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何の強みもない40歳会社員だった僕が 「好きなことだけして生きる人」になるために実践した12の大切なこと

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僕が会社を辞めて「プロブロガー」として独立してまもなく8年になる。

2008年12月にブログを書き始め、2011年4月に独立。

そしてそこから8年かけて、今の立場を作り上げてきた。

今では僕は、作家/ブロガー/心理カウンセラー/コンサルタント/イベントプロデューサー/歌手/株式会社ツナゲル代表取締役社長兼C.E.O.など、複数の職業を持ち多面的に活動するスラッシャーとして活動している。

7冊の本を出版し、日々ブログを書き、自分の講座・セミナーを主催して登壇し、カウンセリングのセッションやコンサルティングをする日々。

やらされ感なく、自分が好きなことを仕事にし、仕事と遊びが完全に融合するライフスタイル = ワークスタイルになって久しい。

最近では以前の会社員時代の生き方、働き方を思い出せないくらい、今のライフスタイルは自分にマッチしていると思う。

もちろんいまの生活、働き方がベストだとは思っていなくて、まだまだここから登っていきたいと思っているが、ここに到達できた自分のことは褒めたいと思っている。

そんな僕だが、サラリーマン時代は、仕事は一生懸命やってはいたが、独立できる特技もスキルもなく、「自分には何のト取り柄もない」と思い、悶々として生きていた。

そこから今のようなライフスタイルを得るまでにやってきたことを、棚卸ししてみたいと思う。

参考になる部分があれば嬉しい。

さっそく紹介しよう。

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何の強みもない40歳会社員だった僕が 「好きなことだけして生きる人」になるために実践した12の大切なこと

1 とにかく学ぶ

2008年、僕は無名の1サラリーマンだった。

当時の僕は105kgの肥満体で、借金まみれで、1回目の離婚をしようとしていた。

「人生こんなはずじゃなかった」という想いばかりが募ったが、何をどうすれば良いのかがまったく分からなかった。

その状態で僕が最初に始めたことは、「とにかく本を読む」ことだった。

高額なセミナーに通うどころか、本を買うお金すら苦しかったので、図書館で本を借りまくり、読みまくった。

何の根拠もなく、「1年に200冊の本を読む」と決めて、乱読した。

一冊の本を読むと、参考文献が乗っていることが多いので、参考文献一覧に乗っている本を読み、またその本の参考文献一覧に乗っている本を、と芋づる式に読んだ。

当時の家のすぐ近所に図書館があったので、通勤時間に本を読み、読み終えたら図書館に返しに行き、新しい本を借りてきた。

やがてお金の余裕が少しできてからは、気になるセミナーに片っ端から行き、そこでも学びまくった。

「今の自分のままでは独立できない」という危機感が強くあったため、「何でもいいから武器を手に持ちたい」という想いで学びまくった。

僕の人生を変えたキーワードの一つは「学び」だ。

そして僕は今も学び続けているし、死ぬ日まで学び続けたいと思っている。

2 ブログを書きまくる

僕は学んだことを、片っ端からブログに書いていった。

僕はブログをスタートさせるときに、「情報発信は人生を劇的に変える武器になる」という仮説を立てた。

そしてサラリーマンとして働きながらも、ブログの優先順位を「仕事と同じ」「最高」に設定し、1日3回更新を目指して書きまくった。

もちろん残業や接待で3記事書けない日もあったが、早起きして書き、昼休みに書き、夕食の後にも書いた。

学んだことは、学びっぱなしだと忘れてしまうし身に付かない。

それが、ブログに書くことで、学びが「脳に構造化されてインストール」され、忘れなくなるのだ。

僕はブログを始めて10年3ヶ月になるが、記事数は8,500を超えている。

そして今でも毎月100記事更新を目指して書きまくっている。

人生を劇的に変える二つめのキーワードは、「ブログでの情報発信」である。

3 SNSでも発信しまくる

ブログでの情報発信は強力なツールになったが、ブログだけでは不完全だった。

ブログは完全なる「待ちのメディア」で、単体で使うと人気ブログに成長するのに時間がかかる。

僕はたまたまブログ開設当初からmixiをやっていて、ブログ初日からmixi日記にリンクを貼って友達に読んでもらっていた。

その後Twitterが流行り、Facebookが盛り上がりとSNSは複数使ってきたが、SNSにブログを連結させることで、ブログは真の力を発揮する。

ブログのリンクを貼ることはもちろんのこと、ブログに書き切れないことや、日常的なブランディングに、SNSは強力な力を発揮した。

そして最大の武器は、SNSが持つ爆発的な拡散力だ。

SNSの拡散力によりバズが発生し、僕のブログのドメインはどんどんパワーアップしていき、多くの人に僕のブログを知ってもらえる原動力となった。

4 学んだことを「できるようになる」

本やセミナーで学んだことは、実践しなけば何にもならない。

ただ「知っている」だけのことは、知識を得たという意味はあっても、人生を変える原動力にはならない。

僕は本で学んだことの中で重要だと感じたことは、片っ端から実践していった。

たとえば、勝間和代さんの「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」という本を読んでいて、「親指シフト」というPCのキーボード配列を知った。

