東京都中央区グルメ情報

鮨 不二楼 訪問レポート 〜 日本橋茅場町の 会員・紹介制寿司店の熟成寿司フルコース!!大将のこだわりが半端ない!! [日本橋グルメ]

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日本橋茅場町にある「鮨 不二楼」(ふじろう)という会員・紹介制のお寿司屋さんに行ってきたのでご紹介。

厳密にいうと、不二楼は1Fから4Fまでの業態の異なる「食のパビリオン」全体を指す店名である。

僕がお邪魔しているのは「不二楼の三階」であり、食べログ等は便宜的にか「鮨 不二楼」と分けて掲載しているので、僕もそれに従い「鮨 不二楼」と書く。

「不二楼」の1Fは炭火焼き鳥のカウンター、2Fは宴会のコース専門フロア。

そして3Fが総大将高取宗茂さんが陣取る熟成寿司フロア、そして4Fがバーフロアとなる。

以前は3Fと4Fは完全紹介制だったが、最近は3Fは非会員の方でも毎月1日に限り翌々月の予約を受けるようになり、4Fも誰でも利用可能になったと公式サイトに記載があった。

総大将高取さんの食に対するこだわりが全部つまった建物といったところだろうか。

今回はお正月以来ひさしぶりの訪問で、とても楽しみにしていた。

さっそく紹介しよう。

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不二楼 基本情報

不二楼 お店の外観

▲ やってきました、日本橋茅場町 不二楼。

遠くからでもひと目で分かるこの華やかな外観。

一度見たら忘れない。

 

▲ 巨大な看板は武田双雲さんの書がベースになっている。

 

▲ とっくり?瓢箪?がモチーフになった暖簾を潜り、さあ3Fのワンダーランドへ!

鮨 不二楼 店内の様子

▲ カウンターとテーブル席があるが、やはりカウンターが嬉しい。

正面にも武田双雲さんの書が飾られている。

座席の配置もすごくゆったりしていて、カウンターも広々していて贅沢な空間だ。

鮨 不二楼 お店情報

店名 鮨 不二楼
住所 東京都中央区日本橋茅場町2-9-12
電話番号 080-9987-9292(3F 鮨 不二楼専用番号)
定休日 毎週日曜・祝祭日
営業時間 17:00~23:00(L.O.22:00)
[土]
17:00~22:00(L.O.21:00)
予約の可否・必須かどうか 完全予約制
クレジットカード カード可
席数 非公開
駐車場 なし
開店日 2017年7月7日
ウェブサイト 公式サイト

食べログ

鮨 不二楼 地図とアクセス

東京メトロ東西線茅場町駅二番出口から徒歩1分

最新!鮨 不二楼 2回目の訪問レポート! 2019年11月

利用日と利用シーン

2019年11月12日(火)18時より3名で利用。

二ヶ月ほど前に予約を入れていた。

当日の様子

▲ まずはグラスのシャンパンで乾杯。

G.H.Mumm Cordon Rougeのグラスが華やかで美しい。

 

▲ 不二楼ワールドは一風変わった前菜からスタートする。

 

▲ こちらは10日寝かせた子持ち昆布。

これがジュワーッと旨味が出て素晴らしい。

 

▲ 400年前の古文書の製法で作ったというイカの塩辛。

もはや全然イカの塩辛に見えないし、食べても言われなければイカの塩辛とは分からない。

歯ごたえが強く塩気もふんだんにあるので、一本ずつつまむようにいただく。

 

▲ そして辛子明太子。

見た目すごく辛そうに見えるが辛味は抑え目で、その分豊かな風味がある。

 

▲ 続いて登場したのがあん肝!

このあん肝が抜群に美味かった!

ふくよかでジューシーでフルーティー。

ここまで美味しいあん肝はひさしぶりに食べた。

 

▲ ここで最初の握りが登場。三週間熟成のカンパチ。

ビックリの旨味だ。

 

▲ 続いては冷酒を。

佐賀の七田のひやおろし。

 

▲ 何かと思ったら、鯨のさえずり(タン)とのこと。

クジラのタンなんて生まれて初めて食べたけど、これが醤油と玉ねぎベースと思われるちょっとスパイシーなタレと抜群に合って美味い。

個人的にはクジラのベーコンよりこちらの方がずっと美味しいと思った。

 

▲ 丹波の黒豆まで熟成させてしまうんだからすごい。

 

▲ 分厚い切り身のイサキ。

皮目が炙ってあり香ばしく華やかだ。

 

▲ ウニとキャビアの茶わん蒸し。

中にはチーズなども入ってかなりトリッキーで旨味も強い逸品。

 

