秋の夜長に 思うこと  自閉編



1997年9月17日(水)


My Funny Valentine / Keith Jarrett Trio


皆さんこんばんは、立花です。元気ですか?

東京ではホントに久し振りに太陽の光を浴びることができました。青い空を見ているだけで何となく気が晴れるような気がします、て、別に落ち込んでるわけではないんですけど。

昨日の夜は久し振りに不明編なんてものを書いてしまいました。やっぱり楽しいですね、ああいう種類の文章を書くのって。多分基本的に好きなんだと思います。いつもの日記書く時間の4倍とかかかっても、全然苦にならないところが怖いですが。

今日はずいぶんと仕事が忙しくて、一日中バタバタしていたせいかどうかは不明ですが、いつものようなノイズ系の音は全然聴く気にならないのです。Keith Jarrettの音が心地よく部屋の中に響いています。ええ、もちろん今夜もバーボンでずびずびです。

バーボンを一本買ってきてそれが空になるまで飲み続けるのも良いのですが、半分ぐらい残して別のものを買ってきて、少しずつ種類を増やそうかなと思ってます。今3本目です。ある程度たまったら部屋の中にずらっと並べてみたいな、などと思ってます。

胃の方も大分具合が良くなったみたいなので、今夜はゆっくりと飲もうと思っています。



Autumn Leaves / Keith Jarrett Trio


豊泉さんとみやちゃんから推薦されていた村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読了。んんん〜〜〜、やっぱ良い。

村上春樹の長編は、エンディングへの持って行き方が物凄く好きだな。何て言ったら良いんだろう、まだうまく言葉にならないけど、とにかくすごく良かった。またしばらく時間が経ったら読もう。



When I Fall in Love / Keith Jarrett Trio


予想以上に心が動かされた直後には、うまく言葉にすることができないことって僕は良くある。

しばらく、そう、24時間ぐらい経過して、一度か二度眠ってからやっとうまい言葉が見つかってくる。すごく良かったコンサートに行った後とか、踊りに行ってメチャクチャ盛り上がった直後とか、ずっと前のことだけど、バンドやっててライブで唄った直後とか、そう言うときには何故かすごく気持ちは高ぶっているのにうまい言葉が全然出てこなくて、逆に寡黙になってしまったり。

でも良くコンサートの帰りなんかだと、近くを歩いてる女の子とかは、まだ終わった直後なのに凄い勢いで感想を語りあっていたりするから、みんなが僕みたいになる訳ではないんだと思う。きっと僕の感覚ってのがちょっとスローなんだろうな。

まあ、昔からそんな感じだから、しょうがないんだろうけどね。



The Song is You / Keith Jarrett Trio


湿気をたっぷりと含んだ夜の空気はなんとなくしっとりと部屋の中に漂っているようで、いつもは湿気大嫌いな僕も何となく今日のこの感じは気に入っていたりします。

せっかく気分が良い夜なので、ちょっと夜更かししてしまおうなどと目論んでいる次第。

やっぱ、Still Liveは良いな〜。←せんべいツッコミ用。

でわでわ。



 

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