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「ブログで人生が劇的に変わる」と信じた僕の10年後

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今年2018年12月で僕がこのブログNo Second Lifeをはじめて10年になる。

10年前の僕は、中小企業の管理職を勤めるサラリーマンで、体重105kgの肥満体だっだ。

一回目の結婚が破綻して、祖母と親が作った借金の身代わり返済をしていて借金だらけ。

肥満体だから生活習慣病もオンパレードで、八方塞がり感が半端なかった。

「僕はこのまま病気になって、独り身で、お金もなく借金だらけで、絶望して死ぬのだ」

僕は本気でそう思ったし、それが当時の僕にとってのリアリティーだった。

そんな状況のなかで僕はブログを始めた。

当時はまだ「プロブロガー」という言葉はなかったし、僕自身アフィリエイトで稼ぐ、ということにまったくリアリティーがなかった。

10年前の僕は、別にプロブロガーを目指していたわけでも、ブレイクしてアフィリエイトで食おうと思っていたわけでもなかった。

単に、「一日の中に自分が心から「好き」「楽しい」と思えることをやっている時間がまったくない」という状況を脱したかった。

それだけだ。

でも、僕がブログを始めた10年前の時点でも、何も知らない僕の耳にも、「ブログがブレイクして出版して食えるようになった凄い人がいる」という噂は届いていた。

やがて、その「凄い人」というのは、勝間和代さんや小飼弾さんらであることを知ることになるわけだが、当時の僕は、後日勝間さんや小飼さんとお知り合いになる日がくるなんて、夢にも思っていなかった。

そう、僕は特に夢や具体的な野心があったわけではなかったが、僕の胸の中には、「ブログを始めたら、何か凄いことが起こるのではないか?」という、根拠のないワクワクがあった。

いや、凄いことが起きる、という受動的な想いではなかった。

「俺が凄いことを起こしてやる」という、能動的かつ主体的な、根拠のないワクワクだった。

そう、僕は何の根拠もなく、「ブログで人生が劇的に変わる」と信じたのだ。

そう信じた僕が立てた戦略はたった一つ。

それは、「1日3記事更新する」ということだ。

下のスクリーンショットを見ていただきたい。

このスクショは、僕が2008年12月から2010年2月途中まで、Movable Typeというエンジンで運営していたころの旧ブログである。

URLもタイトルも一緒なので、今も僕のブログの一部ではあるのだが、この時期のブログは別エンジンで動いていて、今は壊れてしまって表示はできるけれど、動作はしない。

このスクショは、2008年12月から2010年2月までの月ごとのブログ記事の更新回数である。

2008年12月は、12月8日から31日までの間に、離婚があったり引っ越しがあったりという激動のなか、いきなり65記事も書いている。

そして1月は97記事、2月も94記事と、1日3記事を目指してハイペースで更新を続けた。

僕が立てた戦略は、「他の人はきっと1日1回しかブログを更新しないだろう。なら僕は3回更新しよう。3回更新すれば、他の人の3倍のスピードでブログが上手になるし、記事数も増える。きっと他の人の3倍のスピードで人気ブログを作れるはず」と。

先行している勝間和代さんや本田直之さんが、僕と同世代と知り、僕は彼らにいつか追い付きたいと思った。

先行している人たちと同じことをしていたら、いつまでたっても追い付けない。

だから、僕は自分のなかでブログの優先順位を最高に設定し、1日3回更新を目指して突き進んだ。

スクショにあるとおり、仕事が忙しい時期などは、3回更新できなかったときもある。

だが、基本3回更新を目指して最大限の努力をした。

会社に勤めながら毎日3記事を書くのは結構大変だったが、僕は自分の情報発信の城を持てたことが嬉しくて堪らなかった。

僕は一国一城の主であり、ここを情報発信の母艦にして、世界に向けて発信するのだ。

自分の未来を、そして人生を「劇的に変えてやる」と信じて、とにかく毎日更新しまくった。

そして、あれから10年。

僕は世帯年収5,000万円に手が届こうかというところまで稼げるようになり、今月には7冊目の本が出る。

六本木と鎌倉に二つの家を持ち、妻と恋人を愛するスタイルを公表し、イタリア車アルファロメオ・ジュリエッタに乗る日々を過ごしている。

10年前のあの日、僕はただのサラリーマンで、六本木ヒルズを見上げ、ここに住む人たちを宇宙人のように想いつつも、「いつかここに住んでやる」と誓ったものだ。

いまの僕は、普通にヒルズに住もうと思えば住めるようになった。

僕は断言する。

ブログは人の人生を劇的に変える力を持っている。

だからこそ、「継続すること」が何よりも大事なのだ。

どんなに頭が良くても、どんなに文章が上手くても、どんなに良いアイデアを持っていても、「ブログに書く」ことができなければ、何にもならない。

とにかく更新あるのみ。

継続する力がつけば、そのあとにいくらでも文章を鍛えたり、アイデアを発揮することはできる。

なんとでもなるのだ。

でも、ほとんどの人はブログを続けることができない。

だから、僕の立花B塾でも、レベル1で目指すのは、とにかく「継続」。

継続さえできれば、もう目標の9割まで進んでいるのと同じ。

そこから先は実は楽勝なのだ。

更新する記事数は、あなたを前に進める推進力と比例する。

たくさん書ける人は、どんどん情報を発信できるから、前に進む力が強い。

駄文でも日記でも、とにかく書きまくった人は、書きまくれるようになるので、その後で「情報価値」や「メッセージ性」をちょっとつけ加えれば、何とでもなってしまう。

でも、更新できない人は、前に進む力が弱いので、他の部分でカバーしないと、人生の変化のスピードが弱くなる。

なので、愚直に更新を続けよう。

僕はいまでも毎月100記事更新を目指している。

いまはいろいろな仕事をしていて多忙だが、それでも100記事を更新できる体力を持てば、そこに情報を乗せて、たくさんの人に届けられると信じているからだ。

質より量より更新頻度。

僕はこの言葉を今でも信じている。

ブログを継続する力が欲しい人は、是非立花B塾にお越しください。

あの手この手で継続できるよう、工夫をこらして講座を作っています。

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