秋の夜長に 思うこと 自閉編
1996年9月15日(日)
Epitaph / King Crimson
自分の精神状態をコントロールすることは普段は
それほど難しいことではない。
あ、もちろんだらけまくっているとか、今日も飲んじゃったよ、 とほほってようなことではなくて、自分の気持ちの均衡を保っていること というか、他人に不快感を与えないように社会的に生きるということ。
外的圧力やショックにより自分の精神的平穏が壊されている。
あちこちからガンガン容赦なくやってきてる。
さらに自分から選んだ方法が自分を苦しめていることを知っているから 言葉に出して助けてくれって言うことができない。
バランスが壊れかけているのかも知れない。
微妙なバランスの上に成立したコミュニケーション。
壊すのはきっとすごく簡単なことだろう。
自分の未熟さと弱さを改めて認識する悲しい夜は、一人の方が
気が楽なのかも知れない。
いつもこんなことばかり繰り返して
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Still Ill / The Smith
やっとカサブタになったばかりのところをまた擦りむいて
しまったような感じ。
愛だの恋だのって感情はとっくの昔になくなっていても、傷だけは
まだ残っていた。すっかり忘れていたのに。もう、ずっと昔のことなのに。
もう一度うだうだ書くのはかったるいのでそのまま手を加えずに
引用することにする。
彼女の答えはすごく以外だった。その前の年まで彼女はある男性と婚約してい
た。ところが 彼が別の女性に恋をしてしまい、結婚式場まで決まって、結納ま
で済ませていたのに 婚約を破棄されてしまった。彼女はまだそのショックから
立ち直れないでいた。
彼女は僕を好きだと言った。でも片思いでいたいと言った。片思いなら決して
裏切られる 事はないからと。
そんなバカな。お互いに好きだと認めあいながら、過去の第三者の幻影なんか
に邪魔されて たまるかと思い、必死に彼女を説得した。で、ついにOKをもら
い、晴れて恋人同士になった。
つきあい始めて3カ月ぐらい経った時、電話で彼女の旧友が大阪から出てくるか
ら友達みんなで 遊びに行きたいと言った。僕は友達付き合いを制限するつもり
は全然ないので文句なしでOKしたが、 ちょっとひっかかったのが、その旧友
が、彼女の元婚約者の親友だってこと。
なんか漠然としたいやーな予感がした。で、ちょっと無理を言って、友達みん
なと別れた あとに会う約束をした。
その日のことは今でも思いだすと心が痛む。
土曜日だった。彼女から午前中にまず電話が掛かってきた。で、多分6時ぐらい
に会えるって事に なった。次に夕方の5時ぐらいにもう一回電話。友達のうち
の一人がまだ来ないから、みんなで 待っている。会うのが少し遅くなるが、ま
た後で電話するってことで電話を切った。
この時点で僕はすごくイライラしていた。そして嫌な予感は見事に的中した。
彼女がその時待っていたのは元婚約者。自分を捨てた男だ。
二人はそこで再会した。
彼女が僕に電話をかけてきたのは夜中の2時半。彼女は完全にショック状態だっ
た。 その時に彼女が元婚約者と会ったということを言われた。
彼女は完全に昔の彼とのことに浸りきっていた。何も考えられないって言う彼
女に僕も 納得して電話を切った。
でも後からこの日の彼女と彼の出会いは、あらかじめ計画されていたものだと
別の 友人から聞いた。
元婚約者は彼女と別れてから、その別れる原因となった女性とはうまくいかな
かったらしい。 で、彼女と寄りを戻したいと思っていた。で、大阪の友人に助
けを求めた。大阪の友人が 一肌脱いで、お膳立てをして、見事に彼と彼女は劇
的な再会を果たした。
この時点では僕はまだ楽観的だった。まさか彼の方が彼女と寄りを戻したいと
願っているとは 夢にも思わなかった。ちょっとおせっかいな友人が、別れたき
りになっている昔の 恋人同士を再会させて、わだかまりをとってやろうと試み
