先日紹介した海外用のモバイルWi-Fiルーター、MiFiをレンタルして実際に海外、ヨーロッパのドイツに出張に来ている。
ちなみにバックナンバーはこちら。
海外出張でもiPhoneを使い倒そう! 海外用レンタル・モバイルWi-Fiルーター、その名は”MiFi”!
事前にこれは便利に違いない!と予想はしていたが、実際に使い始めてみたところ、便利すぎて感激してしまっている。
まだ出張は半ばなるだが、一刻も早く感激を伝えたくて、簡単だがレビューを書いてみる。また帰国後にまとめを書くつもりなので速報ということで。
MiFiのここが凄い!
・設定がまったく必要ない!
フランクフルト国際空港に到着してすぐにMiFiを取り出した。MiFiとiPhoneの電源を入れてMiFiのパスワードを入力する(本体にパスワードがラベル印刷されている)だけであっという間に接続完了!すぐその場でTwitterとFoursquareでドイツ到着を報告するツイートができてしまった。凄い!
・小さくて軽い!
写真を見てもらうと分かると思うが、MiFiはPocket WiFiとほとんど同じ大きさ。予想ではもうちょっと大きいかな、と思っていたのだが、予想以上に小さくて軽い。持ち歩いていてもまったくストレスにならない。
・かなり高速、そして安定!
ドイツの携帯電話の通信網を使い、下り7.2Mbpsで通信しているのだが、これが快適。宿泊しているホテルにもWi-Fiはきているのだが、こちらは品質に問題があり使い物にならないので、ホテルでもずっとMiFiで通信している。Web、Mail、Twitterなど一連の作業でまったくストレスを感じない。
そして安定度も素晴らしい。事前にドイツほぼ全土がカバーされていると説明を受けていたが、実際その通りで、圏外になってしまい使えないというケースには今のところ遭遇していない。一部3Gの電波がない場所はあったようだが、その場合自動で2Gの電波を拾ってくれるので文句なし!
・MacもiPhoneも同時接続
これはMiFiでなくても、モバイルWiFiルーターならできることではあるが、ホテルでMacとiPhoneが同時に接続できるのはとても便利。外出先でちょっとMacを使いたい時も、電源をスリープで持ち出しておけば、Macを開けばすぐに使えてその場でネットにも繋がるという、夢のような状態が海外で実現できてしまった!泣きそうなくらい便利!
というわけで、とっても便利なMiFiなのだが、ちょっとだけ不満もある。以下、今後改善されることを期待して書いておこう。
MiFiのここがちょっと残念
・入力端子がMini USBと微妙に違うため、eneloopモバイルブースターで充電ができない
これは実は大きなポイント。写真を見てもらうと分かると思うが、左がMini USB、そして右がMiFiに付属しているケーブル端子。微妙に形が違うのだ。試しにMini USBを差してみようと試みたが、ささらなかった。
MiFiのバッテリーはPocket WiFiと同じく約4時間持つ。だが、外を一日歩き回る日はこれでは持たないわけで、eneloopモバイルブースターから充電したいところだ。
MiFiの端子の規格の名称などはまだ調べていないので、片側USB、片側MiFi端子という規格のケーブルを用意すれば良いのだろうが、それだけのために別規格のケーブルを用意するのは面倒だ。
MiFiが端子をMini USBにしてくれると、とても助かる。
今回出張は後輩と2名で来ていて、MiFiも2台あるので、一緒に行動している間は片方だけ動作させるようにして、バッテリーが切れたらもう一台を使うようにしているが、これはちょっと不便。
以上である。不満な点は端子の問題だけ。あとはとっても満足!今年の夏にiPhoneの海外パケ定額が出るといニュースもあるが、Macなど複数デバイスがいつでもどこでも使えて定額というサービスは、今後も爆発的に広がるんじゃないだろうか。
とっても満足のMiFiレビューでした!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。