今日は1月31日に他界した祖母を偲ぶ会に参加してきた。
祖母は享年100歳。大正2年生まれだった。
世間一般の「100歳のおばあちゃん」という言葉が持つイメージとは、多分ずいぶん違う、波乱万丈だけれども充実した人生を、祖母は生きたのではないかと思っている。
クラシック歌手として、そして音楽教室経営者、そして講師として、楽しく自由な人生を謳歌した。
いつも明るくてニコニコ笑っていて、そしてワガママで自分勝手で。
人が好きで人に囲まれているのが好きで、だからいろんなイベントを主催してその中心に自分がいて。
そんな祖母のことが僕は大好きだった。
最近ふと思う。
僕がいまやっていることって、結局僕が子供のころに祖母がやっていたことを、そのまま形を変えて繰り返しているのかも、と。
祖母は音楽だったのを、僕は書籍やブログという形にしている。
祖母が経営していた音楽教室を、僕は自分のセミナーやワークショップという形で実現している。
なるほどなあ。やっぱり家系なのかもなあ、としみじみ思う。
年末に100歳のお祝いをしてから3ヶ月しか経っていない。
あの日も来てくださった方が今日もたくさん来てくださっていた。
あの日はいたのに今日はいなかったのは、祖母だけなのでは？と思ってしまうぐらい。
僕らにとって当たり前の3ヶ月の間に、祖母はニコニコ笑いながら旅立っていった。
すごく近くにいてくれていると感じられるけど、直接触ることができない。
そんなもどかしさと切なさと、でもいてくれると思える暖かさを感じる日々。
暖かく穏やかで桜も開いた今日の陽気のような、素敵なおばあちゃんだった。
おばあちゃん、あらためて、ありがとね(^-^)。
 |
ライフ・レッスン (角川文庫)エリザベス・キューブラー・ロス,デヴィッド・ケスラー 角川書店 2005-08-25 売り上げランキング : 13677
|
 |
人生は廻る輪のように (角川文庫)エリザベス キューブラー・ロス 角川書店 2003-06 売り上げランキング : 7780
|
関連エントリー：
- 訪れた書店で自著と気になる本を一冊ずつ買う習慣 [日刊たちばな vol.20]
- ブログ記事のサイズダウンと記事量産 [日刊たちばな vol.19]
- 日常に戻る & 急性腰痛一週間 [日刊たちばな vol.18]
- 青色申告作業は3時間でサクッと完了！来年1時間で終えるために設定したタスク [日刊たちばな vol.17]
- [微グロ注意] 急性腰痛日記 上半身と下半身が斜めにずれている [日刊たちばな vol.16]
著者／出版プロデューサー／起業支援コンサルタント／ブロガー／心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった！40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。