健康・アンチエイジング書評

1週間熟睡法 by さかもとはるゆき 〜 快眠は作れる!! [書評]

健康・アンチエイジング書評
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ブックレビュー2010年の104冊目はさかもとはるゆき氏著、「1週間熟睡法」を読了。

読書6本柱の一つ「健康」についての本。今まで食事や栄養、それに体温などに関する本を読んできたが、ついに睡眠に関する本である。

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1週間熟睡法 by さかもとはるゆき 〜 快眠は作れる!! [書評]

最近やりたいことが目白押しな日々で、ともすると睡眠時間を削ってしまいがち。

遅くまでやりたいことをやってしまい翌日睡眠不足で辛く生産性が上がらず、結局するべきことが押してしまい夜遅くなって寝不足に、という悪循環に陥りやすい。

本書の存在を知り、本能と思い込みだけでやりくりしていた睡眠を専門家の目から科学的に分析してもらおう、ということで手に取った。

結果、やはり目から鱗が落ちる項目が多く、自分自身の睡眠がいかに適当だったかを思い知ることになった。

印象的だったのが、まず「寝る」と「眠る」を分けて考えなさい、という切り口。

人間眠ってしまった後のことはコントロールできないが、睡眠の質とは、「眠る前」、「眠っている間」、「起きた後」の三つのフェーズから成り立っていて、そのうち「眠っている間」以外は覚醒しているわけで、これは「寝る」に、睡眠中を「眠る」に分類することで、コントロールできることとできないことを分けるのだ。

コントロールできない「眠り」をいかに快適に過ごすかは、寝具や部屋の灯りや備品などをいかに快適にするかという準備が必要だという点も、頭では分かっていたつもりだったがやはり新鮮。

布団や毛布を掛ける順番やその位置についての考察も面白かったし、起床時に頭をスッキリさせるメソッドもとても参考になり早速日々導入しているがなかなか快調である。

改善ポイントは人それぞれだろうが、僕にとって一番の収穫は、眠る時の温度コントロールの重要性とその方法を再認識できたことだろう。

僕は暑がりですぐに布団を踏み脱いでしまい結果として身体が冷えてしまう。

これに対する対策としては、布団やパジャマ、それにシーツの選び方にちょっと気を使うだけで快適さがぐっとアップし、結果として眠っている間を快適に過ごせることが分かった。

気持ち良く寝入り途中途切れることなく眠れ、そして起床後が爽快で日中も眠くならない。

これがベストな睡眠だろう。

分かっていてもなかなか良い睡眠を取ることができていないと思うなら、是非本書を読んでみて欲しい。

ストレスも多く生活も乱れている僕らにとっては学ぶべき点が多い良書。

僕はこの本を読んでから睡眠の質がかなり上がったと感じている。

皆さんも是非読んで実践して欲しい。

「1週間熟睡法」のチェックはこちらからどうぞ!!

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