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本を出版することになりました!

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いつもNo Second Lifeを読んでくださる皆さんにご報告です。

このたび立花、本を出版させていただくことになりました。

サラリーマンを退職して独立してから、本の出版を最初の大きな目標と掲げてきたので、とても嬉しいです!

こうして出版ができることになったのも、日々ブログを読んでくださった皆さまの応援のお陰です。

本当にありがとうございます!

 

 

出版、と言ってもまだ出版社に企画が通った段階なので、執筆はこれからです。

自分なりに手応えはありますが、果たしてどんな本になるか。とても楽しみです。

 

 

さて、思えば僕と「本」は、とても近いところでいつも行き違ってきました。

 

 

 

大学の卒論。英文科で担当助教授もイギリス人の先生だったので、卒論も英語で書きました。

大学の規程では英文の場合卒論は15枚が必要なのに、僕は何と276ページもの論文を書きまくりました。

とにかく書きたくて書きたくて、衝動を抑えられなかったのです。

 

 

 

上の写真は僕の卒論を担当のPeter Evans先生が革張り製本してくれたものです。A4なのですごくでかくて分厚いです(^_^;)。

全部で38部印刷していただきました。今でも母校法政大学の図書館には蔵書として入っているはず。

 

 

 

卒論の表紙です。

当時はまだ自宅にPCがある人はあまりいなくて、僕も持っていませんでした。

卒論を書くために友人から中古のワープロを買い取って、とにかく書きまくりました。しかも英語で。

 

 

 

Evans先生からは大学院への進学を勧められたのですが、英文学で院に進むことにイメージが持てずにお断りし、翻訳者になろうと翻訳の専門学校に通いつつ翻訳のアルバイトを一年して、その後サラリーマンとして翻訳会社に就職しました。

 

 

ただ、サラリーマンとして就職した後も「自分の文章を書きたい」という欲求は抑えられず、20代後半の一時期はクソ忙しいサラリーマン生活の合間に小説を書いていました。

そして上の写真は2000年の文藝賞の結果発表。応募総数1,578の中から一次審査突破51作品の一つに選ばれました。「アンダー・プレッシャー」という作品でした。

 

 

文藝賞発表の日、僕はサラリーマンの営業担当として、大口顧客があった天王洲アイルのビルに向かう途中の浜松町の書店で雑誌「文藝」を買い、エスカレーターで震えながら結果に見入ったことを昨日のことのように憶えています。

 

 

その後は仕事が忙しくなったり結婚したりと、モノカキへの想いは持ちつつも日々の暮らしに追われ焦点(フォーカル・ポイント)を合わせることがなかなかできませんでした。

でもようやく、25年近くの想いが結実することになりそうです。

 

 

今回書く本は小説ではなくビジネス書です。

タイトルは仮題を入れていますが、まだ決まっていません。

これから一つ一つ作り上げていこうと思います。

 

 

昨日出版社の方と打ち合わせをして、2月末までに初稿を完成させようということになりました。

一冊の本には、12万〜13万もの文字が書かれるそうです。

僕のブログは1エントリーが大体2,000〜3,000文字程度ですから、ブログ50本〜60本分の原稿を一ヶ月半の間に書くことになります。

 

 

担当の編集者さんと相談して、僕のデビュー作となる本がどうやって完成していくかを、このブログを通じて皆さんとシェアしていこうということになりました。

「いつか本を書いてみたい」という方はたくさんいると思いますので、そういった方への応援や参考になればと思います。

そして何より、僕自身の自己管理と皆さんへの報告という意味合いも強いです。

一人では時として辛い作業も、皆さんと一緒だと思えば乗り越えられるでしょう。

 

 

まだ発売日もタイトルも何も決まっていない、生まれたばかりのプロジェクトです。

これからどう育っていき、どういう形で皆さんの手許に届くことになるのか。

考えるだけでワクワクします。

 

 

頑張って良い作品に仕上げようと思いますので、応援よろしくお願いします!

早く完成の報告ができるよう、全身全霊を込めて執筆します!

楽しみに待っててくださいね(^-^)

本当にありがとうございます!

 



 

 

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