▲ まずはアミューズが登場。こちらは桜の風味のムース。
▲ 続いてはスウェーデン風サーモンマリネ。
意外にも盛り付けはクラシカルではなく、今風であった。
味わいもそれほどクラシカルではなく、今っぽい。
▲ 白ワインをグラスでいただく。シャルドネ。
▲ 続いて登場したのは、懐かしのパリソワール!
これはめっちゃメモリアルっぽい!素晴らしい。
パリソワールとは、冷製のビシソワーズに、ゼリー状になっている冷製コンソメが入っているもの。
日本ではバブル期にすごく流行って、あちこちのフレンチでこのパリソワールか出されていた。
▲ コンソメとビシソワーズのバランスが絶妙。濃厚でとても美味しい。
ちなみにバブル期は僕はまだ学生だったので、主に飲食店でアルバイトをしていて、このパリソワールを「提供する」側にいた(笑)。
▲ 続いてはアワビのムニエル。肝のソースとのこと。
でっかいアワビが丸ごと登場!
▲ こちらがアワビさん。
もちろんまずくはないし美味しいのだが、僕はアワビはお寿司屋さんで出る、塩蒸ししたものが一番美味しいと感じる。
ムニエルして、素材の良さを逆に封じ込めてしまっているような気もする。
もちろんそれは好みの問題であって、このコースのクオリティが低いということではない。
▲ そしてメインディッシュがこんなカバーを掛けられて登場!
この状態は、僕はテレビでしか見たことがない。
リアルにステーキがこの状態で出てきたのは初めての経験。
これは確かにメモリアルっぽいかも(笑)。
▲ 完璧なフォルムのフィレステーキ。
まさにオーセンティック、という感じ。
▲ 目の前でスタッフの方が赤ワインソースを掛けてくれる。
陽気で気さくなスタッフの方だった。
▲ 焼き加減はミディアム・レア。これまたパーフェクトなミディアム・レア。
お肉も柔らかくてジューシーで美味しい!
▲ そしてなんと、母と僕のところに、バースデーのサプライズが!
オーキッドルームには生ピアノの演奏が入っていたのだが、ピアニストの方がHappy Birthdayを演奏し、スタッフの皆さんが唄ってくれた。
照れ臭いけど嬉しい〜♪
▲ デザートは桃をふんだんに使ったコンポートっぽいゼリーっぽいもの。
上に分厚いゼラチンの幕が掛かっていて、それが結構固くてプリプリしていた。
▲ 普段夜には飲まないのだが、せっかくなので食後はコーヒーを。
ソーサーが二重になっていて風格を感じる。
▲ プティフールのチョコレートがかなりしっかりしていて美味しかった。
▲ 両家の集合写真。楽しかった♪
まとめ
▲ 夜のオークラも格別に美しい。
ピアノの生演奏が入る静かな雰囲気の中で、ゆったり流れる時間を楽しみつつ、オーセンティックなお料理を味わう。
まあ、オーセンティックなのは、パリソワールとフィレステーキだけだったような気もするが(笑)、細かいことは気にしない。
今回誕生会をホテルオークラに選んだのは、母と義父が盛り上がってくれるだろうからという気持ちがあったから。
母は僕が生まれる前の時代、オークラでピアノ演奏の仕事をしていたという(母はピアニスト・歌手である)。
そして義父はホテルマンだったのだが、新卒で就職試験のときに、当時建築中だったオークラに面接を受けに来たという(結果合格したが他のホテルに就職した)。
僕は長くサラリーマンをやっていたので、都心の一流ホテルというのはほとんどご縁がなかったが、母と義父にとっては、ここは元職場であったり、受験した同業他社さんであったりするわけで、話も必然的に盛り上がっていた。
2019年には新しい本館が完成するとのことだが、やはりこの雰囲気の本館がなくなるのは寂しい。
キャピタル東急やこのオークラなど、風情のある昭和の名建築がどんどんなくなっていくのは、時代の流れだから仕方ないが、寂しいね。
最後に家族で来ることができて良かった。
ホテルオークラ本館は、8月末で営業終了です。
行きたい方は急ぎましょう!!
ホテルオークラ オーキッドルーム お店情報
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。