熊本県阿蘇市にある「阿蘇神社」に行ってきたのでご紹介。
注:この記事は2016年7月に阿蘇神社を訪問した時点の記録です。
公開時(2017年4月)の状況とは異なりますのでご留意ください。
旅の一つ前の記事はこちら
2016年7月 福岡・熊本旅行記 目次
今回の熊本への旅の目的があと2つ残っている。
一つは、阿蘇神社の状況を直接自分の目で見に行くこと。
そしてもう一つは、阿蘇神社復興のためのチャリティー商品「蛍丸サイダー」を製造・販売している阿蘇の岡本さんに会いに行くこと。
この2つを実行すべく、レンタカーで熊本市内から阿蘇市へと向かった。
阿蘇神社 〜 熊本地震で甚大な被害を受けた現地を実際見に行ってきた! 被害の大きさを目の当たりにして胸が痛んだ!! [2016年7月 福岡・熊本旅行記 その19]
▲ JR熊本駅近くのレンタカーオフィスを午前7時に出発。
この日は14時に福岡空港から東京に帰る飛行機に乗る必要があるので、かなりの弾丸ツアー。
阿蘇神社までは順調なら1時間半ほどの道中である。
ただ、途中阿蘇地方は一部道路が寸断されたままになっている箇所もあり、そのため交通渋滞も慢性的に起こっているという。
限られた時間の中で、いかに上手く回るかを考えながら出発した。
▲ やはり予想より時間がかかり、約2時間かかって阿蘇神社に到着。
途中一部の住宅では屋根の瓦が落ちてしまい、ブルーシートで雨を防いでいる家や、塀が倒れている住宅などもあったが、車での通行に支障はなかった。
▲ 社殿に向かう途中に、すでに復興に向けての寄付のお願いなどが書かれていた。
▲ 石柱もこのように倒壊したままになっている。
▲ そしてこちらが完全に倒壊してしまった楼門。
僕は今回が初めての訪問なので、この楼門が立っていたときの姿が想像できないくらい、ぺしゃんこに潰れてしまっている。
▲ 在りし日の楼門の写真が飾られ、余計痛々しい。
この楼門は1850年に建てられたものとのこと。
非常に立派な門だったことが、写真からも分かるが、逆にこれだけ大きく高さのある建物が、ここまでぺしゃんこに潰れてしまうことに驚きを感じ得ない。
▲ 地震発生から2ヶ月半が経過していたが、ブルーシートを被せる程度の対応が精一杯という感じで、まだ本格的な復旧は手付かずだった。
▲ 滔々と湧き出す神の泉。
▲ 紅白の舞台と酒樽と、潰れてしまった楼門の対比が痛々しすぎる。
▲ 灯籠も崩れてしまったまま手付かずになっている。
▲ 楼門の後ろにある拝殿も観世んに崩壊している。
波打つ屋根が衝撃の激しさを物語っている。
▲ 穏やかな好天としーんとした静けさと、この目の前にある光景の落差が激しく、一瞬自分がどこで何をしているのか訳が分からなくなる。
▲ 作業をしている方がちらほらと見えるが、この状況の前には為す術がないという風に見える。
というよりも、復旧の全体の方向性が決まらないことには、手をつけられない、という方が正しいのだろう。
▲ 楼門の「阿蘇神社」の文字が微かに見える。
▲ 完全な復興には10年かかるとも20年かかるとも言われている。
完全に復興を果たした際には、ぜひもう一度訪れて、記事を書きたいと思っている。
まとめ
ひょんなご縁から惨状を知ることとなった阿蘇神社。
蛍丸サイダーを拡散したりした手前、自分の目で状況を見に行きたいと思っていたのだが、叶った。
僕にできることは限られるが、復興の協力をしていきたい。
そして完全に復活した阿蘇神社にぜひもう一度行きたいと思っている。
痛々しい光景だったが、自分の目で見て、肌で感じることができて良かったと思っている。
旅の次の記事はこちら♪
2016年7月 福岡・熊本旅行記 目次
阿蘇神社 公式サイト
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。