秋の夜長に 思うこと 自閉編
1997年9月18日(木)
We're an American Band / Grand Funk Railroad
いえーい、音楽は体力だぜ、音楽はPAアンプの容量だぜ〜。我ら噂のマッチョなロッカーグランドファンクたちばな姫です、きゃー。んんん〜〜〜、何を不明なことを叫んでいるんだろうか。そろそろ僕もヤバイのかも。
という訳で今日は日帰りで出張に。僕の秘書兼運転手が会社の前まで迎えにきてくれたので、彼の差し出す傘を避けるように車に乗り込む・・・訳はなく、ええ、ずぶ濡れになってつくばまで行ってきましたよ、常磐線に乗り込んで。ああ。
NASDAなんてところにも行って参りましたよ、ええ、いわゆる宇宙開発事業団というヤツだ。科学技術庁長官を始めNASAの技術スタッフやNASDAの技術メンバーと共に、宇宙放射線が人体に与える影響に関してロシア側がまとめた白書の信憑性に関して激論を交わし・・・というのはもちろん嘘で、いわゆるフォロー訪問というヤツです。また何かありました際には是非とも弊社をよろしくお願い致します〜って感じで。
疲れを感じる暇もなく、夕方からは今度は夜の街に繰り出さねばならない。某コンツェルンの事実上の総裁と言われる男と赤坂の会員制クラブでAWACS導入にあたってのアメリカ国防総省と航空自衛隊航空幕僚本部の次官級協議の手ごたえと、機体製造元であるボーイング社の思惑に対するマクドネル・ダグラス社の動きに関する密談をアルマニャックのグラスを傾けながら静かに続ける・・・なんてことは当然のことながらなく、暇にまかせたブチョウに無理矢理会社の隣の居酒屋に連れてかれて説教ですよ、焼酎に梅干し入れてぐるぐるかき回しながら。はぁ、数字があがらなきゃ営業なんてゴミみたいなもんだね。ああ。全然飲む気にもならなかったよ。
まだ片付いていない仕事があるのでそのまま会社に戻る。今夜中にどうしても某製薬会社に届けなければならない重要書類を仕上げてしまわなければならない。モニタに神経を集中していると電話がなる。受話器をとると彼女からだった。彼女は泣きはらしたような声で僕に、一体次はいつ会えるの?、このまま離れているともう死んでしまいそうと囁いた・・・はずもなく、一人寂しく残業してるのに飽きて友達に電話してしまったり。思わず恋愛について語ってしまったりして。ふと時計を見るともう10時半、ああ、もう帰ろう。
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