データで見る僕の館山若潮マラソン
館山若潮マラソンはその名のとおり、千葉県の最南端に位置する館山の海沿いのコースを走るマラソン。
上がRunKeeperのGPSでトレースしたコース。
当日は曇りベースで気温が低く、海から非常に強い風が吹いていた。
ただ幸い向かい風になることは少なく、追い風か横風だったので助かった。
こちらがコースの高低差。緑色がアップダウンを表している。
10kmまでは海沿いの平坦な道なのだが、その後は山に入るためアップダウンが多い。
特に上の地図にある「大山」を突っ切って越える30km過ぎの上りが激しい(その後の下りも厳しい)。
こちらが僕の実際に走ったスプリットタイム。
スタート直後は大渋滞でスタート地点まで3分かかった。
このロスタイムも成績に含まれるので、これを計算に入れる必要がある
(今回は入れていなかった)。
後で詳しく書くが、今回僕はペース配分を事前に決めて表にしてiPhoneに入れ、見ながら走っていた。
前半はずっと設定タイム前後かちょっと速いペースで走れていた。
普段トレーニングで走る時も10km〜15kmくらいまでの距離なら6分を切るペースで走っている。
だからこのペースで走ること自体に危機感はなかった。
ただ、「このまま42kmまでこのペースで走れるのか?」という疑問を感じていたことは確かだ。
予定では、20kmを過ぎたら1kmあたりのペースを5分45秒に上げるはずだった。
20kmの地点で「大丈夫か?」と思いつつも、まだ余力はあったので予定通りペースアップしたのだが、上げたペースで2kmくらい走ったところで脚が厳しくなってきた。
タイムを見て分かるとおり、23kmからずるずると遅れ始めている。
それでも6分台をキープしているが、31km地点は給水と急激な上り坂で大幅にペースダウン。ここでかなり消耗した。
この後は6分台を維持することができなくなり、7分以上かかるペースで何とか走り続けていた。
40kmを過ぎてからは7分台後半、8分近くかかってしまっているが、呼吸は特に苦しくなく、エネルギーが切れた感じでもなく、とにかく脚と身体があちこち痛くてたまらないという状態だった。
エネルギーが切れた訳ではなかったので、ゴールしても倒れるわけでもなく、ゆっくり歩いて脚の痛みが消えるのを待った。
そういう意味ではスタミナはばっちりOKで、栄養補給や給水は全然問題なかったと思う。余裕すら感じられた。
脚の痛みがここまでひどくなるとは予想外だったが、これがフルマラソンということなのだろう。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。