真夏の夜の夢 思うこと
Summer Edition
Hey Lula / Yen Chang
体調が悪いと言っても具体的にどこか疾患がある訳ではなく、全身の倦怠感が主な症状であり、結局は冷房病と飲み過ぎの合併症と自己診断した。
そう言えば今年は冷房の使用頻度が高い。夜眠る時以外は、家にいる間にはずっと冷房をつけて生活しているな。
一旦冷房を一日中つけている生活をしてしまうと中毒のようになってしまい、冷房がないと生活できなくなってしまう。アルコールも同じことが言えるが。
そんな訳で今日は冷房を切ってみたり、つけてもごく弱くしてみたりしている。なかなか快調で、あの独特の倦怠感がない。
すぐに楽な方に体が逃げようとするので困る。もう少し意志が強くなると良いのに。しくしく。
Both Yens / Yen Chang
帰宅する時には自分の机の上には何も書類がない状態にしていないと気が済まないし、書類は全てきっちりとファイリングしておかないと何となく気分が悪い。
営業でも、訪問リストや報告書等をファイルメーカーでデータベース管理して、分析してグラフにしたりするのが得意だったりする。
ところが私生活においては僕はすごく無精でだらしがないんだよね。
財布の中にいくら入っているのかも知らないことが良くあるし、自分の預金口座にいくら残金があるのかにも気を使わないことが最近多い。
知人に教えてもらった電話番号をその辺りにある紙片に書き留め、すぐに誰の番号なのか分からなくなるし、だいいちその紙片自体をどこかにやってしまうことも多い。
あんまりギチギチした生活というのも息苦しいが、最近の自分のだらしなさにはちょっと困っている。
で、自分の生活を改善しようとあれこれ企画するのだが、これがまた見事と言って良いほど長続きしないのだ。
良く「三日坊主」と言うが、僕の場合は「一日坊主」だったり、ひどいときは「妄想坊主」になってしまい、決意だけして一度も実行しないものまであったりして。
家計簿ソフトを買ってきても入力が面倒になってやめてしまったり、毎日ジョギングしようと決意しても一度も走らなかったり、お酒を控える日を設けようと決意しても一日しか続かなかったり。
生活になんらかの問題があるのだと思うのだが、どこから手を付けて良いのか分からない状態というのが実情かも知れない。
ある方の文章の一節を思い出す。「自分で生活を気持ちよくコントロールできるまで・・・。」
僕も「何とか生活している」という状態から、日々自分の生活に納得できるようにならなくてはいけないと痛感する今日この頃。
うーん、書いていて自虐に入ってきた。何とかならないものだろうか。
Soon / My Bloody Valentine
台所や部屋の中に、ちょっとでも食べ物が落ちていたりするとたちまち小さなアリが隊列を組んで部屋の中を行進していくことになる。
築25年も経っているので隙間から入り込んでくるんだろうけれども、時には布団の中にまで入ってきてしまうのでちょっと困っている。あちこち噛まれるし。
殺虫剤をスプレーすれば一網打尽には出来るのだが、やっていてあまり気持ちの良いものではない。
アリから見れば、まるで突然頭上からサリンをふりかけられたような気分なんだろう。彼らには罪はないのだから、ちょっと不憫である。
アリが入り込む通路がきっとあるはずで、その通路を遮断してやれば、無意味な殺戮を防ぐことができるように思うのだが、今のところまだ見つかっていない。
ゴキブリは全くいないし蚊も殆ど見ないのだが、どうしてこんなにアリばかりたくさんいるのだろう。
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1997年8月3日(日)
体調がどうも優れないので、日記の更新をさぼっていた。
自分で言うのもなんだが、僕は仕事においては大変几帳面である。
僕の部屋は3階建ての鉄筋建築の3階なのだが、部屋の中にどんどんアリが入ってくる。