27 inch iMacがやってきて、久々に複数台持ちとなり、いかに活用するかが新たなテーマとなった。
移行アシスタントでデータを全部iMacに移し、MobileMeで設定情報などは同期されるようにできた。
そして懸案の親指シフトも導入できた。
ここまでのバックナンバーは以下の通り。
- 複数Mac生活備忘録 その1. 移行アシスタントの罠 LANケーブルは使ってはいけない!
- 複数Mac生活備忘録 その2. MobileMeなしでは生きて行けない!かわせみユーザー辞書も同期できる!
- 複数Mac生活備忘録 その3. 親指シフトMacユーザーの救世主!”KeyRemap4MacBook”よありがとう!!
ここまでで何とか2台をバラバラに使うことはできるようになった。だが、僕には一つ大きな未解決事項が残っていた。
それは、写真と音楽ファイルをiMacとMacBook間で完全同期させたい、ということだ。
最初はMacBookを自宅に持って帰ってきて電源を入れたら、iMacとWiFi経由で自動同期ができるアプリとかないか、などと考えていた。WiFiが無理なら、FireWireケーブルで接続して同期アプリで同期させるかとも思った。
でも、毎晩自宅に帰ってきてFireWireケーブルを繋いで同期アプリを起動させて、というプロセスを考えただけで、これはダメだと思った。面倒すぎるのだ。
直結がダメならオンライン・ストレージか。
ということで考えてみた。僕が使っているオンライン・ストレージはMobileMe、SugarSync、Dropboxがある。MobileMeは有料9,800円で20GBの容量、SugarSyncはキャンペーンで容量が増えて約50GB、Dropboxもキャンペーンで増量してて7GBほどある。
だが、それでは足りないのだ。全然足りない。
写真が入っている「ピクチャ」フォルダが約100GB、そして音楽が入っている「ミュージック」フォルダが150GBある。そして雑誌や書籍のスキャンが入っているフォルダも50GBほどある。合計300GBだ。
SugarSyncやDropboxの有料プランを検討したのだが、Dropboxは100GBプランまでしかなく、しかも年間199ドルかかる。SugarSyncは500GBプランまであることはあるが、年間399ドル,つまり3万4,000円前後もかかってしまう。これはちょっと高過ぎ。
そんなことを考えていた時に、トレンドマイクロ社が新しいオンライン・ストレージ・サービスを開始したと知り、早速調べてみた。
その名は トレンドマイクロ オンラインストレージ “SafeSync“。ウィルスバスターの会社だけに、「安全な」というテーマなのだろうか?
トレンドマイクロ オンラインストレージ SafeSyncの一番のウリはなんと言っても容量無制限ということ。1TBでも2TBでもアップできる。これはビックリ。そして料金は年間4,980円。500GBで3万4,000円のSugarSyncよりもずっとお得な感じだ。嬉しいけど、サービスをずっと維持できるのか心配だ(^_^;)。
もう一つの特徴としては、同期フォルダを自由に設定できること。これはSugarSyncと似た感じか。僕の場合iMacのHDDが2TBあるのに対してMacBookは500GBなので、完全に全部のデータを同期させることは考えていない。
容量を食う動画データなどはiMacとSugarSync上だけにあって、必要に応じてMacBook側ではブラウズしたりダウンロードしたりできれば良い。
というわけで早速SafeSyncに申し込んでみた。
まずは写真と音楽ファイルの完全同期が目標。自宅のiMacに入っている写真にはいつでも即時アクセスしたい。音楽ファイルも同様。
ではということで、まずは写真が格納されている「ピクチャ」フォルダをiMacからSafeSyncにアップして、その後MacBookにダウンロードさせて同期を取ることにしよう。MacBook一台持ちの時は、iPhoto Libraryを分割していて、古いものは外付けHDDに逃がしていたが、2TBの容量を誇るiMacではその必要もない。
そして「ピクチャ」フォルダ100GBのアップロートをスタート!
予定では22時間ほどで全ファイルの同期が終わることになっている。
さあ、容量無制限のオンラインストレージ SafeSyncの実力やいかに!?
続く。
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。