10. 一日のメイン時間を「会社」から「朝」にシフトする
このブログの多くの読者の方は会社員の方だろう。
もしあなたが朝の9時から18時まで会社に拘束されているとしよう。
その場合、朝7時に起きているとしたら、朝の時間帯は事実上何もできないだろう。
洗顔支度食事で終わってしまう。
だが、もしあなたが朝4時に起きたなら、4時から9時までの時間に何ができるだろうか。
始発電車はガラガラだろう。ゆったり座って車内で読書や勉強ができるだろう。
オフィスの近くにランニング・ステーションがあるなら、出勤前にランニングをしてシャワーを浴びることもできるだろう。
同じ志の人同士で朝の勉強会をやってもいい。読書会もあちこちで開催されている。
そう、生活のメインの時間帯を「会社」ではなく「朝」にシフトするのだ。
「明日は4時に起きてコレとコレをやる」と決めることで、自然と僕らは夜更かしから離れていくことができる。
朝の時間帯に自分を高める活動、自分がやりたいことを目一杯やり、充実した気持ちで仕事を迎える。
そして仕事を定時に終えたらさっさと帰宅して、夜は翌日のために自分の心と身体を休めることに使う。
自分で自分の生活をコントロールするのだ。
「時間」と「お金」と「健康」がコントロールできたとき、僕らの生活は自然とお金を生み出すようになっているだろう。
まとめ
10のリストを読まれて、「お金に関する事柄が少ないじゃないか」と感じた方も多いのではないだろうか。
そうなのだ、本書は「ざくざくお金を稼ぐ方法」を書いた本ではない。
生活習慣を改め自分をコントロールすることを学ぶことで、「貯金ができるようになろう」という本だ。
同じ収入があっても、無駄に飲み歩きタクシー帰りを繰り返す人はお金を貯めることができない。
自分の生活の質を上げ、中・長期的な勉強に時間を割くことで、なりたい自分になる。やりたい仕事ができるようになる。
収入が増えても浪費せず、コツコツ貯金を続けることで、僕らは少しずつ堅実なお金持ちへとステップアップしていく。
お金を貯めるには、支出を減らし、収入をあげる。これしかないのだ。
この二つを実現していくための近道が、「早起き」なのだ。
宝くじに当たった人の多くがあっという間にお金を使い果たし、当選前よりも不幸になるという話しを聴いたことがあるだろうか。
芸能人やプロスポーツ選手が、売れている間に稼いだお金をコントロールできず、湯水のように使ってしまい極貧になったという話しも良く聞くだろう。
大切なことは「いくら稼ぐか」ではなく、「いくら貯められるか」なのだ。
お金が手許にきちんと残れば安心だし、将来の設計もしやすくなる。
「お金を貯めたい」「お金持ちになりたい」
そう願う人は多いだろう。
ならば、騙されたと思って「早寝早起き」からスタートしてみてはどうだろうか?
急に大金持ちにはなれないかもしれないが、やってみても1円も損はしないだろう。
自分をコントロールできる喜びに気づいた時に、きっとあなたは変わる。僕はそう信じている。
このエントリーで紹介できた「お金を生み出す習慣」はごくわずか。
この本にはこのエントリーの20倍も30倍もの素敵な習慣が詰まっている。
興味を持った方は是非本にチャレンジしてみて欲しい。
田口さんも僕も、早起きで人生を劇的に変えることに成功した(僕はまだまだだけど)。
オススメ!
「お金を生み出す”朝30分”の習慣」のチェックはこちらからどうぞ!
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更新履歴
2012年5月23日 オリジナルコンテンツを公開しました。
2020年4月5日 リンク・コンテンツを最新にアップデートしました。
2021年5月19日 リンク・コンテンツを最新にアップデートしました。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。