今年の4冊目として、あびるやすみつ氏著、「アフィリエイトでめざせ!月収100万円」を読了。
アフィリエイト関連の本はこれまでにも何冊か読んでみたのだが、その中で本書は非常にまっとうかつ真摯に書かれており、とても参考になったし、正直大分ホッとした。
世の中には沢山のアフィリエイト本やセミナーなどもあるようだが、どうも胡散臭いものも多く、中には違法スレスレのことを推奨していたり、違法とまではいかなくても、外部リンクを目的に何十という中身のない空コンテンツやブログを作れと指導していたりして、ネットの発展やユーザーの利益という意味で、明らかにおかしいものが多く、アフィリエイトという行為自体が色眼鏡で見られる一因となっていたように感じていた。
明らかに胡散臭いアフィリエイト本は紹介する気にすらならず、さっさと捨ててしまっていたが、本書はそれら怪しい本とは明らかに異なる、非常にまっとうなアフィリエイト本である。
本書で強調している「稼げるアフィリエイト・サイト」の要件とは以下の3つ。
・ユーザーにとって便利なものを作る
当たり前のことだが、多くのアフィリエイト本にはこの大原則が書かれていないばかりか、ユーザーを騙して金もうけをすることを仄めかすものも多い。だが、クリックして商品を買ったり資料請求したりするのはユーザーなのだから、彼らの利益になるようなサイト作りを目指すのは当然のことだ。
・自分の得意分野でサイトを作る
これも当たり前のことたが、自分が詳しくて知識もある分野であれば、サイトにやってきたユーザーに対しても適切な情報を提供できるだろうし、同じように商品を買ってもらうにしても、より良い製品を買ってもらうことができるだろう。これも当たり前のことでが、大切なことだ。
・独自コンテンツを作り、自分の言葉で語りかけよう
世の中には他人のコンテンツや商品リストやバナーだけを大量にコピーしたアフィリエイト・サイトが山のようにある。そういったサイトは単なる広告の塊であって、そこには独自性もサイトとしての本来の意味でのコンテンツも存在しない。ただ広告があるだけ、ようはテレビショッピング番組みたいなものである。
だが、世の中の全部のテレビ番組がテレビショッピング番組になってしまったらテレビの存在意義がなくなるように、ウェブにもしっかりとしたコンテンツがあった上で広告があるべきだという著者の考えはまったくその通りだと喝采を贈りたくなる。
あと驚いたのが、本書が出版されたのが2004年と、今から6年も前のものだということだ。流れが速いネットの世界では,技術や細かいテクニックは秒進分歩と言われていて、普通に考えて、6年前の教則本にはもう何も価値がないケースが多いのだが、本書は小手先のテクニックに走らず王道を解説しているため、6年という年月を経ても内容が古くならず、読んでいてまったく違和感がないのだ。これはこの世界の本としては凄いことだろう。
アフィリエイトの経験がまったくない初心者にはちょっとハードルが高いかも知れないが、ブログにアフィリエイト・リンクを貼った経験がある人は、本書が大いに参考になるのではないだろうかと思う。とても良い本だけに、タイトルももうちょっと硬派な感じでも良かったかもと思ったが、そうするとなかなか売れないんだろうね(^_^;)。
こんにちは。
アフィリエイト始めたばかりのときその本読みました!
とてもためになる内容で、すばらしいですよね。
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コメントありがとうございます。
この本だけだと初心者の方は難しいかもしれませんが、とても良い本だと思います。
ご感想ありがとうございます!
自分でも内容を忘れてしまった本が最近でも読まれている事に驚きです。
また新しいアフィリエイトの本を執筆中ですので、発売されたらそちらもぜひよろしくお願いします!
あびるさんこんにちは!
作者様からコメントを頂けるとは光栄です(^-^)。
普通に本屋で平積みになってましたから、6年経っても売れているということなんだと思います(^-^)。
次回作にも期待していますので、がんばってください(^o^)/