▲ サヨリの歯ごたえ素晴らしい。

 

▲ 新政No.6登場。

相変わらず華やかでお寿司にとても良く合う。

 

▲ すごい包丁が入ったヤリイカ。

 

▲ なんと、シャリとの間に一ヶ月熟成のトロが潜んでいる。

先にイカとシャリの風味が舌に触れ、噛むにつれ中からトロのパワフルな旨味が遅れてやってくる。

 

▲ 赤貝も大きなネタで口の中いっぱいに広がる。

 

▲ 長崎は五島のクエ。

まさに白身の王様。すごい風格と風味。それに歯ごたえ。

 

▲ 宮城の日高見。スッキリ。

 

▲ うなぎはふわっとしつつも香ばしい。

これもまた美味いなー。

 

▲ アジかと思ったらサンマ!

爽やかな脂が熟成でパワフルになる。

 

▲ そして何と津居山の蟹の握り!

大将曰く蟹はこの津居山のものが日本で一番美味しいのだそう。

僕はまだ本格的には津居山の蟹を食べたことがないが、この握りだけでその旨さは十分分かる気がする。

力強くそして旨味もエネルギッシュ。

でも繊細という。

 

▲ ボラの白子の揚げ出し。

ボラの白子は初めて食べたけど、クセがなくてスッキリしている。

 

▲ 3日熟成のボタン海老。

ねっとりパワフル。そして身がでかいので口の中いっぱいに海老がやってくる!!

 

▲ ガリが美味しくてどんどんお代わりしてしまう。

 

▲ 新潟の愛山 試験醸造。

なんだかすごいのが出てきた。

 

▲ しまった、メモの取り忘れ。

パワフルな白身で皮目があぶってある。

 

▲ 一ヶ月熟成のマグロはカナダ産。

国産のものは小ぶりでここまでパワーがないとのこと。

最近カナダ産やボストン産のマグロが美味しい。

 

▲ とても贅沢なウニの細巻き。

いったいどれだけウニが入ってるんだろうか?

 

▲ お味噌汁をいただいてフィニッシュ!

いやあ素晴らしかった。

集合写真

▲ おちゃめな大将が奥でペコちゃんみたいになっていて後で見て笑った。

皆さま美味しく楽しい時間をありがとうございました!!

スタッフの対応

皆さまに良くしていただき感謝です。

お会計

一人30,000円(税込)

この日のまとめ

ひさしぶりの鮨 不二楼だったが美味しさがすごくパワーアップしている気がして大満足の時間だった。

一つ一つのネタも大きく分厚く、とにかくパワフル。

たくさんエネルギーをもらった素敵な時間だった。

前回の訪問レポートはこの下のオススメ店リンクのさらに下にありますので併せてどうぞ!!

日本橋茅場町 鮨不二楼、オススメです!!

東京寿司情報はこちらにもたくさん!もう1記事いかがですか?

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鮨 不二楼 1回目の訪問レポート 2018年3月

日本橋茅場町にある「不二楼」という会員・紹介制のお寿司屋さんに行ってきたのでご紹介。

正確にいうと、不二楼は、全部で1Fから4Fまであるお店なのだが、そのうち一般開放されているのは1Fと2Fのみ。

1Fは焼き鳥屋さん、2Fは天ぷらなどの和食割烹となっている。

そして3Fと4Fは会員フロアとなっており、一般のお客さんは入れない。

その3Fの会員制・紹介制のお寿司フロアに行ってきた、というわけ。

お寿司フロアに入るには、会員の方に連れていってもらうか、あとは1Fと2Fのお店に通ってマイルを貯めて会員権をゲットする。

もしくは、毎月22日の3F一般開放デーに申し込むなどの方法がある。

僕は会員のお友だちに連れていってもらって総大将の高取さんにご挨拶させていただき、自分も会員にさせていただいた。

熟成寿司の悶絶ワールドへようこそ。

さっそく紹介しよう。

不二楼 〜 日本橋茅場町の 会員・紹介制寿司店の熟成寿司フルコースに悶絶しっぱなし!! [東京寿司道]

▲ やってきました、日本橋茅場町 不二楼。

地下鉄の茅場町駅から2分も掛からない。

裏道にどーんと、建物全体が黄金色に輝く不二楼が浮かび上がる光景は、ブレードランナーとかマトリックスなどの近未来の世界を思い出させつつも、江戸情緒にも触れている不思議な感覚。

 

