4. 休憩を多めにとり定期的に立ち上がろう
オフィスには上司や同僚がいてちょっとした会話をしたり、お茶やお菓子を食べてリラックスする時間がある。
在宅勤務だと一人で仕事をすることになるので、休憩が足りず座りっぱなしになってしまうことが多い。
座りっぱなしは健康に非常に良くないことが分かっているし、休憩なしだとどんどん疲れが溜まって集中力が落ちてしまう。
一日座りっぱなしで休憩なしではグッタリ疲れてしまい、心も疲弊してしまう。
在宅勤務では積極的に休憩を多めにとり、その都度立ち上がるようにしよう。
僕は30分に一度休憩し、そのたびにデスクの前から立ち上がり、時には玄関から外に出たりして気分転換するようにしている。
5. 仕事の合間に家事をして気分転換をしよう
在宅勤務・テレワークだととにかく身体を動かす時間が足りなくなるのと、気分転換が難しくなる。
じっと座ってパソコンに向かって仕事をしていた人が、休憩だからと言ってそのまま座ってスマホでSNSを見ていたら、休憩になっていない。
それでは身体も動かさないし、目の疲れもむしろ増えてしまう。
僕のおすすめは、休憩時間に家事をすることだ。
僕は執筆と企画、それに管理業務が在宅でする仕事のメインだから、ずっとデスクでパソコンの前で仕事をしている。
休憩時間には席を立って、洗濯をしたり、洗濯物を畳んだり、ちょっとした掃除をしたりする。
朝昼晩にはしっかり食事を作り、後片づけもする。
洗ったお皿はすぐに拭かず、一仕事したあとの休憩時間に拭いてしまうようにしたりしている。
仕事の合間に家事をすると良い気分転換になって身体も動かすし、家がどんどんキレイになるし、自炊すると健康にも良いし家計にも優しくて一石二鳥どころか三鳥、四鳥だ。
6. 意識的に多めに運動をしよう
通勤していた人が在宅勤務になって体調を崩したり精神的に落ち込んだりする最大の理由は運動不足だ。
オフィスに通勤していた人、特に大都市圏の人は電車やバスで通勤していた人が多いだろう。
通勤は思っている以上に良い運動になっていたのだ。
また、オフィスの中も家よりは広い場合が多いし、昼休みに外に食事に出掛けたりお弁当を買いに行ったりする活動も運動になっていた。
それらが全部なくなってしまうのだから、意識的にかなり強い強度の運動をしてちょうど良いくらいだ。
僕は毎日筋トレ、ストレッチ、そしてランニングを日課にしている。
筋トレは翌日ちゃんと筋肉痛になるくらいまでやると良い。
ランニングは今月は200km走る予定でほぼ達成できそうだが、それぐらい運動していると鬱屈する感覚はまったくなくなって爽快だ。
また在宅勤務で運動不足になると、「夜に眠くならない」ことが問題になる。
これも運動不足と、あとは太陽の光を浴びないためのセロトニン不足のせいなのだが、がっつり運動すれば太陽の光も浴びれるし、身体が疲れて夜しっかり眠くなる。
ちゃんとした睡眠は何より大切なので、夜に眠くなるためにもしっかり運動をしよう。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。