仕事をしていくうえで、誰もが弱点を持っている。
僕の場合、仕事のスケジュールの管理が甘くなり、見通しが立たなくなるのが弱点だ。
特に仕事のスケジュールが押してきて、忙しくなると、その傾向が強くなる。
「週次デザイン」が自分の生命線だと再認識する [ライフスタイル]
セミナーや講座、イベントなどの告知は、早いほど良いのは自明のこと。
なぜなら、告知が遅くなれば、皆さんどんどん他の予定を入れてしまい、「来たいのに来られない」人が増えてしまうからだ。
それに、個人の情報発信でイベントを認識してもらうには、かなり時間がかかる。
主催側が、そうとうしつこく告知しているつもりでも、実はあまり行き届いていないことが多い。
なので、告知を早くして、浸透する時間を確保することも大切。
なのに、バタバタしていると、目の前の仕事に追われてしまい、先の告知がどんどん後回しになってしまうのだ。
なぜこうなってしまうかというと、忙しくなると「週次デザイン」が雑になり、やがてやらなくなってしまうからだ。
僕は毎週月曜日に「週次レビュー」と「週次デザイン」をやっている。
レビューは前週の振り返りで、デザインはその週にやるべきことを俯瞰的に見て、書き出していく作業だ。
面白いというか、不思議なもので、僕は週次レビューを欠かすことはあまりない。
レビューはもう終わったことの振り返りなので、実は優先順位はちょっと低いはずだ。
でも、こちらは相当忙しくても、丁寧にやっていたりする。
ところが、もっと大事な「今週やること」を俯瞰する、週次デザインを、忙しくなると、サボりがちになるのだ。
11月はすごく予定が詰まっていたわけだが、ノートを振り返ると、週次デザインの書き出しを一回もやっていない。
だから、どんどん目先の仕事にばかり視点がいき、先の予定を曖昧なままにして、結果として告知がすごく遅くなったりしてくる。
今週月曜日に強い危機感を感じて週次書き出しをやって、仕事の棚卸しをしたところ、スイスイ仕事が流れ始めた。
ああ、やはりここが生命線なんだな。
週次デザインで、やることを書き出してリストにする。
そして、日次デザインで、週次に書いたことのうち、優先順位が高いものから処理していく。
さらに、週次に書かなかった「やること」を思い出したら、それも週次に書き加えたり、日次に書いて処理していく。
これを愚直にやっている限り、仕事は停滞しないし、どんどん処理が前倒しになっていくので、精神的にも良い。
というわけで、今後は、どんなに忙しくても、週次デザインだけは絶対にスキップしない、という誓いを立てた。
リマインダーアプリにしっかり入れたので、愚直に実行しよう。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。