春の麗らの 思うこと 繚乱編
1998年5月2日(土)
Both YenS / Yutaka Fukuoka
ふーむ、そうか。日記猿人の先月のランキングで、僕の日記は15位だった。言われてみれば、じりじりと順位が下がってるな、最近。
いや、僕の日記への投票数が減っている訳じゃなくて、周りの人達の得票の伸びが僕の日記の伸びを大きく上回っているって感じだろうな。「思うこと」への投票も順調に伸びてはいるんだけどね。
せっかくランキングに参加してるんだから、もっと多くの投票をしてもらえるように、頑張らなくちゃいけないな。
シゴトから帰ってきて疲れて眠りました〜、なんて日記を週末にまとめてアップしてるようではイカンですな。しくしく。
ランキングで上位になる為の文章なんてバカらしいから書かないけど、やはりわざわざ僕のページに読みに来てくれる人がいるということを、もう一度ちゃんと認識して、感謝して書かねばならぬな。
Circle Dance / Yutaka Fukuoka
今日は朝寝坊の日。最近は何故か休日になると平日よりも早く目覚めてしまうという状態が続いていて、眠い目を擦りながらもあれこれとしていたのだが、やはりそれだと疲れがとれない。今日こそは朝寝坊してやろうと気合を入れて眠ったのだが、それでもやっぱり6時には目が覚めてしまった。
いつもならここでコンピュータの電源を入れて活動を始めるところなんだけど、今日はどうしてもカラダを休めたかったから、強引にもう一度眠る。おお、ちゃんと眠れるものだ。結局9時半ぐらいまで眠っていた。
ちょっと前までは昼過ぎまで平気で眠っていたんだけど、最近どうも眠っているという状態がもったいないという気持ちが強くって、カラダは疲れ切っているのに早起きしてしまう。9時半に起きてもちょっと悔しいような気がしてしまうのは、どうもシゴトに追われている今の生活からして改善しなきゃいけないかもな。
結局午前中は日記書いたり日記読んだりダラダラと過ごし、昼過ぎから行動開始。食事を作るのが面倒だったので空腹を抱えたままニナと二人で吉祥寺へ向かう。
Bon Voyage / Yutaka Fukuoka
途中モスバーガーで遅い朝食。吉祥寺ではひらすら食材を買いまくる。ニナは輸入物のシードルを求めて彷徨っていたが結局見つからず。六本木の明治屋だのナショナルスーパーだの行けば一発で見つかるんだろうけれども、どうにも六本木界隈まで出ていく気にならんのだよ。両手で抱えきれない程の荷物を持って帰宅。夕食の支度。今夜のメニューはそぼろ御飯と豚汁です。一部ニナに手伝ってもらい、美味しく完成。やっぱりお味噌汁と御飯という組み合わせはどうしても捨てがたいところだな。イタリアンもいいけど、時々和食を入れないとなんとも息が詰まってしまう。
食後に散歩がてら近所まで再び出て、明日のカレパに必要なモノなどを買い揃える。低い雲が物凄い勢いで流れていて、まるで台風の前後のようだ。明日河原は大丈夫なのだろうか。
現在ニナは明日のカレパに持っていく食料を作成中。
Shakti / Yutaka Fukuoka
今日の吉祥寺は物凄い人出だった。さすが連休中。これでも以前に較べるとずいぶんと人出が減ったそうだ。多摩地区のあちこちにデパートなどの大型店が出来たので、吉祥寺への人出は年々減っているそうだ。確かにここ最近、昔ながらの古い商店が潰れて、後にチェーンのコーヒーショップが出来たりとかしている。だんだんオリジナリティが失われていくのを見ているのは何とも寂しいものだ。
それでも僕はやっぱり吉祥寺が一番好きな街だ。六本木だの渋谷だのに較べると遥かに居心地が良いし、僕との相性もいいように思う。
こっちに引っ越してきて1年と4カ月ほど経ったけど、確かに環境が人を変えるというのは当たっていると思う。この1年ちょっとの間に、僕は自分の中でぐちゃぐちゃに混乱していた部分がずいぶん整理され、クリアになってきたと思う。
コンクリートでガジガジに固められ、虚栄心と欲望の渦巻く都会の真中で暮らすというのは、僕にはちょっと似合わない。確かに10代後半とかは、家のすぐ近くにディスコがあったりクラブがあったりっていうのは便利だし、友達とかに「すごい〜」なんて言われるのが気持ち良い時期もあったけど、そんなものは僕の本質とは全然関係のない部分であって、単に僕が西麻布に住んでいることを褒められる為に嫌々住み続けるなんて、あまりにも馬鹿げている。
でもやっぱり時々あの六本木のキラキラした世界を懐かしく思ってしまうあたり、僕もまだまだ青いな、などと思ってしまったりもする。
そう言えば、もう随分328にも行ってないな。誰か、今度一緒に踊りに行こうよ。
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