春の麗らの 思うこと  繚乱編


1998年4月27日(月)

Let's Go Crazy / Prince and the Revolution


会社の新入社員と一杯飲みに行った。

彼は今年専門学校を出たばかりの20歳の男の子。若いわりには落ち着いているけど、二人で話をするとやっぱりまだまだハタチの男の子という感じだ。

で、ついつい話しているうちに説教臭くなってしまう自分が嫌になってみたりとか。でも自分が二十歳の頃の事を考えると、つい時間を有効に使った方がいいよ、とか言ってしまうのだ。ぐぅ。

僕が二十歳の頃なんて、まだそれほど物事を考える訓練をしてなかった頃だから、今にも増して刹那的に、そしてひどく感情的に生きていたような気がするな。

新入社員君は酒をあまり飲まないので、ビールを一杯ずつ飲んで、つまみを数品とって、僕がバーボンを1、2杯飲んだら、彼はとても手持ち無沙汰にそうになってしまったので、あっけなくお開きに。店に入って1時間も経ってなかったぞ。こう言うとき二人とも酒のみだと延々と居座れるのだけど、まあ仕方ないでしょ。

9時過ぎに家に帰ってきて、「さあて日記でも書こうかな」、とファイルを開いたところで何故か猛烈な睡魔に襲われてそのまま眠ってしまう。

ニナが帰ってきたのにも気付かなかった。


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