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不安に押し潰されそうな真夜中のあなたを救う11の言葉

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8. 安易に「居場所」を求めない

「安住の地」という言葉がある。

物理的にも、そして精神的にも、僕らは同じ場所にいることで安心する。

しかし、精神的な「安住」は、時として僕たちの成長の足枷になってしまう。

たとえば職場に派閥があったとしよう。

強い個性とリーダーシップを持った上司の下に入り、「僕はこの上司の派閥に属しています」という態度を明確にする。

短期的には、あなたの職場での居心地はとても良いだろう。

上司は仕事を優先的に与えてくれるかもしれないし、昇進にも目をかけてくれるだろう。

だが、それは安住と引き換えに、あなたが「人生の主役としての自分」を放棄したことを意味する。

だからこそ、安易に自分を安住させることなく、「個として生きて行くぞ」という独立宣言をする必要がある。

独立した個として自律的に働いていれば、上司が異動になっても慌てることはないし、自分自身で自律的に仕事をこなしていくことができる。

独立することに、最初は不安があるかもしれない。

裸で往来に放り出されたような気持ちになることもあるだろう。

でも、一度この「自由」を手に入れたら、あなたはきっと「二度と手放したくない」と感じるはずだ。

自由とはそれぐらい素晴らしいものなのだ。

9. ネガティブな感情に「居場所」を与えよう

真夜中にふと目覚め、心配事に心が押し潰されそうになり眠れなくなる。

「いつも朗らかに生きていたい」と願っても、自分が手に入れられないモノを、やすやすと手に入れる人を目の当たりにして、顔が引き攣るほど強い嫉妬を感じることもある。

「あの人を振り向かせたい」「あの人さえいなければ上手く行くのに」

考えずにいられないことがある。

ネガティブな感情が止めどなく湧いてくる時には、その想いを一度しっかりと顕在意識に引っ張り出してみよう。

紙に書き出してもいい、口にしてみてもいい。

感情にはカタチがない。潜在意識でモヤモヤしている想いは、そのままにすると、しつこくあなたの心に居座ってしまう。

ところがそのネガティブな感情をカタチにすると、今まで悩んでいたのが嘘のように、フワッと消えてしまうことが多い。

ネガティブな感情は、居場所を与えられると、霧散してしまうものなのだ。

感情の乱れをゼロにすることはできない。

でも、重要なのは、感情が乱れたままの状態を放置せず、いかに早く穏やかな状態を取り戻すかだ。

潜在意識にある悪いモノは表に出す。そして出てきたモノを削りとる。

これを繰り返すことで、心は徐々にポジティブに整っていくのだ。

10. そもそも、すべての人に好かれる生き方なんて、ない

僕たちは他人から嫌われること、批判されることを極度に恐れて生きている。

特にネット時代、ソーシャルの時代では、他人からテキストベースで攻撃されることもある。

常に誰かと繋がっていたい、そして皆から常に好かれていたい。

そう願う人が増えている。

しかし、そもそも、すべての人に好かれる生き方なんてものは存在しない。

極論を言えば、1%の権威ある人が「この人はダメだ」と言っただけで、99%の人がその発言を鵜呑みにしてしまうことだってあるのだ。

物事を鵜呑みにするすべての人に愛されようともがけば、必然的に自分を見失い、周囲をキョロキョロと見回すばかりの人になってしまうだろう。

僕が独立を決めた時に、応援してくれた人もいた反面、「絶対に失敗する」と言った人も少なからずいた。

やったことがないこと、試したことがないことを始めるのは不安だ。

そんな時に、否定的なことを、自分はやったこともない癖に言う人達を、僕は信用するのを止めた。

進むのは自分、自分が信じたことをするしかない。

その時、最初は応援してくれる人が少ないかもしれない。

でも、信じて応援してくれる人が少しでもいれば、その声を励みに進んでいくことができる。

応援してくれる人がたった一人、自分しかいなくても、自分の声援を頼りに進む。

自分の軸を作り、自分の声を信じて進めば、すべての人に好かれることなんて、重要ではなくなるのだ。

 

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