春の麗らの 思うこと 繚乱編
1998年5月15日(金)
Summertime / Janis Joplin
昼は熊谷方面へ。
時間がないからよっぽど新幹線を使っちゃおうかと思ったんだけど、何も自費負担でそんなことする必要もないなということで、いつもどおりタラタラと普通電車の旅。
ぐわー、やっぱり何度行っても遠いぞ、熊谷。しかも駅から客先までが更に遠いこと遠いこと。なにしろ県境を越えて群馬に突入だからなあ。
仕事は30分ちょっとで終了。今来たコースを戻る戻る。どんどん戻る。電車の中では本を読んだり、ちょろっと眠ってみたり。途中携帯に業務連絡あり。
夕方に会社に戻ると何やらバタバタしている。非常にバタバタしている。あたふたと仕事を片付けるが、どうしても客先と調整がつかない部分が残り、仕方ないので客に僕の携帯の番号を教える。これ、嫌なんだよね〜。
何とも週末的気分に浸れないまま会社を出て、一路吉祥寺へ。
West End Girls / Pet Shop Boys
そう、今日はオクラホマからはるばるお帰りAkkoさんを囲む会なのだ。
メンツはせんべいさん、haruちゃん、かおり、そして僕。山本Kさんは仕事の都合がつかず残念ながら欠席。
吉祥寺の駅に佇む4人。何かが違う、何かがおかしい。そう、主役のAkkoさんがいないのだ。
ううう、そうなのだよ、帰国しているはずのAkkoさんから連絡が入らず、結局主役不在のまま友達だけが集まってしまった。携帯に連絡が入るかと思って直前まで待ってたんだけど、というか、会合が始まってからも待ってたんだけど結局連絡なし。うーむ、どうなってしまったんだろうか。
仕方がないので4人でぷらぷらと歩く。珍さんの店へ。歩いている途中さっき携帯の番号を教えた客から電話が入り、なにやらややこしい話。いっきに萎える。あああああ。
店で順番待ちの間にもまた電話が入る。更にややこしい話に。ううう、全然飲む気分じゃなくなってきたぞ。僕が一人で騒いでもどうしようもないことなので、とりあえずブチョウの携帯に電話。全然繋がらない。いや、繋がっているけど出ない。くそー、どうせもう酔っ払っちゃってるんだろうが。ぐううう。
いい加減腹が立ってきたので、ブチョウが毎晩飲みに行く居酒屋の電話番号を調べて呼び出してもらう。ようやくブチョウと連絡がつき、この件は僕の手許を離れる。だってだいたい僕とは全然関係ないフェーズの話じゃない、これって。どうして僕が相手しなきゃならないのさ、まったくもう、ぷんぷん。
ぷんぷんと怒りながらも仕事が無事終了したのでやはり笑顔が出てしまう。ニヘラニヘラ。
みんな超空腹状態だったので、まるで屍に群がるハイエナのように猛烈な勢いで料理を注文し、猛烈な勢いで食べる。せんべいさんが「烏龍茶から氷を出すテーマソング」を唄ってくれる。
携帯を窓際に置いて、連絡が入るかどうかずっと待っていたのだけれども、結局Akkoさんからは全然連絡が入らない。うーむ、どうなっちゃってるんだろう。ぶつぶつ言い合って、結局「Something better than us(僕達よりと会うよりも素敵な何か)」なことがあったんだろうという結論に。明日のぷろくらオフに出てきたらツッコミをいれにゃあならんな、こりゃ。
僕が春巻を二つ食べてしまったことで周囲から攻撃されてしまう。勢いに乗って春巻をもう一皿追加したら、今度は食べきれない。僕はビールと紹興酒、他の皆さんは桂花陳酒のソーダ割りをずびずび。とにかくもうオナカが一杯。ちょっと食べ過ぎですな。
途中で「今日の集まりはオフかオフじゃないか」という話になる。連絡も携帯でやってるし話題も日記の話じゃないし、これはもうオフではない、という結論に至る。うーん、確かに、もはやこれは友達同士が週末に集まってるってノリだな。
すっかりオナカもいっぱいになったので、場所を変えようとということで店を出る。この時点で携帯は鞄の中にしまった。
二件目はせんべいさんお薦めの、カクテルエレベータの店へ。せんべいさんはシャブリ、haruちゃんはカルバドス、かおりと僕はハーパーのロックを。満腹だからちょっとやそっと飲んでも全然酔わないです、ハイ。
途中何故か避妊の話になり、「立花責任をとらない発言」により一同から非難轟々。ニナから拒まれ続ける様子を日々日記に綴ったら良いなどとのアドバイスを受ける。うーむ、責任をとれないというのは全然違う意味だったのだが、まあいいや。ちなみに僕はきちんと避妊をしてます、ハイ、念のため。
お通しで何故か冷凍のライチが大量に出てきた。せんべいさんとかおりと僕でライチを口に銜えてharuちゃんを襲撃してみたり。それにしてもライチって皮を向くと、なんともペニスの亀頭の部分みたいだなあ。
途中から意味不明のマッサージ大会に。3人で一人をマッサージする。僕だけやってもらえなかった。しくしくしくしく。それにしてもせんべいさんの肩を揉んだ直後にharuちゃんの肩に触れると、勢い余ってバキバキ壊してしまいそうなぐらい、細い肩だった。
そうこうしているうちにもう2時過ぎ。とりあえず店を出る。ふらふら歩いていたらどこからともなく「オナカがすいた」という声が。あれだけ中華食っといてまだ食うんかい、と思ったけど、良く考えたら僕もちょっと小腹が減っている。てな訳で深夜のデニーズへ。
全員しっかりと食事を摂取。なんだかすごいね。しばし歓談後、いよいよお開きに。みんながタクシーに乗るのを見届けてから帰宅。
家に帰ってメイルチェックをしたが、やはりAkkoさんからは何の連絡もないまま。やっぱり「something better than us」だったのだろうか。ぐう。まあ楽しかったからいいけどね。
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ほどなく吉祥寺に到着。