不景気に少子高齢化に政治の混迷と、迷走する日本に襲いかかった3月の大震災。
あの3月11日から今日でちょうど5ヶ月。震災直後には吹雪に襲われていた被災地も真夏を迎えている。
今日Tumblrを見ていたら、アメリカの雑誌、Mother Jones関係者がポストした小さな記事を発見した。
元ネタは日本のテレビニュースの動画のようだ。
東日本大震災復興のための寄付金付き切手が発売されたというニュース。
このニュースに対して、Mother Jonesのコメントが付いている。
下手くそで申し訳ないが、ざっと訳してみる。
ああ、日本よ!この震災と原発事故の寄付金付き切手までがこんなに可愛らしい。
もしこれがアメリカだったなら、絶対に、小さなパステルカラーの鳥がハートで形作られた花の上に座っているなんてデザインにはならないでしょう。
アメリカでチャリティーといえば、雰囲気は暗く、そして絶対星条旗がプリントされるに決まっている。
私には分かる!
僕自身、最初にこの記事を見た時には、この切手のデザインに特別な感慨は抱かなかった。
キレイな切手だし可愛らしいデザインだとは思ったが、この切手に激賞する記事を書くことはない。
むしろ、下の英語のコメントが気になって読み、「そうかあ、アメリカ人はそんな風に思うのか」と驚いた次第。
日本のデザイン力は、世界ではトップレベルなのだ。メディアの記者が感激してTumblrに記事をポストするほどのパワーを持っているのだ。
日本のアニメが世界で賞賛される時代だ。
政治はダメダメ、経済ヨワヨワだけど、こうして高く評価される得意分野もたくさん持っている。
もっと自信を持っていいのかもしれない。
僕らには、もっとパワーがあるのかもしれない。
頑張ろう日本!負けない!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。