たぐらいに思っていた。
ところがそれから一週間ぐらいして、彼女が僕と別れたいと言い始めた。
彼が彼女と会いたいと言っているという。
その時に初めて僕は事態の深刻さを知った。
必死に引き留めようと頑張ったが、本当に、見事なほど、みるみる彼女は僕か
ら 離れていった。2週間後には僕はもう彼女と別れざるを得ない状況になっ
た。 彼女は泣いて、お願いだからもうやめてって言った。僕はもうなにもでき
なくなった。
僕と彼女が別れて2カ月後に二人は再度婚約、そしてそれから半年後に結婚し
た。
彼女は友人ほとんど全部、両親、僕、すべてを完全にぶっちぎって自分の思う
ままに 突っ走った。
最初は周りの人すべてが猛反対したらしいが、結局二人の熱意が周囲の人間を
自動的に 説得した。結婚式の写真を見た。嬉しいとも悲しいとも違う、ずーん
と重い感慨。 忘れられない。
結婚式の前日の夜、彼女と電話で話した。彼女は僕と一緒にいた3カ月間自体を
否定していた。
彼女の人生において、僕との3カ月はじゃまなものへと変化してしまっていた。
僕との3カ月間がなければ彼女は婚約者に捨てられ、彼が戻ってくるまでずっと
待ち続けていた 一途な女でいられた。彼女は僕との生活をすべて抹殺してい
た。
おめでとうっていう言葉も彼女は聞いていないようだった。
とまあ、そんな感じのことがあった。
もう二年も前に終わったはずのことなのに、メールを読んだ後、
吐き気のような、眩暈のような感覚に襲われ、全ての思考が完全に
停止してしまった。
悲しみではない、別に何も悲しむことはないはず。
怒り?うーん、怒りという言葉は近いけど、ちょっと違う。
僕のあの思い出は、彼女の、涙でグシャグシャになったウェディング姿の
写真で完結していたはずだったのに。
できることならずっとずっとうまくいって欲しかった。
あれだけ周囲を振り回して、僕を捨てていったんだから。
僕がそんなこと言ってもそれは二人の問題。それは分かってる。
でも悲しいんだ。
全部まとめてごみ箱にポイッて感じがして仕方がない。
彼女が離婚したってことを知ったのは今日、彼女の友達からのメールにて。
前にどこかで書いたことがあると思って引っ張り出して見たら、
7月6日の日記で細かく書いていた。
ある女性と知りあった。最初は全然存在感を感じなかったんだけど、一度飲み
に行ったら すごく魅力的だったので、もう一度会いたいと思い、その時につき
あって欲しいと言った。
離婚の原因が何なのかは知らないし、聞きたくない。
あー、だめだ。今夜はホントにダメみたい。
延々とこんなモノを読まされた皆さん、ゴメンね。
こんな夜もあるってことで、勘弁してやって下さい。
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なんだか体内に溜まってた膿を出してしまったようで、
なんだか急激に復活しつつあるみたい。
ここの前まで書いて、ちょっと海苔乗りなんて見に行ったりして
元気になって帰ってきました。
かわちゃんありがとう。やっぱり僕はあなたのファンらしいです。
お礼にまたもや一曲プレゼント。
もっとまともなものくれって?
ふふふふ。それは飲んだときのお楽しみってことで(しつこい)。
Just Like Heaven / The Cure
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Love...Thy Will be Done / Martika
完全に私信ですが
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ちょっと弱まってたみたいです。いきなり切り上げてしまって本当にごめん。
余計なことを色々考え過ぎて、自分を見失ってしまう、よくあるんです。僕の場合。
きっと明日はいつもの僕だと思います。
まあ、所詮弱いものってことで、笑って流してもらえると、嬉しいな。
勝手に落ちて、勝手に元気になって、まあ、なにやってんだかね(笑)
じゃ