僕は自分が主催するというか、自分が誘う飲み会、食事会は、「6人まで」というマイルールを設定している。
立食パーティーなど、たくさんの人と知り合うことを目的とする場合は別で、それこそDpubなんかは180人規模で開催する。
でも、普通に食事したり飲みに行ったりするときは、できるだけ少人数が良いと思っている。
上限は6人。7人ではダメで6人なのだ。
先日6人の飲み会でご一緒した鳥井弘文さんが、僕のマイルールについて触れたブログ記事を書いてくださった。
なので僕も改めて記事を書いてみようと思った。
飲み会は6人までがいい。その理由とは?
僕が「飲み会は6人までがいい」と思っている理由
6人までが「一つの話題を共有できる」上限
実際にやってみると分かるのだが、飲み会で、7人いると、必ず4人と3人で別々の話をし始める。
2人、3人、4人ならもちろん一つの話題を共有できるのだが、6人までが許容範囲だ。
6人だと、多少騒がしい店でも、端と端の人や対角線の人も、同じ話題を共有できる。
ところが7人になると、端と端の人が話すことが困難になり、話題が二つに分裂する。
もちろん8人以上も同じで、一つの話題が共有されることはない。
せっかくみんなで交流していろんな話をするために集まっているのだから、全員が同じ話題を共有できた方が楽しい。
20人くらいの着席の宴会というのも何度も経験しているが、それぐらいの大人数だと話をするのは両隣と向かいの人くらい。
おまけに人数が多くなると、どんどん全体の「声の音量」が大きくなり、話がしづらくなる。
なので、自分が誘う会は上限を6人にしている。
裏技として、12人くらいに設定して途中で席替えをする、というのもある。
これだと6人のテーブルを2つ使って、うまく全員と話せるようにはできる。
まあ、でもちょっと面倒なのと、やはり大人数だとうるさくなるので、6人までがいいと思う。
大人数の「宴会メニュー」は料理のクオリティが低いことが多い
すべてのお店に当てはまることではないかもしれないが、10人とか20人とかの大人数になると、お店側が「コースにして」と頼んでくることが多い。
そして、残念ながら、コース料理というのは、お店の一番の収益源、つまり利益率が高く、原価率が低いケースが多い。
揚げ物と粉物を多くして、安くておなかがいっぱいになるような構成になっているメニューが多い。
唐揚げ、ポテトフライ、ピザ、パスタ、ドリア、炒飯など。
飲み放題が付くと、ますます料理のクオリティは下がってしまう。
少人数で各自が好きなものを頼み、みんなでそれをシェアする方式の方が、美味しいものをゆっくり食べられて良いと僕は思っている。
男女比は半々くらいが良く、年齢が離れている人が混ざると楽しい
人数の上限を6人としたとき、男女比は半々くらいだと楽しい。
男性と女性は思考回路にかなり違いがあるので、交ざると話題が豊富になり、色んな価値観がミックスされて面白い。
あと年齢もできるだけ幅広い層から集まると楽しい。
特に、40代以上の人だけで集まると、どうしても頭が固くなりがちなので、20代〜30代の若い人たちも一緒に入ってもらうと、楽しさ倍増である。
だから、もちろん若い人に説教して悦に入るようなオッサンは誘ってはならない(笑)。
まとめ
人それぞれ、飲み会に求める価値は違うだろう。
大人数でとにかくワイワイやって、ストレスを発散したい人もいるだろう。
僕もそういう飲み会も嫌いではないが、それはできれば立食パーティーの形がいいと思う。
こじんまりやるときは、みんなで一つの話題を共有できて、できればあまりうるさくなく、大声を張り上げなくても会話できるくらいがいい。
そして美味しいお料理とお酒を楽しみ、ゆっくりできるのが最高。
僕はそう思っている。
なので、僕が誘う飲み会は、原則6人まで。
これ、やってみるとすごくいいのです。
お試しあれ。
参考書?
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。