勝間さんは親指シフトを活用して、普通の人の2倍以上のスピードで打鍵ができていると書いてあった。

「ブログで人生を劇的に変えたい」と思っていた僕は、その本を読んで即、親指シフトの練習を始めた。

半年以上コツコツ毎日練習をして、ローマ字打ちより速く打てるようになり、今では1時間に7,500文字の打鍵ができるまでスピードアップした。

2,500文字/時間がプロのライターレベルだそうなので、3倍のハイパフォーマンスである。

他の人が3時間かかる文章を1時間で書けるわけだから、圧倒的だ。

他にも、「フォトリーディング」や「1分単位のタスク管理」など、自分を進化させてくれると感じたスキルやテクニックは、全部採り入れ、「できるようになる」レベルまで追求した。

また、独立後だが、定期的な燃え尽きを克服したく心の学びを始めたが、これも自分が心理カウンセラーとして活動できるところまで学びを深めてきた。

「インプット」、学んだだけでは人生は変わらない。

実践、行動、アウトプットして、できるようになって始めて人生を変える武器になるのだ。

5 身体を鍛え身体に良いものを食べる

ブログを始めたころの僕は、体重105kgの肥満体で、非常に体調が悪かった。

体調が悪いと集中力が上がらず、根気も続かないので、学びの効率も悪かった。

「身体は資本」が本当だと実感した僕は、ランニングとゆるやかな食事のコントロールで、25kgのダイエットに成功した。

その後有酸素運動だけでは不十分と実感して、パーソナルトレーニングによる筋トレ継続するようになった。

また運動と並行して食事も大きく改善させた。

揚げ物、炭水化物を控え、高たんぱくと良質の脂質、そしてビタミン・ミネラルを徹底的に摂る食生活を続けた。

食事では摂り切れない栄養は、サプリを積極的に利用している。

結果、30%近くあった体脂肪率は16%台まで落ち、体調も劇的に改善。

フルマラソンを6回完走するまでになり、ここ数年は風邪を引いて倒れることもなくなった。

そして何より体調が常に安定しているため、集中力がなくて仕事にならないこともなくなり、常にエネルギッシュに飛び回っていても、エネルギー切れになることがない。

見た目も若返ったが、健康診断の数値も劇的に改善し、いまでもオールAの健康体となった。

30台半ばのころの一番太っていたころよりも、49歳のいまの方が、はるかに体調も良く精力的に活動できている。

6 しっかり眠る

運動、食事と並んで僕が徹底的に改善してきたのが睡眠だ。

サラリーマン時代は夜更かしばかりでだらだらと酒を飲みながら2時くらいまで起きていた。

そんな生活だと朝の時間を有効活用できないため、時間をかけ徐々に朝型にシフト。

いまでは8時間睡眠で自然に6時すぎに目覚めるリズムがすっかり定着している。

しっかりと良質の睡眠を摂るために、寝室の環境を良くしたり、カフェインの制限をする、また、良い運動をしっかりして、早めの時間に食事と入浴を終えるなどの改善をしてきた。

