エッセイ日常

時間管理はどこまでいっても難しい

エッセイ
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先週から次の書籍の原稿書きを再開した。

3月末から書き始めていたのだが、4月後半から引っ越しのドタバタで中断していたのだ。

月曜から金曜日まで、平日は毎日1時間半程度を執筆の時間に充てるようになった。

執筆自体は楽しく順調。中身も今のところ満足いく水準となっていると思う。

執筆が順調であること自体は素晴らしいことだ。そしてブログも最近書くのが楽しくて、アクセスもまあまあ多め。嬉しいコメントもいただいて良い感じである。

ここだけ見ると万歳なのだが、物事には光の部分があれば必ず陰の部分もある。

時間管理はどこまでいっても難しいと実感しているのだ。

 

 

書籍を1時間半書くようになるということは、今まで24時間でこなしていた他のタスクを22時間半でこなさないと、何かがこぼれることになる。

一週間で7.5時間。大した時間ではないはずなのだが、先週と今週は、この時間の穴埋めが上手くいかず、日々の「良い習慣」がこなせない状態が続いている。

しわ寄せが出ているのがランニングと読書だ。

毎日走ってはいるし、本も読んではいるが、走行距離短め、読書時間もかなり短めで、満足度が低い。

仕事優先だから、書籍やブログ、それにセミナーやワークショップの準備などに追われて、ランニングと読書が後回しになってしまうのだ。

でも寝る時間がないほど働いているわけではない。問題は外出の多さだ。これは先週も書いたとおり。

 

 

やっていなかった「原稿執筆」という新たな大きめのタスクが生活に割り込むのだから、意識的に他のタスクを整理して、枠を開けるようにするべきだった。

具体的に言えば、会食や外出しての打ち合わせなどの予定を意識的に減らし、執筆というタスクが入っても、ランニングや読書などの良習慣が滞らないようにするべきだった。

しかし今回はまったくその点を考慮せず、普段以上に外出の予定を入れてしまっていたので、ぎゅうぎゅうに予定が詰まってしまい、「タスクをこなすのに精一杯」な感じになってしまった。

 

 

セミナーなどでも「何か新しいことを始める時は、セットで止めることを決めなさい」と説明しているのだが、ふっと気を抜くとこういう状態になってしまう。

僕は人と会うことが大好きで、人に会うことで受ける刺激もとても重視しているのだが、そればかりになって自分の日々の良い習慣が実行できないのは困る。

明後日からは関西出張も控えているので、意識して時間を大切にするように気をつけよう。

 

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