記事。
ダイエットに関する情報、プロテインや栄養、それに半日断食なども良く読まれるようにに成っています。
書評記事でも、健康や栄養、ダイエットに関する本の書評記事の人気がアップしてきています。
続いてアクセスがアップしてきているのが、何と料理レシピ記事です。
最近はほとんど書いていないんですが、僕は一時期料理レシピ記事を書いていて、かなり人気があったんです。
料理男子の簡単で美味しいごはん、という感じで書いていたんですね。
2011年~2012年ごろにいくつか爆発的な人気記事になったものがありました。
ただその後僕自身が外食が多くなったりネタ切れを感じたりで書かなくなってしまいって久しいのです。
ブログはカテゴリーに記事を増やしていかないと、そのカテゴリーの記事の人気は徐々に下がっていきます。
料理レシピ記事は長く書いていないので、アクセスも落ちていたので、最新版へのアップデートもしていませんでした。
要は放ったらかし。かつては人気カテゴリーだったのでもったいないことなんです。
それがこの自粛ムードのおかげで検索からの流入が目に見えて増えてきたんですね。
ただ問題は、当時といまで僕の食生活が大幅に変わっていることなんです。
当時書いて人気がある記事はパスタのカルボナーラやペペロンチーノ。
それからカレーライス、チキンのトマト煮、豚のしょうが焼など。
たとえばこんな記事です。古いままの状態でお恥ずかしいのですが、どうせ全世界公開なのでリンクします。
豚のしょうが焼は今でも作って食べますが、家で炭水化物を摂らない生活をもう3年近く続けています。
なので家でパスタも茹でることはないし、カレーライスも作らないんですよ。
なので記事をアップデートするのもなかなか難しいなぁ、などと思ったりもしています。
でもいっぽうで、いまの僕のボディメイクな食生活のうち、栄養とか運動という側面からは結構書いているけれど、
具体的な食事のレシピか献立という方向からは記事を書いていないのも事実。
2020年の立花の食へのこだわりはかなり強いものがあるので、それを書くのはアリかと。
また、パスタにしてもたとえば全粒粉パスタを使ってみるとか、グルテンフリーパスタを試すとか。
そういう新しいアプローチをすることで、記事をアップデートしたり新規記事を増やしていくことはできるなぁ、なんて思い始めています。
いずれにしても、多くの人が今は在宅して家で食事をしようというムードになっています。
なので料理レシピの記事へのニーズが高まるのは当然のことですよね。
この辺は意識していきたいところです。
アクセスダウンは旅行記と飲食店レビュー記事
いっぽう、アクセスが減っているジャンルの記事も当然あります。
筆頭は旅行記ですね。
僕は海外旅行はヨーロッパとパラオくらいでもともとアクセスは少ないのですが、国内旅行記はアクセスが大きく減っています。
まあそれは当然のことですよね。
いまこの時期に旅行に行く人はほとんどいませんから。
ビジネスホテルの記事は比較的読まれていますが、いつもこの時期にアクセスが多い京都の観光地の記事は全然伸びません。
まあこれは当然といえば当然ですね。
そしてもう一つアクセスが落ちているのはグルメ記事。
これも外食自粛の要請が出ているわけですから、お店を探す必然性も意欲もなくなりますから、アクセスは減りますよね。
ただ面白いのが、圧倒的な人気店の記事へのアクセスは実はあまり減っていないというか、むしろ増えていたりします。
たとえば六本木の「鮨さいとう」の記事はずっと人気記事で、このところも大きくページビューが減ったりはしていません。
でもこのお店は去年から会員制になったので、いくら記事を眺めても予約は取れないわけです。
それでも多くの方が興味を持っているのか、憧れているのか、たくさんの方に読まれています。
同じように金沢の名店「小松弥助」の記事、札幌の長有名店「鮨一幸」などの記事へのアクセスも大きく落ちてはいません。
いっぽう、そこまで有名ではない町の「ちょっと良いお店」という位置づけのお店の記事は、やはり大きくアクセスが落ちています。
そういったお店は「憧れ」とか「興味」ではなく、もっと実用的な目的で普段は読まれているのでしょうね。
ごれから読まれる記事のトレンド
というわけで、ページビュー全体を見ているだけだと分からない変化が、記事を個別に見ていくことで浮き彫りになっていきます。
コロナウイルスの影響が短期に収束するとは思えない状況が続きます。
人々はしばらくはインドアに篭る傾向が強まり、外食産業はデリバリーや持ち帰りが中心にならざるを得ないでしょう。
そして出掛けて買い物をする人は減り、通販の利用が大きく加速していますし、これからもっと加速するでしょう。
実際Amazonのページを開いても、「注文増により欠品しているものがあります」という注記が表示されるほどです。
もちろん自分が書きたいことを書くのがブログですが、書きたいことと読者のニーズが合っていることが人気ブログ作りの鉄則です。
誰も旅をしないときに旅行記を更新しても、アクセスアップは望めないでしょう。
もちろん趣味で旅行記を書き続けることは悪いことではありません。
旅ができず悶々としている人たちに良い景色の写真などを届けることは希望につながるでしょう。
ただ、ブログを収益化したりブログをビジネスに結び付けたい場合には、時代の潮流に沿う記事書くことが必要になってきます。
通販の需要が爆発的に増えているということは、アフィリエイトで稼げる額も増えているはずなんです。
ならば、多くの人が「何を注文しているのか」「どんな情報を知りたがっているのか」を想像することで、需要とマッチした記事を書くことができるのではないでしょうか。
そういう意味でも、先日書いた「専門ブログか総合ブログか」という点で考えても、完全に一つのカテゴリーの専門ブログだと、時代の潮流に沿うことが難しい側面がありますね。
「海外旅行専門ブログ」として構築していると、今の状況でも他の分野の記事を突然書き始めるのは難しいかもしれません。
全方位である必要はないと思いますが、複数のカテゴリーの柱を持つ総合ブログの方が、こういうときは対応しやすいのではないかと思っています。
いずれにしても、大きな変化のときですね。
時代の流れを見極めて舵を切っていきたいと思います。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。