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Evernoteの日本語認識がめちゃくちゃすごい件

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僕はもらった名刺をスキャンして管理している。

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前から名刺はスキャンしていたけれど

名刺はScanSnap S1500Mでスキャンして文字認識をかけ、MacでSugarSync同期をかけているフォルダに入れつつ、Evernoteにも入れていた。

ちなみにS1500MはMac専用。

by カエレバ

 

Windowsの方は↓のS1500を。

by カエレバ

 

 

先日ドヤ顔の貴公子こと @ushigyu 氏がブログにエントリーを書いていたが、ほぼ同じ手順で名刺をデータ化している。


ただ、Evernoteにはあくまでも「一応」入れている感じで、実際に使う時はほとんどMacからSpotlightで検索していた。

なぜか。

理由は単純。Evernoteは検索が遅く実用的ではなかったからだ。

「なかったから」と過去形で書いたのには理由がある。

Evernoteの検索が、劇的に速くなるアプリが出たからだ。

 

 

Evernote検索専用アプリ withEverが凄い!

 

withEver 1.4(¥85)App
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: e73developer – Ryo Enami(サイズ: 1.7 MB)
全てのバージョンの評価: (8件の評価)


このwithEverを使えばEvernoteに格納されたノートの文字列を1秒程度で検索して見つけてくれる。

劇的だ!圧倒的だ!素晴らしい!!

 

 

このアプリを使うようになって、僕はiPhoneからEvernoteの純正アプリを消した。

 

 

ちょっとした思いつきやメモはFastEverでOK。

個人的ツイートはPostEverで書く。

写真は純正アプリで撮ってPictShareで翌朝まとめてアップ。

Evernoteに入れるのは、これらのアプリで出来る。
FastEver 1.9.3(¥170)App
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: rakko entertainment – rakko entertainment(サイズ: 2.6 MB)
全てのバージョンの評価: (744件の評価)

 

 

PostEver – 1日分のメモが1つのEvernoteノートに 2.3.0(¥600)App
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: Atech inc. – Atech inc.(サイズ: 2.4 MB)
全てのバージョンの評価: (592件の評価)

 

 

PictShare – multiple photos/movies uploader 2.6(¥250)App
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 写真/ビデオ
販売元: itok – 啓 Ito(サイズ: 3.7 MB)
全てのバージョンの評価: (139件の評価)
 

そしてEvernoteから引っ張り出すのは、withEverでいいじゃないか。

withEverは検索専用なので、ノートブック内を一覧させたりすることはできないのだが、もともとiPhoneのEvernoteアプリではそのような使い方はまったくしていなかった。

一覧性が必要な場合はMBAで見る。そう割り切ったら、やたらと遅くて毎回起動するたびにヘッダーのダウンロードで何分も待たされる純正アプリは使わないことになった。

 

 

できないはずの「白抜き文字」の日本語認識がEvernoteではできる!!

withEverをインストールして試しに色々検索してみていた時に、あることに気づいた。

検索に引っかからないはずの「白抜き」文字が引っかかっているのだ。なんでだろう?

僕は前職で翻訳会社にいてOCRについては色々試していたのだが、「縦書き」と並んで「白抜き文字」は認識がほとんどできない鬼門であった。

 

 

ふと思い付いて、作家の美崎栄一郎さんのお名前で検索していたのだ。

 

たくさんの結果が表示された。読んだ本の書評や一緒に東ラ研でパネリストをさせていただいた際のエントリー、それにTwitterの履歴などがずらずらと表示された。

こちらは美崎さんからいただいた、「iPadバカ」名刺である。

紙ではなく薄いプラクチックで出来ていて光沢があり反射する。写真も反射を抑えるため斜めから撮った。

 

 

この名刺をScanSnapでスキャンするとこんなことになってしまう。

かろうじて右上の名前が判別できるが、これではなんのことだか判らない。

 

 

この名刺を頂いたのは今年の1月で、スキャンしたのはお会いした翌日。

スキャンした時点で「これではどうしようもない」と思ったのだが、他の名刺データと一緒に「一応」という感じでEvernoteにも入れておいた。

 

 

ScanSnapでは常に日本語OCRをオンにしているのでこの名刺にもOCRがかかったものの、黒字に白の「白抜き文字」は基本的に日本語OCRでうまく読めない。

この名刺もうまくOCRがかからず、ただの真っ黒な画像データとしてEvernoteに格納された。

 

 

ところが今回美崎さんのお名前で検索したところ、この名刺の右上部分が認識され、検索結果一覧に表示されたのだ。

あれ?何故この名刺が?しかも反射していて文字もあまり鮮明ではないのに!?

 

 

そう思い、他の色つき名刺も調べてみた。

 

 

結果、黒字や濃い紺などが背景でコントラストがハッキリしている名刺はバッチリ日本語を認識してくれた。

上の2枚の名刺はお名前の検索でwithEverで出てきたもの。

逆に、背景がピンクや黄色など明るい色で文字が白のコントラストが曖昧な文字は認識できなかった。

 

 

いずれにしても、ScanSnapのOCR機能では読み取れておらずMacのSpotlight検索にも引っかからない白抜き文字がここまでバッチリ認識できるのはすごい!

そしてEvernoteの文字認識は画像ファイル内の文字列も読んでくれる。

 

 

白抜き文字の名刺をお使いの明石健さんのお名前で検索したら、こんな写真まで結果に表示された。

東ラ研でプレゼンする明石さんなのだが、背後のスクリーンに映っているお名前が検索で引っかかったのだ。

以前から機能として画像内文字列の検索ができることは知っていたが、実際引っかかってくると感動するね!!

 

 

というわけで、withEverで一瞬でノート内の文字列まで検索してくれるようになったので、突如Evernoteが名刺管理のメインになりそうだ。

withEverに関しては、すごく便利なのだが、雑誌のように長い文章の場合、何ページに検索文字があるのかを教えてくれないのが惜しい!

これが判るともう完璧なのだ。

今後のアップデートに期待しよう!

 

 

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