書評

EVERNOTE「超」仕事術 by 倉下忠憲 〜 超実践的Evernote活用法!! [書評]

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ブックレビュー2010年の94冊目は、倉下忠憲氏著、「EVERNOTE「超」仕事術」を読了。

これは良い。まさに目から鱗が落ちまくった。素晴らしい。

Twitter仲間でEvernoteのスペシャリストでもある @goryugoさんが本書をご自身のブログ”goryugo, addicted to Evernote強く推薦されていたので、彼の推薦なら間違いないだろうと即購入したのだが、これが見事に素晴らしかった。

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EVERNOTE「超」仕事術 by 倉下忠憲 〜 超実践的Evernote活用法!! [書評]

本書はEvernoteを既に使ってみたことがある人、もしくはEvernoteはまだチャレンジしていないが、クラウドを使って仕事や自身の思考を効率化する取り組みをある程度実践した経験がある人向けの、中級以上の人向けの本と捉えて良いだろう。

Evenoteもクラウドも仕事効率化もまったく未経験という人は、入門書を何かしら一冊読んでから本書に取り組んだ方が効率的だと思う。

本書ではEvernoteの基本機能や動作を網羅的に説明することは潔く省き、冒頭からEvernoteをどのように活用するべきか、自分の「外部脳」としてどのようなミッションを与えるべきかという切り口で入っていく。

従って本書はEvernote主体ではなく人間主体で話が進んでいく。

「何が出来るのか」ではなく、「何をさせたいのか」「何をさせると気持ち良く仕事がはかどるか」が主眼となっているので、Eye-FiやScanSnapなどのEvernote以外のツールも多数登場するし、GTD(Getting Things Done)のようなプロジェクト管理手法に関する初歩的な解説にページを割いていたりもする。

この切り口と章構成が非常に良く練られており、「Evernoteって便利そうなんだけど、イマイチ使いこなせていないなあ」とか「Evernoteに何をやらせるのが一番効率的なのだろう」といった疑問が相当解決するし、とにかく自分自身がもっと本格的にEvernoteを使ってみたいという気にさせてくれる。

個人的に一番参考になったのは、ノートブックの作り方と管理方法で、これはごりゅっちのこちらのエントリーも合わせて参照しつつ、自分なりにカスタマイズすると良い!

あまり細部にまで拘ってしまうと始められなくなってしまうので、おおまかに全体像を描いたら、まずは始めてみるのが良いだろう。

Evernoteを本気で使い倒したい人は是非一読されることをお薦めする。素晴らしい本と出会えた。感謝。

「EVERNOTE「超」仕事術 」のチェックはこちらからどうぞ!!

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