法則7 プライベートを充実させろ
仕事に関して多くのページを割いているが、この本ではプライベートの充実も重要だと言っている。
休日にただごろごろテレビを眺めるような生活はつまらない。
やはりビジョンを持つことから始めよう。
5年後のプライベート・ライフが完璧だったとしたら、どんな生活だろうか?
- どんな家に住んでいるだろうか?間取りは?場所は?
- パートナーや家族とどのくらいの時間を一緒に過ごしているだろうか?
- どんな友人と時間を共有しているだろうか?
- どんな車に乗っているだろうか?
- 長期休暇ではどこに旅行に行くだろうか?
- 一週間のうち、家族や友人と過ごす時間はどれくらいだろうか?
そして、プライベートにおける行動コミットメントを決めよう。
人生には二種類の時間、仕事の時間とプライベートの時間があることを、肝に銘じよう。
法則8 経済的に自立せよ
日本人は昔から、お金のことを考えるのは下品だ、というような考え方がある。
でも、これからはそれではダメだ。
会社が定年までしっかり自分をサポートしてくれた時代は終わったんだから、自分で自分の面倒を見ないといけない。
だから、しっかりとお金についても戦略を立てよう。
- 今年はいくら稼ぎたいだろう?
- 来年はいくら稼ぎたいだろう?
- 今から5年後には、いくら稼いでいたいだろう?
- その希望金額を稼ぐための計画はあるだろうか?
- 退職したとき、どのくらいの資産を持っていたいだろう?
- 毎年どのくらい貯蓄や投資が必要だろう?
- その金額を手にするための計画があるだろうか?
そして大切なのが、お金が貯まる「習慣」を身につけることだ。
お金が貯まる人は間違いなく、日々お金がどんどん貯まる習慣を身に付けているものだし、お金が全然貯まらない人は、お金が貯まらない習慣を身に付けている。
お金が貯まる習慣は以下のとおり。
- 買い物する前によく検討する
- 稼ぎたい金額と貯蓄したい額の明確なゴールを決める
- 毎月の支出を減らし、その分を貯蓄する方法を探す
- あなた自身の価値と能力を高めるため、あらゆる可能性を利用する
そして、お金に関しても、自分の行動コミットメントを決めて、日々実行しよう。
「衝動買いはせず、3日待ってもう一度判断します」など、すぐ行動に移せるものが大切だ。
法則9 健康な体を作り維持せよ
どんなに素晴らしいビジョンを持っていても、体を壊していては何もできない。
もちろん予期せぬ病気やケガを負うことはあるが、生活習慣病など、自分で防ぐことができる病気はなんとしても防ぎ、元気で長生きしたいものだ。
日々の健康維持のためにできることはすごくシンプルだ。
健康にいいことを殖やす
健康によくないことを減らす
健康にいいことを新たに始める
健康によくないことを完全にやめる
これだけなのだが、これでは指標としては曖昧だ。だからこそ具体的なビジョンとゴールを持とう。
体重は何キロ?
睡眠時間は何時間?
ウェストのサイズは何センチ?
週に何回運動する?
週に何時間運動する?
どのくらい食べる?
食事の栄養バランスは?
一日あたり、一週間あたりに飲むアルコール量は?
夜は何時に就寝する?朝は何時に起床する?
自分の健康度は、十段階でどのくらいの評価?
肉体の健康を維持するのも、まさに日々の正しい習慣が原則だ。
今まで不健康な生活をしていた人が、ある日一日だけ健康的な生活をしても、体は急には変われない。
日々の生活に組み込むコミットメントを作成して守るようにしよう。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。