「早寝早起きしたい」という声を良く聞く今日この頃。
早寝早起きは良いことなのだが、真面目な人ほど陥ってしまうのが「寝不足」という罠だ。
起きる時刻を無理に早くして、寝る時間は今まで通りだと、睡眠時間が足りなくなってしまう。
短期間ならそれでも良いが、継続的な早寝早起き習慣を身に付けるには、無理をしては続かない。
やはり、早起きは早寝とセットにした方が続きやすい。
でも、夜はテレビも楽しみだし友達と電話もしたい、SNSも盛り上がっているし、ついつい夜更かししてしまう。
そういう人も多いのではないだろうか。
そんな方に、以前は2時くらいまで夜更かししていた僕が、22時就寝を習慣にするために日々実践していることをご紹介しよう。
実は、早起きよりも早寝の方が大切なのだ。いくら早起きしても寝不足でボーッとして過ごしては意味がない。
体質や生活リズムは人それぞれなので、僕がうまくいったことも他の方にはうまくいかないケースもあるだろう。
あくまでもご参考ということで。
それではいってみよう。
早寝習慣を身に付けたいあなたに贈る10のステップ
1. いきなり何時間も前倒ししない
生活習慣は突然は変えられない。
今まで1時や2時まで起きていた人が、突然22時にベッドに入っても、目が冴えてしまい眠れないだろう。
早寝習慣は、じわじわと前倒ししていくと良い。
僕は30分ぐらいずつ、徐々に前倒しして、2時就寝を22時就寝まで移行してきた。
最短でも二週間、できれば一ヵ月くらい、今の就寝時刻より30分前倒しすることを心掛けよう。
30分の前倒しが身につき、時計を見たら「もう寝よう」と思えるようになったら、さらに30分前倒ししていく。
身体は慣れるのに時間がかかる。心だけで焦っても早寝は習慣になりにくい。
焦らずじっくり取り組もう。
2. 飲み会を減らす
飲み会は楽しいが、夜更かしの元凶になりやすい。
アルコールが入り自制心が緩み、ついお喋りに夢中になり終電帰り。
せっかくの早寝習慣も、週に3回飲み会で夜更かしすれば台無しになってしまう。
という僕も、飲み会続きで夜更かしモードになり、早寝習慣が崩れてしまうことが何度もあった。
そこで、思い切って飲み会を減らすようにした。
いまは原則週に飲み会は1回だけか、それ以下。
Dpubのような特別なイベントがある時以外はこの原則を守るようにしたところ、早寝習慣が楽に身につくようになった。
あと、飲み会に行っても二次会には原則行かない。これも自分ルールにしている。
飲み会は楽しいが、自分の習慣を変えたい時はちょっとした我慢も大切。
回数を減らし時間を短くする。でもその分参加している間は徹底的に楽しむ。
メリハリをつけよう。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。