10. 自分の進み方を定期的にチェックする
「人生を劇的に変えたい」と思っても、そう簡単に変わってはいかない。
どんなにビジネス書を読んだとしても、明日も会社に行くことに変わりはないし、満員電車に押し込まれる生活も続いていく。
ときどき、自分は全然見当外れのことを一生懸命やって、自分で自分をすり減らしているんじゃないか?と思うこともあった。
だから、僕は毎日日記を書き、週次レビューを行うようにして、一週間の自分を振り返るようになった。
そして月次、クオーターでも自分の活動をチェックした。
1日サイクルでは分からなくても、1ヶ月、3ヶ月の結果を振り返ると、自分が確実に前に進んでいることが分かった。
親指シフトが出来るようになり、小規模のイベントで登壇させてもらう機会を得て、ブログのアクセスも増えていることを確認できた。
「よし、自分は進んでいるぞ」その実感を持ち続けられたことが、サラリーマンという、強固な壁を突破するための起爆剤となった。
ドラッカーもビル・ゲイツも言っているとおり、「人は1年でできることを過大評価し、5年でできることを過小評価してしまう」。
1年くらい頑張って成果がでないと、ガッカリして頑張ることをやめてしまうのだ。
でも、成果が出るのには、3年くらいはかかるのだ。
そのことを信じて進むために、週次レビューは欠かせなかった。
11. 「自分は絶対できる」と信じ続ける
「変われたらいいなあ」「独立してみたいなあ」という意志ではなかった。
僕は「絶対に人生を劇的に変えてやる!」「絶対に壁を突破して自由になる!」と心の底から決めていた。
意志の力だけでは突破できないので、週次レビューなどのさまざまなテクニックを駆使し、供に進む仲間を得て、とにかく「情熱の炎」が消えないように努めた。
「変える」と決めているのは自分だけなのだ。
この自分が「まあ、このままサラリーマンを続ける人生でもいいか。そこそこ待遇もいいし」となってしまったら、もう人生は変わらない。
メンターの一人である勝間和代さんが「そこそこモノになるまで3年はかかる(1,000時間と1万時間の法則)と書いていて、それを信じて愚直に突き進んだ。
絶対できる。絶対できる。絶対できる。
それだけを信じて、コツコツと進んだ。
自分を信じることを辞めるときが唯一「失敗」のときなのだ。
信じている限り、その道は「成功への途中」なのだ。
そう心に念じて、前を見て進んだ。
たかが「情熱」、たかが「信念」。
でも、最終的には、情熱と信念がないと、人間どこにもたどり着けないと僕は思っている。
まとめ
2014年3月20日に僕の5冊目の本が出た。「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」だ。
僕としては2008年に最初に「人生を劇的に変える」と決めてから実行してきたことを、網羅的にまとめることができた「気合いの1冊」に仕上がったと思っている。
今日の11ステップは、この本に書いたことをぎゅーっと濃縮して、ちょっと切り口を変えて、全文このエントリーのために書き起こして、皆さんにお届けした。
もしこのエントリーを読んで興味を持ったなら、是非僕の「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」も手に取ってみて欲しい。
好きなことをして生きていくのは本当に楽しい。
でも、僕たちは誰も、ある日突然自由にはなれない。
自由になるための準備をして、自分を磨いて、そして羽ばたくのだ。
僕は独立するまで3年かかった。暗中模索で我流で進んで3年だ。
あなたならきっと、もっと早くできる。
自由に生きて好きなことだけして食っていこう。僕と一緒に。
補足:
この記事を補足するエントリーを書きました。こちらも是非ご覧ください!
「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」のチェックはこちらからどうぞ!!
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更新履歴
2014年3月26日 オリジナルコンテンツを公開しました。
2020年5月25日 情報やリンクを最新にアップデートしてリニューアルしました。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。