習慣書評

1つのことを長く続けられる技術 — 人間は習慣の塊だから、習慣を変えれば人生が変わる

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続ける:支え合う友人とつながる

ブログでもランニングでも、一緒に頑張る仲間かいるかどうかで、続ける力は大きく変わってくる。

何年かに一度、ブログのブームのようなものがやってきて、人気ブロガーが何人も生まれることがある。

そのときに共通しているのが、人気ブロガー同士がとても仲良くしているということだ。

お互いに情報を共有し、切磋琢磨し、そして励まし合う仲間。

一人ではちょっと面倒なときや心が折れそうなときも、友達と一緒なら頑張れる。

支え合う仲間の持つパワーの強さを知っている人は、「一人では始めない」と決めている人もいる。

あなたもぜひ、共に学び共に進む仲間を得て欲しい。

続ける:原点を思い出す

本書「1つのことを長く続けられる技術」を読んでいて、もっとも「ああ、素晴らしいな」と思ったのが、この「原点を思い出す」の項目を読んだときだ。

人間は習慣化して毎日同じことをするようになると、どうしても「慣れて」いき、ときとして「飽きてしまう」生き物だ。

僕の場合だと、せっかくブログで生活できるようになったのに、ブログを書くのが面倒になってしまったり、情熱を感じられない日が出てきたりする。

そんなときには、ブログを始めたばかりの、あの頃の気持ちを思い出すことで、力が湧いてくることが多い。

「ブログを書いて会社を辞めて独立するんだ!」と夢を見て全力で取り組んでいたときの気持ちと勢いを思い出すと、どんなことでもできるような気がしてくるものだ。

原点回帰、本当に大切なことだ。

思い出させてもらい、感謝です。

 

「いつもと同じ」をやめる

僕はランニングを日課にしているのだが、ランニングは身体を長い時間動かす習慣のため、日によっては億劫に感じることがある。

そんな日は、「いつもと同じ」をやめることで、気分転換になって続けやすくなる。

ランニングの場合、いつもと全然違うコースを走るとか、ウェアやシューズを変えてみるとか、普段は音楽を聴きながら走るのを、今日は落語を聴きながら走る、などだ。

ブログの場合は、こばやしさんは普段Macを使っているところをWindowsを使うと書かれているが、僕は普段はデスクトップのiMacを使っているところを、ノートのMacBook Proを使い、カフェに出かけて書く、などだ。

いつもと同じ、というのは、習慣化しやすい手段なのだが、習慣化できたときには「飽きやすい」という両刃の刃なのだ。

ここを上手く工夫すると、続ける力を高めることができるだろう。

 

やめる:急にやめない

僕が「やめる」ことに成功した習慣として、タバコとテレビがあげられるだろう。

この二つのケースに共通しているのは、「急にやめなかった」ことだ。

こばやしさんも、12時間労働を4時間労働にまで減らすことに成功したそうだが、こばやしさんも急にやめていない点が共通している。

僕はタバコを完全に吸わなくなるまでに、3年ほどの時間を掛けた。

最初は毎日1箱吸っていたタバコを、徐々に減らして1日5本にまで減らした。

そこから「毎日吸う」を止めて、「飲み会の時だけ吸う」にした状態で1〜2年過ごした。

そして時が来て、「飲み会でも吸わない」へと移行し、まったく吸わなくなった。

テレビも同じで、最初は毎日つけっぱなしだったのを、「観たい番組しか見ない」に変え、徐々に減らしていった。

そして最終的にはテレビを家に置かなくなり、まったく視なくなった。

悪い習慣は止めたいものだが、がっちり生活に組み込まれていると、突然完全に止めることは難しい。

中間地点の目標を決めて、そこに向けて徐々に高度を落としていくようにしていくと、止めやすいものだ。

この方法は知っている人が少ないような気がするが、意外と効果的なので、ぜひ試してみて欲しい。

 

積み重ねが「根拠のある自信」になる

新しいことを始めたのに挫折してしまう大きな理由の一つに、「成果が出ない」ことがあるのではないだろうか。

ブログを始めて人気ブロガーになることを夢見ているのに、アクセスがちっとも増えない。

ダイエットを目的にランニングを始めたのに、全然体重が減らない。

そんなとき、人は続けていることの価値を見失い、続けることに懐疑的になってしまうものだ。

そんなときには、「成果」を見るのではなく、「続けられていること」自体を成果だと思うことがとても大切だ。

「苦しい日も面倒な日も続けられた」という結果が、小さな成功体験となり、自分に「根拠のある自信」を与えてくれるのだ。

すぐに結果が出なくても、コツコツ続けていれば、必ずどこかで大きなブレイクスルーのときがやってくる。

そのことを知っている人は、「続けること自体が持つすごい力」を信じて、続けることができるのだ。

そして、自分を信じて続けるからこそ、結果が出るのだ。

 

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まとめ

150812-02 - 2

「1つのことを長く続けられる技術」を読み終え、「おわりに」を読み、一番最後のページを開いて驚いた。

最後のページに「参考文献」一覧があり、そこに拙著「やせる「仕組み」で人生を劇的に変える iPhoneダイエット」がリストに載っていたのだ。

こばやしさん、ありがとうございました。とても嬉しいです。

 

僕は自分は大した才能はない人間だと思っている。

でもラッキーだったのは、自分は大した才能がない人間だ、とさっさと気づけたことと、あと、大した才能がない人間でも、「習慣力」をMAXに使うと、大きな成果を手に入れられることを信じられたことだ。

天才は、一瞬の閃きや圧倒的な才能で勝負ができる。

でも、僕はそういうずば抜けた力を持たない。

だからこそ、コツコツと「走る」とか「ブログを書く」と言った、誰でもできることをひたすら積み重ねることで、人生を変えようと思った。

そして、人よりたくさんブログを書き、人よりたくさん走ることで、僕の人生は実際大きく変わったと思う。

でも、1つのことを長く続けるのには、才能や根性はほとんど必要ない。

必要なのは、この本にあるとおり、「技術」なのだと僕は思う。

1つのことを長く続けられる技術を身につけ、人生を大きく変えて欲しい。

素晴らしい1冊でした!

オススメです!

 

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