▲ 階段で3F寿司フロアへとのぼる。

会員の間では、不二楼の3Fに行くことを、「登楼する」と表現する。

まずはビールで乾杯。

 

▲ 総大将の高取さんお任せコースがスタート。

まずは定番の、400年前の製法で作られるイカの塩辛からスタート。

古文書に記載されている製法なのだそうだが、言われなければ、これがイカの塩辛とは気づかないだろう。

歯ごたえも風味も強いので、一本ずつ、箸休めのように食べていくのが良い。

 

▲ 10日間寝かせた子持ち昆布。

ワサビと共に。

こちらも素晴らしく濃厚で、でも滑らか。

 

▲ 170時間熟成の辛子明太子は、焼酎に漬け込んでいるとのこと。

 

▲ 個人的にはこちらのお店のガリが大好き。

深みがあって、でも優しく、トゲトゲしないが、でもちゃんと主張している。

この日も3皿も食べてしまった(笑)。

 

▲ そしていきなり2週間熟成のマグロ大トロが登場。

飾り包丁が細かく入っていて、空気がたくさん入りふわっふわの食感と豊かな風味が素晴らしい。

 

▲ 箸休めのお豆腐もしっとりしていて美味い。

 

▲ 続いてはビックリずるほど分厚い平貝。

飾り包丁が100本以上入っているとのことで、口に入れるとホロホロとほぐれていく。

この食感は初めての体験!

 

▲ 冷酒は島根の超王禄。

華やかでお寿司に良く合う。

 

▲ 金目鯛も熟成。

皮目が炙られ粗塩でがつんといただくと、香ばしさと滋味が一気にやってくる。

これも素敵。

 

▲ そして凄かったのがこれ!!

78時間熟成させたボタン海老!!

もはや別の生き物に見えるけど、素晴らしい熟成で、旨味と滋味に溢れ、それでも爽やか。

サイズも超大型で、口の中いっぱいに旨味が溢れる!!

大迫力の異次元ワールド。

 

▲ 焼きたての玉子焼が登場。

しっとりしっかりした焼き加減で、軽く甘みがある。

 

▲ 兵庫県の日本海側、津居山のズワイガニ。

高取総大将曰く、「ここのカニが日本で一番美味い」とのこと。

確かにこれもすっごく濃厚で美味い。

 

▲ ちなみにこちらが津居山のズワイガニ。

3Fフロアで提供しているカニ尽くしコースを予約すると、これがどかーんと一匹出てくるとのこと。

このカニコースもぜひ一度試したい。

 

▲ そしてこれもすごかった、クエ!!

炙られた皮目の香ばしさと、じっくり熟成された身の旨味のコントラストが素晴らしい。

 

▲ 「アカバナ」と呼ばれる、鹿児島の錦江湾でしか獲れない、幻のカンパチ。

ブリと言われてもまったく違和感がないしっとりとした脂と身の風味。

 

▲ これも素晴らしかった!

暴走半島沖で獲れる、この時期が旬の「寒サワラ」。

 

▲ 富山の白エビも昆布締めでネットリと。

 

▲ サバは藁で炙ってスモーキーなフレーバーが身の脂とコラボしていてすごい。

 

▲ 同じ王禄酒造の「丈径(たけみち)」。

スッキリしていて、後味が爽やか。

 

▲ 春ということで、桜豆腐。

桜の葉の塩漬けが練り込んであって、素晴らしい風味。

 

▲ あん肝もジューシーでふるふるだ。

 

▲ ウニとキャビアの茶わん蒸し。

隠し味にあるものを使っていて、すごく華やか。

正解はお店に行って直接味わって、答え合わせしていただきたい。

 

▲ 穴子。S級のさらに上、ドS級のあなごとのこと。

ふわっふわでツメがしっとり。

 

▲ ウニの軍艦巻ではなく細巻きで〆!

いったいどれだけのウニが投入されているのだろうか。

 

▲ お味噌汁でホッとする。

まとめ

まさに不二楼ワールド、他のお店にはない独創的なラインナップだ。

徹底的に熟成にこだわるスタイルで、ネタの一つ一つが大粒で豪快。

ぱっと見品数が少なめに見えるが、一品ごとのネタのサイズが特大で、さらに熟成させていて旨味とインパクトが強いので、すごくおなかがいっぱいになる。

おなかがいっぱいになったあとは、4Fの会員専用かつ写真撮影禁止のバーフロアで一杯いただいて、まさに昇天。

最初から最後まで悶絶しっぱなしの時間でした!

総大将ありがとうございました!

日本橋茅場町 不二楼3F寿司フロアー、超オススメです!!

不二楼 お店情報

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