早寝早起きで良質の睡眠を摂ると、成長ホルモンが大量に分泌されて体調が非常に良くなり、エネルギーが満ちてくる。

夢を叶えるために睡眠時間を削る人が多いが、正反対。

夢を叶え「続ける」ためには、身体をベストに保ち続けることが必須。

だからこそ、睡眠に徹底的に拘るのだ。

7 夢を描き書き出す

「会社を辞めて独立したい」「出版したい」「麻布に引っ越したい」など、僕は実現させたい夢はノートに書き出して宣言してきた。

夢は1つや2つではない。

大きなものだけではなく、身近なちょっとした「叶えたい」も片っ端から書き出していくことで、どんどん実現していくスピードが上がっていった。

夢や願望は、頭の中にあるだけだと、曖昧でモヤモヤしたままのものだ。

それをしっかり文字にして書き出すことで、潜在意識側に明確なメッセージを伝えることができ、思考と行動が変わる。

そのことによって、夢を実現させる方向に物事がシフトしていくのだ。

実現させたいことは、どんどん書き出していこう。

8 「時間ドロボウ」を追放する

なりたい自分になり夢を叶えて生きたいなら、無駄なことをやっている時間などない。

僕がブログで人生を変えようと誓って最初に取り組んだのが、「時間ドロボウ」の追放だった。

まっさきに削ったのが、ダラダラと観ていたテレビの時間。

大好きな番組を観ることは悪いことではないと思うが、家にいる間ずっとテレビがついていても、何もメリットはない。

テレビを消して、その分ブログを書き、読書をした。

あと、会社の同僚や部下とのダラダラ飲み会も追放。

共に夢を語れるブロガー仲間や気の合う友達との飲み会は積極的に参加したが、意味のないダラダラ飲み会には一切行かなくなった。

ムダを排除して時間を作り、その時間でインプットとアウトプットを高速化していく。

これを研ぎ澄ませていくことで、人生が変わるスピードがどんどん上がっていったのだ。

9 やりたくないことをやめる

人間の時間は24時間。平等だ。

そして24時間すべての時間が、何かしらで埋め尽くされている。

だから、やりたいことをやる時間を増やすためには、やりたくないことをやっている時間を減らし、撲滅する必要がある。

2008年12月にブログを始めた僕は、会社に行きつつブログを1日3記事更新し続けた。

しかし、やがて僕は「会社に行っている時間がなければもっとブログが書けるのに!」と心から想うようになった。

もちろん不安はたくさんあったが、その想いが揺らがないと信じられたとき、僕は会社に辞表を出し、退職することにした。

その後も「営業はしない」「価格交渉はしない」「請け負いライター仕事はしない」「自分のミッションに合わない仕事はしない」など、やりたくないことを明確にして、手放し続けてきた。

やりたくないことをやる時間がどんどん減り、やがて、やりたいことで一日を埋め尽くすことができるようになった。

やりたいことをやるための時間を増やすためには、やりたくないことを明確にして、やりたくないことを追放するための決断と行動が必要になる。

10 同じ価値観の友達とつながる

ブログによる情報発信を始めて何が変わったか。

それは付き合う人である。

それまでの人づきあいは、「たまたま同じ会社に勤めている」とか、「近所」とか、「学校が一緒」だったなど、消極的な理由で繋がっている人が多かった。

それが、ブログの情報発信を始めてからは、「同じようにiPhoneやMacが好きな人」「同じように人生を変えたい人」「同じように出版を目指している人」「同じようにプロブロガーになりたい人」など、同じ価値観を持つ友人だけと付き合うようになった。

価値観や目標が同じだから、会っていて常に生産的だし刺激的。そして何より楽しく充実し、共感、共振できる人ばかり。

人間独りでできることは限られている。

多くの人に助けられ、愛され、支え支えられて生きている。

だからこそ、同じ価値観を持ち、共有できる友達とだけ付き合うことがとても大切だ。

そして、同じ価値観を持つ友達を作る一番簡単な方法が、情報発信をしまくること。

情報発信をしている同士は、お互いの価値観や大切にしていることがすぐ分かるので、すぐに仲良くなれるし、長く価値観を共有し続ける友になれる。

11 自分より上の人生のステージの方たちに貢献し繋がる

同じ価値観の友達も大切だが、自分よりも人生の上のステージにいる方たちを「メンター」とし、その方たちから学ぶことが大切だ。

自分よりも上の人生のステージにいる方に学ばせてもらうためには、「貢献」する姿勢が大切だ。

僕自身、たくさんの方をメンターとして師事させていただいてきたが、常に「貢献」を意識して繋がらせてもらってきた。

僕にとっての一番の貢献は、「情報発信による貢献」だ。

参加したセミナーのレポートを書く。本を読んだら書評を書く。学んだことを実践したら紹介する、など。

学ばせていただき、価値を提供いただいたのだがら、その分貢献したい。お返ししたい。

その想いを常に持ち、たくさんの師や先輩と繋がらせていただいてきた。

人生を「自分の力で引き上げる」ことも大切だが、「上にいる人に引っぱり上げてもらう」方が、遥かに楽だし効率が良いのだ。

そのためにも、自分にできる貢献を常に意識して活動を続け、恩返しをし続けることが、何より大切だと僕は思っている。

12 1〜11のことを「止めなかった」

最後に一番大切なことをお伝えしたい。

それは、僕が上に書いた1から11に書いたことを、「止めなかった」ことだ。

僕と同じ時期にブログを始めた仲間で、今でも続けている人は本当にごくわずかだ。

ほとんどの人が、一時的に気持ちが盛り上がったときに活動して、少しすると止めてしまう。

半年や1年では人生は変わらない。

人生を変えるためには、一つ一つの実践を、「ずっと続ける」ことが何より大切なのだ。

僕がいまの場所にいるのは、僕が10年間止めずに続けた結果だと思っている。

この記事を読んでいるあなたも、ぜひ止めずに、継続して未来を掴んでもらいたい。

まとめ

39歳でブログを始めたとき、僕には人に誇れる技術もスキルも特技もなかった。

それがこの10年で、僕は情報発信の専門家となり、また、多くの人をサポートする人材開発の専門家にもなり、心のスペシャリストにもなった。

7冊の本を出版し作家となり、自分で会社を作って社長になった。

六本木にオフィスとセミナールームを持ち、麻布に住み、鎌倉とのデュアルライフを実践し、各地を旅しながら書き、教えるライフスタイルを実践している。

いまこの記事も、金沢から帰る新幹線の中で書いている。

何歳からでも、「学び、実践し、できるようになる」を繰り返せばスキルや武器を身につけることができる。

そして情報発信を続ければ、あなたが「専門家」であることを世界に向け発信することができるのだ。

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