ランニングのお供に楽しいアプリ RunKeeper Pro [iPhone]

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先月からたびたびランニング日誌には登場しているが、まだきちんとしたエントリーを書いていなかったのが、このRunKeeper ProRunKeeper Pro(iTunesが起動します)というiPhoneアプリ。

僕はもともとはiTrailiTrail(iTunesが起動します)というアプリを去年から使っていたのだが、先月TwitterでRunKeeper Proの存在を知り、試してみたところすっかりハマッてしまい、今ではすっかりメインアプリとなった。

ランニング用のGPSロガーとしては、Nike+ iPodがあるのだが、僕のiPhoneは3GSではなくて3Gで、Nike+には対応していない(泣)。Nike+が使えれば、そちらを使えばより便利なのかもしれないが、3Gユーザーだって楽しくランニングしたいというものだ。

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そういう意味で、このRunKeeper Proはとても楽しいアプリだ。意志の弱い僕でも「今日も走りたいな」と思わせる要素が詰まっている、なかなか良くできたプログラムといって良いだろう。以下にその特徴を3つ挙げたいと思う。

まず何と言っても、RunKeeperの楽しさは、iPhoneアプリとWebサービスの連動である。RunKeeper Proを起動してランニング(サイクリングでもウォーキングでも良いわけだが)をして、記録を保存すると、その結果は瞬時に3G回線を経由してRunKeeperのサーバに転送され、WebサービスのRunKeeperのマイサイトに記録として保存される。

 

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Webサービス版では、スタート時刻、フィニッシュ時刻、走行距離、走行時間、ラップタイム、高低差などが表示され、Googleマップに地図も表示される。

ここで面白いのが、Googleマップ上のログを後から修正できる点と、毎回の走行結果を週次、月次で蓄積させてグラフ表示できる点だ。実はRunKeeper ProのGPSログはあまり精度が高くない(iTrailも決して高精度ではなかったので、恐らくiPhoneのGPS精度の現段階の限界なのだと思う)。走って帰ってくると、実際に走ったコースとはずいぶん違う場所にGPSログが残ってしまうことも多く、従って走行距離も実績からずれてしまう場合がある。その誤差を、Web上で"Edit"ボタンをクリックすることで補正することができるのだ。これは面白いし便利。

 

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そしてグラフは何と言ってもやる気を増進させてくれる便利ツールだ。前週の距離を上回れば嬉しいし、目標にもしやすい。これは使ってみて一番はまった機能だ。本当はこれに「目標」ラインが表示できるとさらに楽しいと思うので、今後のバージョンアップに期待したいところだ。

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それ以外にも便利で楽しい機能が幾つかあるので紹介しておこう。まずは音声アナウンス機能。ヘッドセットをして走ると、事前に設定した頻度で、そこまでの走行時間、距離、ペースを音声で告げてくれるのだ(英語)。これも使ってみて予想以上に楽しい機能だ。

僕は5分おきにアナウンスしてもらうように設定しているが、たとえば1キロごとなど、距離で設定することもできる。ただ、GPSの精度がイマイチなので、距離で設定すると、誤差が大きいときには混乱しそうなので要注意。

もう一つ地味だが便利なのが、iPodとの連携機能だ。従来iTrailを使っているときは、iPodを先に起動して音楽を流し始めてからiTrailを起動していたが、RunKeeper ProにはiPodに関する設定項目があり、エクササイズを開始する際に"Start"ボタンをタップすると、バックグラウンドでiPodが起動し、設定したプレイリストを再生し始めてくれる。

僕は走る際に心拍数系計付きのストップウォッチをしているので、スタート時に押すべきボタンは一つでも少ないほうがありがたい。

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最後に情報共有機能について。RunKeeper Proは二つの方法で情報を公開・共有することが可能である。一つはRunKeeperのWebサービスを利用して、自分の活動を「公開」に設定する方法。そしてもう一つはTwitterの連動機能を使っての公開である。

Webサービスでの公開は、RunKeeperのユーザーIDを持っている人同士での閲覧を可能にするもののようだが、僕が自分の活動を「公開」にしていないせいか、正直どういう機能なのか良く分からない。

そしてTwitterとの連携は、Webサービス側でTwitterのIDとパスワードを設定しておくと、ランニングを終えて活動を保存すると、その瞬間に活動内容がTwitterに転送されるというもの。

このサービスは実に面白いのだが、転送される呟きの中にリンクが自動で貼られ、そのリンクをクリックするとGoogleマップ上の活動ログが表示されてしまう仕様になっている。つまり、どこから走り始めてどこで走り終えたかが不特定多数に公開されてしまうのだ。活動場所を不特定多数に公開することに抵抗がある人はこの機能はオフにしておいた方が安全だろう。

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というわけで、色々と楽しい機能が満載のRunKeeper Proだが、問題は価格。iTrailが450円なのに対し、RunKeeper Proは1,200円である。正直言って高い。だが、一度使ってみると、この楽しさはなかなかのものでもある。RunKeeperには機能制限のフリー版もあるようなので、まずはそちらで試すというのも良いかもしれない。

個人的にはすっかりランニングの必携アイテムになった。今後の更なる進化に期待したいアプリだ。

RunKeeper ProのダウンロードはこちらからRunKeeper Pro(iTunesが起動します)。

 

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コメント(2)

twitterに投稿するときに、地図だけを非公開にする設定がSharing Settingsで可能なようです。
ただ、本人以外がリンクにアクセスすると、地図のところだけが「このユーザは地図を秘密にしています」というメッセージになってしまうのがちょっと興ざめですが。

こんにちは、コメントありがとうございます。

記事を公開した時点では地図をプライベートにする設定はなかったのですが、その後できるようになりました。

アプリもメジャーアップデートしたので、また記事を書こうと思います。ありがとうございました(^-^)。

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このページは、ttachiが2009年9月 2日 12:33に書いたブログ記事です。

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