酉の市のため浅草を訪れ、そのまま流れて二次会へ。二次会もお開きになり、そろそろ帰ろうかと思ったところ、誘われたのが一軒のバーだった。
帰ろうとしていて誘われ、躊躇したので外観の写真を撮り忘れたのだが、外観からは何のお店なのか分からなかった。
2軒ハシゴしたあとでそこそこ酔ってもいたので、「スナックかな?」くらいに思いドアを開けたところ、そこは圧倒的異空間だった。
「ねも」というバーは、とにかくスコッチを中心としたウィスキーの品揃えがハンパではないのだ。
さっそく紹介しよう。
ねも (浅草・カウンターバー) — 圧倒的品揃えを誇る老舗バーの存在感にただただ圧倒された!
ねものバックカウンター。
とにかくボトルがひたすら並んでいる。
いい加減眠くて油断して入店したら、圧倒的品揃えにビビってしまい、写真の枚数がとても少ないのが残念。
僕は学生時代に7年ほどバーテンダーやウェイターの仕事をしていたので、多少は分かる。
この店の品揃えは明らかに異常。
写真には3ブロックだけしか写っていないのだが、これが延々と続くのだからすごい。
しかも、この棚は一列ではなく奥にもボトルが入っているだけでなく、温度・湿度管理もできるよう徹底的に作り込まれているのだ。
いったい何本あるのか?
バーテンダーさんが「5万本」とも「8万本」とも言っていたように思う。
店頭に出ていない銘柄も大量にあり、博物館のようになっているのだそうだ。
これは凄すぎる。
バーテンダー氏といろいろ会話しつつ、何を飲むかを選んでもらう。
出てきたのがこちら、クラガンモアというシングルモルトの12年もの。
「Speyside Single Malt」と書かれている。Speysideって初めて聞いたなあ。
ロックでいただきます。
ごつごつした無骨な風味と味のシングルモルトだ。
これはストレートで飲んだらもっと良かったかも。美味い。
そしてまたビックリだったのが、お通し。
これはカウンターバーのお通しではないでしょう。
リエットだと思う。まろやかで美味しくいただきました。
この日は深夜だったので料理は注文しなかったが、お料理にも興味があるなあ。
同行のお友達が飲んでいたジェントルマンジャック(ダニエル)と並べて撮影。
バーテンダーさんにこのお店の歴史やこだわり、謂れについていろいろと教えてもらう。
新聞の切り抜きとかも見せてもらい、ここがただならぬこだわりのお店だということは良く分かった。
入店したのがすでに23時半くらいと遅い時間だったので、この日は一杯しか飲めず残念。
次回はもうちょっと早い時間に来よう。
まとめ
浅草の老舗バー、「ねも」は一見さんお断りとのことで、紹介者がいないと入れない。
3人で一杯ずつ飲んでお会計は14,000円、一人あたり4,600円ちょっとと、こちらもかなり強気だが、凄いお店だと心から感心した。
ここまでの品揃えを揃えるのも大変なことだが、それを維持管理して、しかも商品として把握しているバーテンダー諸氏の力量もハンパないと感じた。
この日はいなかったが、82歳になる名物バーテンダーさんがいらっしゃるとのこと(その方が創業者かな?と想像している)。
次回はその名物バーテンダーさんともお話ししてみたいものだ。
世の中には凄いお店があるもんだ。
連れてきてくれたお友達に感謝です。ありがとうございました!
お店情報
関連ランキング:バー | 浅草駅(つくばEXP)、田原町駅、浅草駅(東武・都営・メトロ)
東京BAR 100―奥深きバーの世界へ… (ぴあMOOK)
ぴあ 2014-02-21
|
【東京】 ゆとりを愉しむ至福のBAR
たまさぶろ 東京書籍 2010-02-09
|
関連エントリー:
- 赤垣(浅草・居酒屋) — 下町らしいアットホームな酒場はつまみがどれも美味かった!
- 三の酉に突撃! 第4回浅草写真部!!
- 浅草 千束 鷲神社の酉の市 二の酉を訪問!縁起物の熊手を購入してきた!!
- ちょっと悔しい 2012年浅草三社祭訪問記 [Photo]
- 第3回 「浅草写真部」 開催しました!今回も楽しかった!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。