僕は荷物が多い。
世の中には荷物が重いのはイヤだ、手ぶらで歩きたい、という方も多い。
確かに荷物がなくて身軽なのは気持ちはいい。
しかし、手ぶらで出かけてしまうと不便なことも色々ある。
僕は、その細かいちょっとした「不便」「できないこと」がイヤで、荷物を多く持つ選択をしがちである。
たとえば僕はブロガーなので、会食に行ったお店のレビュー記事を書きたくなるかもしれない。
食事中にブログを書くことはさすがにないが、問題は写真である。
iPhoneのカメラでも最近は素晴らしい写真が撮れるようになった。
でも、デジタル一眼の単焦点レンズで撮る写真にはとうてい叶わない。
僕は基本路線として、ブログにアップする料理記事はデジタル一眼で撮るようにしている。
すると、どうしても会食にはデジタル一眼を持っていく、ということになる。
半日コースの外出がある場合も、MacBook Airをだいたいいつも持って出る。
外出先でちょっとしたことはiPhoneでも出来るのだが、長めのメールを書いたりブログ記事を書くときには、やはりMacが欲しい。
「ブログは書くかかかないか分からないが、書きたいと思った時に環境が整っていなくて書けなかった」となるのがイヤなのだ。
だからいつもMacBook Airと外部バッテリーまで持ち歩くことになる。
本にしてもそうだ。
僕は本は紙が好きなので、紙の本を持って歩く。
僕は20分単位での乱読というスタイルを採っているで、ちょっと長めの外出になると「2冊持っていくか」となる。
別に一冊を40分読んだっていいのだが、読んでる途中で飽きてきて、「ああ、もう一冊持ってくれば良かった」と思うのがイヤなのだ。
というわけで、いつも重装備で荷物が多い僕なのだが、最近ちょっと心境に変化が生じ始めている。
いつもバリバリの重装備だと、重装備用のツールしか使えないことに気づいてきたのだ。
たとえば、外出先には必ずデジタル一眼を持っていくとなると、コンデジの出番はまったくなくなる。
デジタル一眼に比べると性能は劣るが、iPhoneのカメラよりは性能がいいし、コンデジの長所はなんといっても操作性の良さだ。
ロック画面を解除したりカメラアプリのアイコンをタップしたりする手間も必要ない。あっという間に起動するし、シャッター音もほとんどしないし、マクロ撮影もかなりキレイにできる。
Eye-Fiと組み合わせればiPhoneにもすぐ写真を飛ばせるので、まだまだ捨てたものではない。
それからiPadの活用を考えると、やはりなんでもかんでもヘビーデューティーというのはいただけない。
次世代iPadを購入予定の僕としては、ブログを書く予定がなく、でも時間が余りそうな時には、あえてiPadを持ち出して、Kindleで本を読む、というシーンにも挑戦してみるべきだろう。
「何がなんでもデジイチ」「絶対いつもMBA」「どうしても紙の本」というこだわりを少しずつ捨てていき、しなやかにデバイスやツールを選択できるといいかな、と最近思うようになった。
「今日は軽めの外出だからiPhoneだけにしよう」という日があってもいいし、「今日は外でがっつりブログを書きたいので、MBAにHyperJuice、それに外部キーボードまで持っていこう」という日もあっていい。
いつもでっかいロウプロのリュックを背負っているというのが従来の僕のスタイルだったのだけれど、先日のEvernote User Meetupには、何と手ぶら(ウェストバッグのみ)で参加した。
やってみるとそれはそれで身軽だし楽しいもので、写真はiPhone 5sで撮ってそれなりに満足だったし、名刺やもらった資料はウェストバッグに納まって満足。
荷物が少ない方が、洋服のアレンジに幅が出るのもいいね。
そんなことを思う秋なのでした。
次に皆さんの前に行くときは、どんな荷物とガジェットで現れるでしょう。お楽しみに(^-^)。
ちなみに今日は終日ワークショップで写真撮影もあったりするので、かなりガッツリ系。ロウプロのバッグに三脚刺したフル装備で外出です(^_^;)。
ハクバ
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。