このブログの柱の一つが「健康」である。
食に対する意識の高まり
メタボサラリーマンだった頃には不健康のお手本のような生活をしていた僕。
「食」についての意識は、ダイエットが成功して若い頃の体型を取り戻した頃から高まってきた。
それまでは単に美味しければいい、おなかが満たされればいい、インパクトがある肉や揚げ物をたらふく食えればいい。
そう思っていた。
それが痩せるにしたがい、「身体に良くて美味しいものを食べたい」「正しいものを食べたい」という意識が芽生え、次第に強くなっていった。
すると自然と料理にも興味が湧くようになり、さらには食材にもこだわりが出てくるようになる。
3年前、丁度僕がフリーランスとして独立した年は、奥さんが音楽療法の勉強をするために大学に社会人編入した年でもあった。
毎日朝出かけて夜帰ってくる奥さんのために、夕食と翌日のお弁当を僕が作ることになった。もちろん自分の昼ごはんも作った。
その時期に、食材の宅配サービスに興味を持ち、ある会社(今回紹介する大地を守る会とは別の会社)にしばらく宅配してもらっていたことがあった。
ただ、当時は今ほどは食に対するこだわりがなく、単に「買い物に行く時間を節約したい」くらいの感覚だったので、いまいち良さが分からす半年ほどで止めてしまった。
それ以来食材の宅配からは遠ざかっていた。
今年になってしばらく「引き籠もり」を強化した時期が続いた。本の原稿を書くのに引き籠もりが必要なのだ。
すると必然的に自炊の比率が上がる。
自炊の比率が上がると買い物に行く回数が増えて、その時間がもったいないと感じるようになる
3年前と同じ心理が生まれてくるようになった。
いまの家は周囲にたくさんスーパーがあるので、以前ほど買い物に時間は取られないが、それでも1回出かけると30分はかかる。
もちろん、買い物に出ることで気分転換にもなるので、そういう日もあっていい。
ただ、ちょっとでも時間が欲しい日にも、晩ごはんの支度のために買い物に出ないと冷蔵庫が空、というのはストレスだ。
そこで再度食材の宅配に目が行くようになったのだが、そのときにたまたま「大地を守る会」のことを知った。
大地を守る会の名前は、以前僕が別の宅配会社を利用しているときに、奥さんから「こっちの方がいいんじゃないか?」と聞かされていた。
ただ、当時の僕は「正しい野菜」「正しい納豆」などの意味があまり分かっていなかった。
食材の宅配をお願いする場合のポリシーが僕になかったのだ。
「安く済ませたい」のか、「農薬をなるべく使わない安全な野菜を食べたい」のか、「本物の野菜の味がする美味しい野菜を食べたい」のか、全然決まっていなかったのだ。
単に「買い物に行くのが面倒だから持ってきてくれたら楽」くらいに思っていので、契約中の会社にお願いするのを止めて、大地を守る会に乗り換えるメリットがわからなかったのだ。
大地を守る会の理念に共感
あれから3年がたち、2014年。
僕もいろいろと勉強をして、かなり「食」の安全性について詳しくなった。
そしてそのタイミングで食材の宅配サービスを再開するなら、「大地を守る会」がいいな、と思ったのだ。
大地を守る会で取り扱っている野菜の75%は無農薬である。
大地を守る会のWebには大地を守る会の企業理念として、以下が書かれている。
日本の第一次産業を守り育てる、人々の生命と健康を守る、持続可能な社会を創造する。
大地を守る会は、これらの実現をめざすソーシャルビジネス(社会的企業)です。
都会に暮らしていると、現代社会の大量生産・大量消費の構図にイヤでも加わって生きることになる。
物流なくして生きていくことはできないのだ。
でも、せめてその中で、安全で美味しい食べ物を食べて生きていたい。
そう想うようになった。
拙著「サラリーマンだけが知らない 好きなことだけして食っていくための29の方法」にも書いたが、21世紀に伸びる企業は、理念経営をしていく会社だと思っている。
大地を守る会は35年以上に渡って、明確な理念を掲げて活動している会社という点に惹かれた。
大地を守る会の商品は「買う人」「作る人」「地球」3つの健康を同時に守る、それがポリシーです。農薬に頼らなくてもおいしい野菜はできます。農薬に頼らない野菜を買えば、そのぶん農薬を使わない農業をする人が増え、大地を農薬汚染から守れます。そんな買って食べるだけで世界をいい方向へ変えていける、それが大地を守る会の商品です。
ここまで明確なポリシーを掲げて活動している会社なら、安心して利用できるのではないか。
そう思い、お試しセットを頼んでみることにした。
お試しセットに満足したので定期購入を開始!
こちらが一回目の定期購入で届いた食材。
オーガニックや無農薬、減農薬にこだわっているので、野菜だけではなく加工肉なども購入してみた。
たとえばロースハムの裏面はこう。
添加物がまったく入っていない。
ここまで何も添加物が入っていないロースハムはなかなかない。
発色剤が入っていないので、色は地味である。
知らない人が見たら「え?このハム痛んでるんじゃない?」と思うような色をしている。
でも、そもそも肉があんな鮮やかなピンク色をしているわけがないのだ。
ハムがピンク色なのは、添加物で化学的に色を付けているからなのだ。
左上のハムが大地を守る会から届いた中津ミートのロースハム。
地味な色をしているが、これが本来のハムの色なのだ。
昨夜の食卓は、ほとんど全部が大地を守る会から届いた食材だった。
鮭の西京焼き、小松菜、サラダのレタス、ニンジン、キュウリ、ルッコラ、それに味噌汁に入っている豆腐も大地を守る会のもの。
野菜はとにかくきっちり美味しい。
葉物の緑色の野菜は違いがハッキリ分かる。ぱきぱきとして勢いがある。
春菊やほうれん草も味が濃い。ピーマンはすごく肉厚でごりっとした歯ごたえがある。
魚や肉に関しては、正直味の違いというのはまだ良く分からない。
加工肉、ハムやベーコンは、添加物が入っている製品に慣れすぎているので、添加物がないと「味が物足りない」と感じる。
納豆や豆腐もしっかりしていて美味しい。
まだジャガイモやタマネギは頼んだことがないので、次回の注文で初挑戦してみることにした。
フルーツに関しては、どうしようか検討中。近所のスーパーのフルーツがすごく美味しいので、フルーツはスーパーのままにするかも。
まとめ
正直言って、野菜が「安全」かどうかは、僕たち素人が食べても分からない。
だから指針となるのは、販売している会社なりスーパーなりがどんな理念を掲げているか。
あとは、実際食べてみて「美味しい」と思えるかどうか。
その点なのだと思う。
まだ頼んで日が浅いが、現段階で「大地を守る会」の食材は全般的にとても美味しくて鮮度も良いと感じる。
なのでしばらく定期宅配を続けてみようと思っている。
興味がある方は、お試しセットが980円からあるので、一度取り寄せてみてはどうだろうか?
僕が書いた文章より、皆さんご自身の舌で確認されるのが一番確実だと思うので。
正しい食物を正しく食べる。
現代ではこれがとても難しいと痛感する今日この頃。
正しく食べて美しく生きよう!!
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。