iPadが手許に届いてから数多くのアプリをダウンロードして試してきた。
Twitterクライアント、RSSリーダー、天気予報、辞書、プラネタリウム、メモ帳、クリッピング、シーケンサーなど、分野や価格に関係なく、ガンガン落として自分で試している。
そんな中、今まで試したどのアプリよりも動作が優雅で、しかも機能美としても完璧な、まさにNo.1アプリと出会うことになった。
それがAppBank for iPad (無料)である。
機能も充実していて使いやすい。そして動作が何とも優雅で美しい。そして圧倒的に見やすいのだ。App StoreのUIを今すぐAppBank for iPadのUIと全取っ換えして欲しいぐらいに美しいのだ。
優雅なウィンドウのアニメーション動作などは静止画像では伝え切れないのだが、レビューさせてもらおう。
こちらが基本画面横向き。シンプルで邪魔にならない色分けで、左と右上、そして右下と、さらにバナー形式という4つのカテゴリー分けを実現している。これだけ盛り込んでいながらまったく煩くないのが既に凄い。
こちらが縦画面。左側のペインがなくなる代わりに、メニューバーからのボタンでプルダウンを表示できるようになっている。非常に良く練られたインターフェイスだと感心する。
左のメニューのカテゴリから「ユーティリティ」を選んだところ。表示されるアプリはAppBankのウェブサイトで紹介されたものに限定される。そういう意味では、今後日々記事が新たに書かれるたびに表示されるアプリの数も増えていく。
そして上記の「ユーティリティ」メニューからLCD Clock HDをタップすると、このアプリの紹介記事が、内臓ブラウザで表示される。
内臓ブラウザ自体がブックマーク機能を持っているので、気になるアプリを「+」マークをタップしてブックマークしておくこともできる。ここまでやるか!という便利さだ。
外部連携機能も持っている。SafariとMailが実装済みだが、今後Twitter連携やInstapaper連携なども備えると、さらに凄いことになる。
そして、このアプリで一番感動したのが上図のiPhoneアプリ紹介の画面だ。iPadのUIの中にiPhoneのUIがフロートしているのだ。このアイディアは神業だ。これほど直感的にiPhoneを喚起させるものはないし、iPadの画面にも自然に馴染んで美しい。
そしてiPhoneアプリは上図のようにiPhone画面の中に検索結果が表示される。この表示も美しく機能的で素晴らしい。
検索結果をタップするとやはり内臓ブラウザが起動して記事を読むことができ、そしてアプリを購入することも可能だ。ユーザー視線でも便利で素晴らしいが、AppBankというビジネスモデルの凄さも実感する。
新着アプリは右上のペインに左から順番に表示される。AppBankサイトで紹介した順番ということだ。書店で平積みになった新刊書から本を選ぶように、左から右にパラパラと動かしていくと、面白そうなアプリを見つけることができた。
アイコンをタップすれば記事が起動する。自分の直感が正しかったかどうかを、記事を読みながら確認できる。記事はスクリーンショットが多いので直感的でわかりやすい。
そして記事を読んだアプリが欲しいと思ったら、App Storeへのリンクボタンをタップすれば良い。App Storeで正しい価格を確認のうえ、購入ボタンをタップしてダウンロードしよう。
そして購入したのがこちらのアプリ、”Quick & Easy (600円)“だ。写真がメチャメチャきれいな料理レシピ本。全文英語だが、雰囲気を楽しむためだけに買っても良い、そんなアプリだ。
というわけで、見ていて楽しく使って便利、AppBank for iPadは本当に凄いアプリだった。
まだ試していない人、無料だし、是非!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。