I think therefore I am

春の麗らの　思うこと　繚乱編

1998年4月15日（水）

Helter Skelter / The Beatles

まだ昨日のお通夜の余韻を引き摺ったまま目覚める。

昼前に一瞬だけ分厚い雲が散り散りになり、柔らかい陽射しに包まれる。ふと空を見上げ、せんべいさんとタミーさんと親父さんのいる食卓を思い出してみたり。
夜は会議。
今日は比較的早く終わったのでシャチョウとブチョウとスギモト君と飲みに。市ケ谷の寿司屋に連れていってもらい、ロイヤル（サントリーだっけか？）をロックでずびずびとやる。
ふと気付くとすっかり悪酔いモード。なんだろか、やっぱり体調が悪いのか、疲れがたまっているのか、それともこのロイヤルが悪いのか。
滅多にお酒を飲まない人には分からないかも知れないけど、毎日高濃度のアルコールを摂取し続けていると、たまに悪酔いしたりするとその事実をなかなか受け入れられない。たくさん酒を飲んだんだからたまには悪酔いもするよな、とは思えない。どうして昨日と同じぐらい飲んだのに今日に限って悪酔いするんだろうなどと考えてしまう。そんな余計なことを考えるとますます頭がぐるぐると回る。
フラフラしながら電車に乗り込む。運良く三鷹止まりの電車だったから寝過ごさなかったけど、これが高尾行きとか河口湖行きとかだったら一体どうなっていたことだろう。恐ろしい。
ずるずるとタクシーに乗り込んで帰宅。胃がむかついてどうしようもないのに、吐く元気もなくそのまま横たわる。あっという間に撃沈。残業のニナが帰ってきた頃にはすっかり熟睡モードだったらしい。