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鮨隆(すしりゅう) — 福岡 博多 目に美しく舌に美味い!「魅せる鮨」が艶やかだった件!! [2014.9. 福岡旅行記 その6]

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福岡出張初日も夕暮れ時。出張に出かけたら、その土地のお寿司を食べるのが心からの楽しみとなった。

福岡で秋の味覚を堪能すべく向かったのは、博多駅からほど近い場所にある「鮨隆(すしりゅう)」。

投宿していたホテルフォルツァ博多から徒歩1分という近さ。

事前にチェックしたところ、ネット上での評判もかなり良いようで期待が高まる。

さっそく紹介しよう。

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鮨隆(すしりゅう) — 福岡 博多 目に美しく舌に美味い!「魅せる鮨」が艶やかだった件!! [2014.9. 福岡旅行記 その6]

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やってきました、博多鮨隆。博多駅前の一等地。筑紫口を出てすぐ。

 

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凛とした看板が出迎えてくれる。

 

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暖簾は夏バージョンだろうか。涼しげ。

ちなみにこの日は午後5時の開店と同時に入店した。

僕はお寿司屋さんは限りなく早めの時間に行くのが好き。

混雑していないしネタはすべて揃っている。

 

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お店の入り口は1階だが、階段で2階に上がる。

店内は想像していたよりもかなり広い。

 

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5時の予約は僕だけ。カウンターに陣取ると、内側には3人の職人さんが忙しそうに動いている。

この日は金曜日、予約で満席なのだそうだ。

やはり早く来て正解。

 

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まずはビールで一人乾杯。

 

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カウンターの付け台が黒なのは好き。

そして大根を薄く切ったものを刺身台として置かれる。

僕はお寿司屋さんはいつもお任せする。この日もお任せで。

東京から着いたばかりなので、地物中心でとお願いした。

 

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付き出しはシンプルに酢味噌和え。

茗荷、ワカメともに力強い風味があって旨い。

 

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そしてお造りが登場。盛り付けが実に華やかでいいねぇ。

このお店は美味しいことに加えて、魅せることにかなり拘っている様子。

どれも美味しかったが、特筆すべきは右上、これは鯨の胸肉。

鯨ベーコンになる部位の、生の状態とのこと。

しっとりしていて臭みが全然なく、歯ごたえが良い感じ。

 

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そして登場したのが秋の味覚、土瓶蒸し!

これは期待していなかったので、良い意味でサプライズ!

 

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蓋を開けると中にはぎっしりと秋の味覚が詰まっている!

 

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まずはおつゆを味わう。

もう絶句である。本当に美味しい。

ビールのあとの福岡の冷酒と交互に味わい、嘆息。本当に旨い。

マツタケの風味が汁にこれでもかっというほど染み出している。

 

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ふんだんに入るマツタケをじっくり味わう。

もちろん今年初めて。良い薫り、良い歯ごたえ、そして良い後味。

 

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そしてこれもサプライズで、土瓶蒸しの中にハモが入っていた!

嬉しい〜。今年は高知でも福岡でもずいぶん鱧が食べられて幸せだ。

 

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焼物として通称のどぐろ、赤ムツが登場。

福岡は良くのどぐろが出てくるね。

金沢名物だと思っていたが、九州でも広く流通しているらしい。

脂が強い魚なのだが塩焼で爽やかにいただける。

 

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そしてここから握りに移行。

まずは新子をいただく。

時期的にかなり大きくなっていたが、僕は今年初の新子だったので嬉しかった。

こんな風に結び目になっている新子は初めて見た。

凝っているなあ。

 

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続いて登場したのはエンガワ。

こちらも細かく切れ目が入り、上にポン酢おろしが乗って美しい。

 

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そしてこちら、中トロの炙り!

なんと金粉が振り掛けてある。これはビックリ。

魅せることへのこだわりが、このあたりからターボがかかってくる感じ。

中トロにしては脂が少なめで、爽やかにいただけて結構。

 

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そしてこれもビジュアルが凄い。

ヤリイカ。

切れ込みの入り具合も凄いが、上にウニとイクラが乗り、さらに七味などで色合いも加えている。

 

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続いては赤貝。こちらはシンプルに。

滋味豊かでアッサリ目。

 

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奥がアナゴ、そして手前が蒸しアワビ。

アナゴは甘いツメが控えめに塗られているのだが、驚いたことに山椒がかかっている。

不思議な組み合わせだが旨い。

蒸しアワビも良い感じである。

 

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そして右は変わり種。佐賀牛の炙り。

お肉のお寿司が出てくるとは思わなかったが、ポン酢で赤身をいただくと違和感はない。

そして左は大トロの炙り。

 

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この日の握りで一番のヒットはこちら、生の車エビ!

車エビは蒸したものをいただくことが多いのだが、目の前で捌いた車海老は甘くて美味しかった。

 

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玄界灘のウニ。

北海道のバフンウニとはまた違う滋味。ちょっと甘味があって旨し。

 

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ウニでコースは終了。

最後に赤身の鉄火巻きをお願いして終了。

鉄火巻きも海苔がツヤツヤでごろっと入ったマグロが元気で旨い。

 

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心から満たされて店を出る。

西の国の夜は遅い。9月下旬だというのに、まだ日が暮れていなかった。

まとめ

博多のお寿司屋さんは前回訪れたすし伝に続いて2軒目。

すし伝は渋くて通好みなノリなのに対して、この鮨隆は華やかな魅せるお寿司。

もちろんお味も良かった。

お会計は19,000円ほど。

地物のお魚を満喫するのは、癖になるなあ。

美味しく楽しい一時でした。

追記

2018年4月にランチタイム再訪しました。

鮨隆(すしりゅう)〜 博多駅筑紫口目の前の寿司店で一人ランチ! ド派手なネタがウリの繁盛店!! [福岡グルメ]
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