先日読了した勝間和代の「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」の中で、「親指シフト」について触れている部分があり、それ以来気になって色々調べてみている。
「親指シフト」とは昔富士通の"OASYS"ワープロで採用されていて、今でも富士通製のパソコンでは使用可能な、日本語を非常に速く入力できるキーボード配列のこと。ローマ字入力は一文字打つのに子音の場合は二つのキーを打たなくてはならず効率が悪いことは以前から感じていたが(でも面倒でずっとローマ字入力なのだが)、この親指シフトを使うと、かな入力よりもさらに速くキーが打てるという。勝間和代によると、ローマ字入力と較べて1.7倍ぐらいのスピードが出るという。
何故か、それは、左右二つのシフトキーを駆使することで、ホームポジション付近のキーだけで殆ど全ての文字が網羅されるため、効率が良いのだそうだ。
僕は仕事でもプライベートでも文字をキーボードで打つ時間がとても長いので、1.7倍のスピードでキーが打てたらとても素敵だと思う。小さい頃からピアノをやっていたせいもあって、キー打ちスピードは相当速いと自負しているのだが、ローマ字入力のままで1.7倍のスピードを出すことは不可能なので、とても興味を持ったのだ。
で、調べてみたのだが、Mac版、Windows版ともにNICOLA配列を導入するためのドライバ・ソフトがある。僕は自宅がMac、会社がWindowsなので、導入するとしたら両方に入れないと効率が悪い。いきなり仕事場で導入するのはリスクもあるので、最初は自宅のMacがいいかなあと思ってこちらのブログを拝見したりして、色々調べてみた。
結果、TESLAという無償の環境と、NICOLA Kという有償版ドライバがあることが分かったのだが、どちらにも問題が。まず、TESLAだが、こちらはOS10.3用のものしか出ていない。コンパイルし直したりすると動くらしいが、ちょっとそこまで自力で出来るか自信がない。一方のNICOLA Kは製品版でLeopardにも対応しているのだが、料金が2万5,000円もする。ドライバごときに25,000円は払えないよなあ。あとはこんなページもあったのだが、何だかえらく難しそう。
Mac版があればWindows版もあるだろうと思い、まずはMacでと思ったが、予想以上にハードルが高いなあ。
なんてことを会社で後輩に話していたら、その後輩が「ATOKの予測変換でもすごく速くなるらしいっすよー」との情報をくれた。おお!
じゃあちょっくらATOKについても調べてみるかな。ATOKならMac版もWindows版も製品としてちゃんと売ってるわけだから難易度も低いだろうしね。
でも何故だか微妙に親指シフトに対する未練も残るのであった。もうちょっと調べてみてどうするか決めよう。
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