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土砂降りの雨の中 自転車に乗る人を買い物がてら観察してみた

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東京は2019年は今日、6月7日に梅雨入りした。

例年梅雨どきは鬱陶しいものではあるが、今年の僕はちょっと去年までとは違う気持ちで梅雨入りを迎えた。

去年の今ごろは、六本木に住んでいたのだが、11月に南麻布の奥地に引っ越したのだ。

六本木のときは、六本木一丁目駅から徒歩4分程度、六本木駅まででも徒歩6分程度だった。

六本木一丁目駅直結のビルにスーパーがあり、雨の日も買い物に困る、というイメージはなかった。

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南麻布の山奥は駅もスーパーも遠い

ところが、今年はそうはいかない。

わざわざ選んで南麻布の山奥に引っ越したので、駅もスーパーも結構遠い。

スーパーは一番近いのがナニワヤさんで幸せなのだが、仙台坂の下にあるので、行くのがちょっと面倒だ。

そして麻布十番の駅となると、徒歩13分。

広尾駅徒歩15分、白金高輪駅徒歩15分、六本木駅徒歩20分という、なんというか、空白地帯ど真ん中なのだ。

雨さえ降っていなければ電動アシストつき自転車でひとっ走りなので距離感はほとんど感じない。

ところが雨が降って自転車が出せないと、途端に陸の孤島感が激しくなる。

今日も、銀行とスーパーに行く用事があったのだが、外はザーザーと土砂降りだ。

仕方がないので傘をさし、徒歩で銀行とスーパー2軒を回って返ってきたが、それだけで1時間のウォーキングコース。

なかなかの時間だ。

自転車だったら徒歩の3倍のスピードが出るから、約20分で終わったことだろう。

これから梅雨で雨が多い季節に、毎回これだけの時間を掛けているのはちょっともったいない感じ。

なので、雨が降っても自転車移動ができる装備を揃えようかという気になり、土砂降りの雨でも自転車移動をしている猛者を観察してみた。

意外にも猛者の多くは女性だった

土砂降りの雨のなか、レインウェアやポンチョを着込んで自転車で移動している猛者の多くは、お母さん。女性だった。

自転車移動をしている女性の多くは、自転車の前後にチャイルドシートを装備して、子供を保育園や幼稚園に送り迎えするお母さんたちだった。

都内在住の人の多くは必然性を感じないので、車を持たない人が多い。

子供の送迎は毎日自転車を使っていて、たとえ雨でも子供にもレインコートを着せて、前後のシートに子供を乗せて自転車で移動。

この姿を1時間の移動中に何度も観た。

丁度保育園や幼稚園が終わる午後の時間帯だったことで、余計目に付いたのだろう。

お母さんたちは、女性用のポンチョだったりレインウェアを着込み、レインハットをかぶって自転車に乗っていた。

究極の自転車乗り発見!

麻布十番で究極の自転車乗りを見つけた。

それは40歳前後の男性で、黒いTシャツに同じく黒の短パン、それにサンダルという格好。

晴れている日とまったく同じ格好で、帽子も被らずにさっそうと自転車で通り過ぎた。

周囲は土砂降りなので、全身ずぶ濡れなわけだが、まあ今の季節なら短時間なら風邪を引くこともないだろう。

もし目的がちょっとした買い物程度で、自宅から出て自宅に戻る行程ならば、これは実は一番楽かもしれない。

「濡れないように」しようと思うと大変だが、「濡れてもいいや」と割り切れば、状況は一変する。

軽装で出かけてずぶ濡れになって帰ってきて、すぐに脱いで熱いシャワーを浴びればOK。

荷物がないとか濡れてもOKとか、そのあとずっと外にいる用事じゃないなどの条件はあるけど、これはこれでアリと思った。

まとめ

というわけで、1時間猛者の皆さんを観察して思った。

僕が自転車で移動する用事の半分以上は、スーパーや銀行などに行って自宅に戻るタイプのもの。

これは、軽装で濡れて自転車、でいけるような気がする。

まあ、濡れると身体が冷えるので、好ましいかどうかは別として、時間の節約にはなるだろう。

いっぽうもう一つの用事は、六本木ソノラスタジオへの出勤で、これはちょっと濡れる訳にいかない。

MacBookやカメラも背負うし、資料や本も濡れると困る。

こちらの場合はやはり自転車を利用するならレインウェアが必要になるが、問題はレインウェアがどの程度防水効果があるのか、ということ。

出勤して一日セミナーという日に、浸水した洋服のまま登壇というのは、何とも情けないものだし風邪を引きそうだ。

レインウェアを導入するなら、その辺りをちゃんと調べてからにしよう。

特に僕の場合身長が190cmあるので、普通の国産サイズだと入らない可能性も高いので。

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