4. 「ときめき」を感じられるかが判断基準!
では、いよいよ「捨てる」を始めよう。
その時の判断基準は何だろうか?
壊れているものや、明らかにもう使わないモノは簡単に捨てることができる。
だが、問題なのは、特にこれと言って捨てる理由がなく、何となく置いてあるモノたちだ。
ここで大切になるのは、「何を捨てるか」を重視するのではなく、「何を残すのか」が大事だということ。
オマケでもらって意味なく使っている安物のマグカップ。ちゃんとしたウェッジウッドのモノももっているのに「勿体ないから」という理由で安物ばかりを使ってお気に入りはしまったまま。
モノを減らすにあたって大切なのは、「触ってときめくものだけを残す」ということ。
この例でいえば、間違いなくお気に入りのウェッジウッドを残し、おまけの安物マグは捨てる、という判断になる。
基準は「ときめくかどうか」。ここが重要なポイントだ。
5. 「思い出の品」は後回し!
片づけ祭りを始める時には順序も大事だ。
特に気をつけたいのが、「思い出の品」。
ここからスタートすると、まず確実に挫折する。
まずは難易度が低い洋服や書籍などからスタートし、難易度の高い思い出の品は最後に取りかかろう。
この順番を間違えないよう気をつけよう。
6. 捨てにくいモノにはお礼を言って別れる
「ときめかないモノは捨てろ!」
そう言われても、分かっちゃいても捨てられないモノが続々と出てくる。これが人間の性だ。
たとえば、高いブランドの洋服。もう時代もサイズも合わなくなったが、「高かったから」とか「お気に入りだったから」という理由でなかなか捨てられない。
そんな時には、モノに対してお別れの儀式をしてあげることで、決心がつくことが多い。
「今まで何度もときめかせてくれてありがとう」
その一言を添えて、手放してあげよう。
7. 洋服は「立てて」しまう!
不要なモノの処分が終わったら、今度は収納だ。
洋服はクローゼットや引出しに積んで収納している人が多いかもしれないが、「立てて」しまう。
洋服をキレイに畳んだうえで立てて収納すると、本の背表紙のように全部の服が見えるようになり、引出しを開けた時に心がときめくのだ。
使っている時だけではなく、収納されている時もときめくようにする。これが収納時のポイントだ。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。