僕たちは、ついつい「脳」が自分の本体だと思いがち。
脳がつかさどるのは「自我」「顕在意識」「思考」「左脳」「ロジック(ロジカル)」などの部分で。
これらを上手く働かせるのは、もちろん人間が効率良く実績を残したり成功するためには必要なこと。
なんだけど、左脳の仕事は、人間を本質的に幸せにするかというと、そうではなかったりする。
「自我」というのは、自分が思っている自分のことを指すので、ほぼ「思考」や「脳」と同列で考えても良いと思うのだが。
僕たちの本体は、自我よりも、もっとずっと広く深く、そして豊かな存在であり。
顕在意識と潜在意識の比率5:95を見れば分かるように。
僕たちの本体は、顕在意識だけではないのだが。
現代社会を生きていると、どうしても僕たちは潜在意識や感性や身体本体である細胞の声を聴くことを忘れ、
思考こそが自分、理性こそが我が本体と信じ込んでしまう。
でも、それはとってももったいないこと。
自我を精神的な方向に高めて深めれば、「魂」という本体が現れる。
そして、自我を肉体的な方向に高めて深めれば、「細胞」という本体が感じられるようになる。
僕たちの本体は、魂と細胞で、それを理性的に接続して制御するのが「思考」であり「理性」であり「脳」なのだ。
脳が一番ではなくて、「魂」と「細胞」が一番で、思考は二番。
もちろん二番だって、思考は大切な存在だけど、順番を間違えちゃもったいない。
魂と細胞が言うとおりにしていれば、たいていのことは上手くいくんだから。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。