あなたの温もり 思うこと 不明編
1997年10月14日(火)
Love for Sale / Hank Jones Trio
アタマの中ではずっとグルグル色々なことを考えているのだが、残念ながらまだあまり具体的な「言葉」まで固体化していない状態で、うまいことアタマの中味を表現することができないみたいだ。ただ一つだけはっきりと言えるのは、僕と僕の周りが、また動き始めているということ。ここ数年ずいぶん静かだったものが、またさわさわと音を立て始めているような感じ。
もうしばらくすると、言葉にすることができるような気がする。
Autumn Leaves / Hank Jones Trio
人が話しているのを黙って聞いていたりすると、「立花、怒ってる?」などと尋ねられてしまったり。
久々に物思いに耽るというのも、なかなか良いものだ。
My Funny Valentine / Hank Jones Trio
うーん、何とも不可解な小説だった。誰かの批評記事か何かを読まないことには、自分なりにどう評価していいのか、いまいち自信がない。
確かに個々の文章は相変わらずすごく素敵だし、構成もカッコイイのだけれども、余りにも多くの謎を残したままストーリーが完結してしまっていて、結構欲求不満状態。でもひょっとすると、単に僕が彼の言わんとするところを掴んでないだけのような気もするし、何とも不安な状態で放り出されてしまったようだ。もう一度じっくり時間をかけて読むべきなのだろうか。
Both YenS / Yen Chang
で、仕方がないのでフィルターペーパーの代わりにティッシュペーパーを使ってコーヒーを製作していた。まあ、ずば抜けて美味しいものはできないけれども、一杯いれるぐらいなら、そこそこのものが作れる。ちゃんとフィルターぺーパーを使った時に比べると、どうも苦味が強く出てしまう傾向があるように思う。恐らく紙質の違いのせいだろう。ようやく今日フィルターを買ったので、明日からはまたいつもの美味しいコーヒーが飲めることになる。うふふふふ。
で、コーヒーと言えば、僕は苦いコーヒーも、酸味の強いコーヒーも好きじゃない。抑え目の苦味と酸味の代わりに、たっぷりとコクがあるものが一番好きだ。
若い頃からずいぶんコーヒーにはこだわったけど、結局最終的に辿り着いたのは、MJBの缶入りのもの。
確かにいろんな銘柄のコーヒーを豆のまま買ってきて挽いてから製作すると香りは断然良いのだが、どうしても僕の大好きな味が出てこない。苦味や酸味が強すぎてしまい、コクがその後ろに隠れてしまうような感じ。
MJBのは、もう既に挽いてあるので、製作は簡単。ただ、ある程度日にちが経過すると、著しく香りが弱くなってしまう。まあ、それは致し方がないんだろうけれども。
じっくり蒸らして、細いお湯で丁寧に製作すると、それはもう、モウモウっっt!てなコーヒーができあがる訳ですよ、ええ。
明日の朝が楽しみだ。
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あれこれと色んなことを考えることが多くなるとどうしても無口になる。当然と言えば当然なんだけど、やはり考えながらベラベラとしゃべり続けることはうまくできない。
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読了。
先週末からずっとコーヒーフィルターが切れてしまっていた。