福岡の柳川市にあるうなぎの名店、元祖本吉屋をご紹介。
2015年8月 福岡旅行記3日目。
旅の一つ前の記事はこちら!
2015年8月 福岡旅行記 目次はこちら!
柳川にある祖父母のお墓参りにやってきたついでに、昼食を柳川で食べる計画。
柳川は水郷で、うなぎやどじょうが名物(「柳川鍋」の「柳川」は、ここ柳川から名前が採られたもの)」
今まで僕は柳川のうなぎは「元祖本吉屋」と「若松屋」を利用したことがある。
ただ、前回本吉屋に来たときは、「蒲焼き」ではなく名物の「せいろ蒸し」を食べて、ちょっとイマイチと感じた。
前回せいろ蒸しを食べたときの記事はこちら。
次回はぜひ蒲焼きを試そうと思っていたので、意気込んでやってきた。
さっそく紹介しよう。
元祖 本吉屋のうなぎ — 福岡 柳川の創業334年の名店にて鰻の蒲焼き定食を食す!! [2015年8月福岡旅行記 vol.17]
▲ やってきました、柳川の元祖 本吉屋。
創業1681年というから、創業334年という凄い老舗。
建物も一部茅葺き屋根になっていて重厚感がある。
▲ 建物に近づくと、鰻の香ばしい匂いに包まれる。
ワクワクするなあ。
▲ この日は夏休み中の日曜日だったが、幸いにも行列はできていなかった。
12時よりも早めに着いたのが良かったようだ。
▲ 白い暖簾が凛としている。
▲ 行列がない、と思ったが、入口を入ったら店内で5人ほどの行列があった。
でも10分かからず席に通されたのでラッキー。
▲ 今回は階段を上って2階の座敷席に案内してもらった。
座敷の風景。
10人ほどの女子大生のグループと、10人ほどのお年寄りのグループに挟まれる形。
圧倒的にお年寄りグループの方が煩い(笑)。
▲ 窓からの景色。緑がいっぱいで素晴らしい。
▲ メニュー。
失念していたのだが、「鰻重」はなく、蒲焼き定食か、もしくはうなぎ丼になる。
完全に「せいろ蒸し」を押しているのが分かるが、今回はあくまでも蒲焼きをたべにきたので、蒲焼き定食を注文。
かなり強気の価格設定である。東京の名店よりも高いくらい。
▲ 注文したときに気づかなかったのだが、せいろ蒸し定食には「うざく」が付くのだが、蒲焼き定食には付かない。
きづいていれば、単品で白焼き酢の物を頼んだのにな。
▲ 老舗にはキリンラガーが似合う。
▲ そして登場、元祖本吉屋の蒲焼き定食。
▲ 蓋を開くと、ツヤツヤの鰻が登場!
ツヤツヤ、というか、テカテカという感じ。
▲ さっそくいただく。
関西風の直焼きなので、関東風の蒸したうなぎのようなフワッとした仕上がりではない。
かなりタレが濃厚で甘く、ちょっと強い感じ。
それと、タレの量が非常に多くて浸ったような状態になるので、パリパリという感じでもない。
うなぎの風味はもちろん良いし美味しいのだが、ちょっとタレのパワーにうなぎが負けているかも?
▲ タレが多くて甘いのは、もう一つのお店「若松屋」に行ったときにも同じ感想を書いているので、この甘いタレがどっさり、というのが柳川流なのかも。
若松屋の記事はこちらからどうぞ。
せいろ蒸しだとごはんに完全にタレが絡んだ状態で、茶色いごはんだったが、蒲焼き定食だと白ごはんなので、一緒にいただくと良い案配。
▲ 食事を終えて店を出たら、結構な行列になっていた。
やはり早く来て正解だった。
まとめ
元祖本吉屋のうなぎを堪能。
若松屋と本吉屋の両方で蒲焼きを食べて、柳川風のうなぎがどういうものなのか、だんだん分かってきた。
鰻重にせずに蒲焼き定食にしていて、そしてタレが甘くてタレの量が多く、そしてタレにとろみがついている。
タレの風味が相当強く、関西風の直焼きなのだが、パリパリというよりは、しっとり仕上がってくる(タレに浸っている)。
こんなところだろうか。
個人的な好みを言うと、正直いって甘いタレに浸っているのは、うなぎの風味を相殺してしまっているような気がする。
もちろん美味しいのだが、ちょっともったいないように感じてしまう。
大人気のお店なので、あくまでも個人の好みなのだが、そんなことを感じた。
もうちょっと何店か巡ってみたいと思う。
うなぎも地域によって個性があるなぁ。
実に奥が深い。
旅の続きの記事はこちら!
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元祖 本吉屋 お店情報
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。