春の麗らの 思うこと  繚乱編



1998年5月7日(木)


Reverence / The Jesus and the Mary Chain


奥さん、夏です。

という、どうもマネっこ丸出しのスタートです、わっちゃん、許してね。

それにしても暑い暑い。ただ気温が高いだけじゃなくて、湿度がもうハンパじゃなかった。こんな日に限って黙々と歩き続けてしまったりする訳です。ええ、もちろん僕の場合は誰かみたいな徒歩フェチな訳ではなくて、お仕事です、お仕事。

先月に買った万歩計も今日はバッケンレコードですよ。えーと、20,860歩。ねえ、これってちょっといくらなんでも歩き過ぎじゃない?これはちょっと体に悪そうです。だって、普通良く言うじゃない、「健康のため1日1万歩」とかって。歩くのだってきっとお酒やセックスと一緒で、適度にやるのは健康に良いけど、やり過ぎると良くないに決まってるものでしょう。ねえ(誰に向かって問いかけているのかは読んでる人の想像にお任せします)。明日はもうちょっとサボるように気を付けましょう。いや、ほんと。

体も喉もカラカラに乾いて帰宅ですよ。すぐにお風呂に入ってますますカラカラになった喉に、バーボンソーダを一気に流し込んでみました。

ふざけるなっっ!

あ、すみません、間違えました。これは某氏のリクエストにより特別復刻版の雄叫びでした。正しくはこっちです。

嗚呼、うますぎるっっ。

いや、マジで旨いです、これは。今日会社のスギモト君が計算してくれたんだけど、歩幅を60センチとして二万歩歩いたら、単純に計算して12km。階段とかは一歩60センチも歩けないとしても、まあ10キロは歩いているんじゃないでしょうか。これだけ歩けば喉も渇くというもの。炭酸の刺激が喉にたまりません。ううううう、うまいよー、んまいよー、んまいよー。

このままおかわりを作ってしまうときっと二杯目も一気に飲んでしまいそうなので、ちょっと休憩中。それにしても誰もいない部屋の中で一人でバーボンソーダの一気飲みってのも、どうかと思うなー。



Hunting High and Low / A-ha


昨日の日記はずいぶんと連打を頂きました。

でも面白いことに、連打が多かったり、読了ボタンの数が多い日って、日記猿人への投票は少ないんですよ、これが。

僕は読了ボタンと得票数の相関関係を分析したりするのは面倒なので、単に好きだと思った人にとってはすごく良い日記で、そうじゃない人にとってはかなり鼻につく日記だったんだろうぐらいに考えてます。

でも確かに昨日みたいな重い日記って、読みたくない気分の時には思わず僕でもウィンドウを閉じちゃうかも知れないもんなーなどと思ってしまったり。

でもどうしても時々ああいったエゴイスティックな文章も書きたくなっちゃうんだよね。

やっぱり強く心に思ったことは、文章にして残しておきたいものだから。



It's My Life / Talk Talk


さて。

僕は酒をこよなく愛し、やたらと酒ばかり飲んでいるのだけれども、一応僕なりの飲酒ポリシーというものがあるのだ。

まず、大前提としては、他人に無理に飲ませないということ。僕は自分自身が無理に飲ませられるのが大嫌いだから余計そう思うのかも知れないんだけど、一応相手にすすめて飲まないようだったらそれ以上は基本的に無理に飲ませることはしない。

これは優しさでも気遣いでもなくて、単に無理に飲ませて相手が潰れてしまい、後で介抱するのが面倒臭いからなんだけどね、きゃー。

バーテンなんか長くやってると、何度も潰れた客を介抱する羽目に陥る訳ですよ。キレイなお姉さんが酔っ払って具合が悪くなるんなら、こっちも喜んで介抱するんだけどね、大抵はバカのみしたオヤヂのゲロの始末とか、自分の限界を知らない若者が急性アルコール中毒でぶっ倒れたとか、そんなのばっかりだったからな。もうああいうのはいいって感じで。

もう一つのポリシーは、潰れないってこと。それに付随して吐くまで飲まないってのも。だいたい僕が潰れたら誰が僕を運んでくれるんだ(泣)。

大学生の時に一度だけ無茶飲みをして見事に潰れてしまったことがあるんだけど、その時は僕の巨体を8人がかりで運んでくれたそうです。両手両足一本に二人ずつってことで、お神輿かつぐみたいにして、わっしょいわっしょいと、家まで連れて帰ってくれたらしいんだけど、その後もう避難轟々で、今でも時々文句を言われてしまったり。

まあそれは冗談だけど、やっぱり散々他人が酔って他人に迷惑を掛けるところを眺めてきた人間としては、潰れるまで飲んではいけないと、つくづく思っている次第なのです。まあ、眠くなって寝ちゃうぐらいはいいけどさ。やっぱり完全酩酊意識不明はまずいでしょう。

あ、それともう一つあった。それは、酒のせいにしないってこと。

あの時は酔っ払ってたから〜、という言い訳はしないようにしている。確かに酔っていると言動が大胆になったり乱暴になったりすることはあるけど、酒に酔っていた自分を、まるで今の日本政府が旧日本軍について語るみたいな感じで、まるで別人格が行動していたかのように語るのは、やっぱりマズイと思う、というか、別人格が行動していたような気がするまで飲んではいけないということなんだけどね。

飲んでる時に散々口説いておいて、翌日には何も覚えていませんでした、なんてのは、是非避けたいところです。過去にそんな経験もあったからこそ今こんなことが言えるんだけどね。きゃー。

でも少なくとも、ネットの世界の皆さんと飲むようになってからは、一度も上のポリシーに触れるような飲み方はしてないと思う。きれいに飲めなきゃ、酒好きを看板にできないからねぇ、やっぱし。




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