真夏の夜の夢 思うこと Summer Edition
1997年7月26日(土)
Light my Fire / Jose Feliciano
最近、日記と自分についてあれこれ考えさせられることが多くなっている。日記猿人のトラブルとはあまり関係がなく、どちらかと言うと非常に個人的な理由で。
読むこと、読まれることにおける、僕自身のキャパシティなどということをあれこれ考えたりしている。
無理をして結論を出すつもりもないので、もしかしたら文章にすることなく完結してしまうかもしれないが、結構面白いのでもうしばらく考えてみようかと思っている。
書きたいという気持ちが萎えている訳ではない。
自分の思考を理性で蓋をしないで放り出しておくのは結構面白い。
Hey Lula (Voice of SAAMI) / Yen Chang
(c) T. Tachibana. All Rights Reserved. 無断転載を禁じます。tachiba@gol.com
七色のカクテルライトがドライアイスに乱反射する中、
幕は上がり目隠しをした天使達が桃色の衣を纏いステージの上を飛び交っている。
客席は静まり返り観客達は微動だにせず、
ハムレットのソロが始まるのを待ち構えている。
to be or not to be
それが、問題だ。
目隠しをした天使達は一斉に青いバラの花を舞台にばら撒き、
ハムレットの胸に銀のナイフを突き立てる。
i think therefore i am
胸から鮮血を迸らせるハムレットを、
七色のスポットライトが鮮やかに照らし出し、
客席は固唾をのみ、
ハムレットの最後のセリフを待っている。
幕は降りず夏の夜は今日も続く。